練習中は黙ってやっててもつまらないので、Podcastを延々聴きながらやっている。定番はUFCで解説者をやっているコメディアン(日本で言う所のお笑い芸人)のJoe Rogan氏のJoe Rogan Experience Podcast。1年半くらい前の開始時から聴き続けているが、クソ面白過ぎる...むちゃくちゃIntellectualで、UFCを始めとしたMMA (総合格闘技)の裏話、最近アメリカで熱いAncient Alien Theoryの話など、むちゃくちゃ広い分野に渡って深くて笑える話をたくさん提供してくれている。加えて、最近は頻度が落ちているが、IL Podcastがアップされたらそれも欠かさず聴いている。
今週フィーチャーされていたSyracuse 04で元Boston Cannons & US代表 06、Powell兄弟の三男、Mikey Powell氏のインタビューが結構面白かったので、クイックに紹介。(リンク)
Powell 3兄弟の中でも最もKidsに人気があったMikey。体は小さいが、そのぶっちぎったスピードとアジリティ、そして何よりも常識を越えた発想と自由さで、多くのファンを魅了してきた。
印象に残るMikeyのプレー。180°真逆に切り返すこのcross overの動きは正にsignature movement。あれ?どっかで最近...と思ったらUNC-DenverのBilly Bitter。恐らくBitterもMikeyの動きを繰り返し見てパクった口だろう。
いくつか印象に残ったコメント。彼のラクロスに対する愛、生き方、兄への尊敬など、非常にlaid-backな(肩の力抜けまくりの)声とは裏腹に深い印象を残した。
近況
- 08年のMLL引退以来、ラクロスの第一線からは遠ざかって来たMikey。趣味の音楽を突き詰めて、アコギ片手にコンサートを開いたり、という事をしていた。NCAAの集客試合やFinal 4ではESPNUのケイジでちびっ子相手にラクロスの新しい遊び方を披露したり。
- 最近どうしてるの?という質問に対して。
- 「まー、相変わらずぶらぶらとやりたい様にやってるよ。基本的に。最近カメラに凝ってるかな。それが俺の生き方でありスタイル。あと、今週末のLXM PROで久しぶりにプロとして復帰する予定。でも今後は白紙。」
人生としてのラクロス
- 夏に行われたイベント、Upstate NYで行われたLake Placidトーナメントに参加。Syracuse OBチームとして面白おかしく過ごしたとのこと。
- 子供の頃から参加していたイベントで、思い入れがある。このように、大学で出会った選手たちと、それぞれ散り散りバラバラになり、各々の趣味やキャリアに従って別の方向に進んだチームメート達がこうやってラクロスという共通の趣味を軸に時々集まり、楽しい時間を過ごすというのは掛け替えの無い素晴らしい体験だ、とのこと。
自由なプレーに対するこだわり
- 自分がSyracuseでプレーしてた時は、もちろん、勝つためにやってたけど、ボール持ったらとにかくびっくりするようなこと、何か創造的で新しい事をやってやろうといつも狙っていた。あんまし教科書通りにやっても面白くないし。自分は人生を通してとにかくそういう、Authorityとか、Establishmentとか、何か形や枠組みに捕われたり押し込まれたりするのが本当に嫌いだった。
- 「Freedom」とか「Autonomy」とか、如何に自分の自由な発想を解き放てるか、枠組みに捕われるなく面白い事が出来るか、それが自分にとってのラクロス。
最近のNCAAのプレーに対する感想
- 最近NCAAの試合がどんどんHCによる戦術合戦になり、ペースが遅くなり、ポゼッション重視、Zone DF Heavyになってきているが、それについての感想は?と問われ
- まあ、俺が正しいとは思わないし、あくまで一つの意見だけど、と注釈した上で...
- 自分がやってた頃(7-8年前)と今のルールはほとんど同じ。でも、俺らの頃は、とにかく相手より一点でも点を多く取ってやろう、バンバンシュート打って、点取って、それで勝ってやろうとしか思ってなかったし、それが最高に楽しかった。
- 今みたいに選手たちが「おっと、ここでミスしないように制御しなきゃ」と保守的になって、ボールを保持してるのを見ると、ちょっと残念な気持ちになる、と。
今年2年ぶりにMLLに復帰した兄のCaseyのプレーへの感想
- 今年、レギュラーシーズンの最後に、請われて、Playoffを控えた若手中心のチームであるHamilton Nationalsに復帰したCasey。準決勝、決勝で、リーダーシップを発揮し、獅子奮迅の活躍を見せ、同様する若いメンバーを奮い立たせていた。
- その彼を見てどう感じた?というコメントに対して。
- 「Caseyは兄でありながらも、自分が子供の頃から本当のヒーローとして憧れて来た存在。34歳の今、ラクロス選手として必要なものは全て手にし、これ以上もう何もproveする必要なんかないはず。そんな彼がフィールドの上で必死の形相で誰よりも頑張って勝ちに向かって努力していた。その姿を見て、兄弟として誇らしく想い、true heroだなと感じ、尊敬を新たにした。今度また会って話すのが楽しみだ。」
と、なんともヒッピー感満載の、ザ・自由人なキャラクターが全面に出たインタビューだった。それにしても、以前四男の記事でも紹介したが、本当に息子たちの自由な発想や生き方を尊重した育て方/両親だったんだろうなとつくづく感じる。
最後に、先週末のLXM PRO 610。Phillyでのプレー。全部BTB (Behind the Back)なんてQuarterを作ったっぽい。
最後に、先週末のLXM PRO 610。Phillyでのプレー。全部BTB (Behind the Back)なんてQuarterを作ったっぽい。