2008年は#22 AT Mike Leveille、#44 MF Steven Brooksに率いられ、準決勝でVirginiaを劇的逆転勝利で破り、決勝では#9 Paul Rabil、#24 Kevin HuntleyのHopkinsを破って優勝。2009年は#22 AT Dan Hardy、#3 Matt Abottら4年生が決勝でCornellをこれまた終了間際の同点、延長でのCody JamiesonによるSudden deathゴールで劇的優勝。高い期待値の下、新たに#22を継いだJamiesonと共に三連覇を掛けて挑んだ昨年は、まさかのArmyによるupsetで一回戦敗退。全スポーツを含めたNCAAトーナメント史上最大のupsetとも言われ、ラクロスファン以外にもそのニュースは伝えられた。91年以来のホームCarrier DomeでのPlay offに於ける敗戦。試合終了後の無言で顔面蒼白のSyracuseの面々が未だに忘れられない。
雪辱を掛けた今年、昨年の主力メンバーがほぼ全員残留。栄光の#22を継ぐのは昨年#1を背負い1年生らしからぬ活躍を見せていたJoJo Marasco。HopkinsからはTom Palasekが加わり攻撃陣に厚みを与えている。
MLLドラフト(リンク)
48人の枠中、最大の7人が指名。AT, OFMF, DFMF, LSM, Close DF, Gと、全てのポジションに4年生のAll American級の選手が揃う。
- 2. Rochester Rattlers: Joel White, LSMF
- 6. Hamilton Nationals: Jeremy Thompson, M
- 8. Rochester Rattlers: Jovan Miller, M
- 10. Boston Cannons: Josh Amidon, M
- 16. Boston Cannons: John Lade, D
- 20. Rochester Rattlers: John Galloway, G
- 25. Hamilton Nationals: Stephen Keogh, A
チームロースター(リンク)
Mark Dixonの解説(リンク)
- 7人のAll Americanクラスの4年生がいる。もし今年優勝すれば、98年のPrinceton以来の、4年間のうち3回優勝を経験した代ということになる。
- 既に2回優勝しているが、去年Armyに一回戦でまさかの敗北を喫し、尚ハングリーなはず。
DF
HC John Deskoインタビュー(リンク)
- 全米No.1。G #15 John Gallowayは去年のNo. 1 Goalie。セーブ力はもとより、ATまでレーザービームでパスを通して来るスティックスキルを持つ。司令塔として最強DFを統制するリーダーシップも。
- #40 John Ladeは3年に上がる際にVillanovaから転校して来た。基本に忠実で超粘り強い。若干身体が小さいが、ハートでカバー。
- 2年 #10 Brian McGillが脇を固める。Ladeのカバーがあるので安心してボールを奪いに行ける。
- 全米最高LSMの#11 Joel Whiteはドラフト2位指名。身体能力とスティックスキルが高い。
- Jeremy Thompson、Jovan Miller、Josh Amidonの4年生MF軍団。
- #4 ThompsonはFO, DF, OFとフルに使われ若干後半消耗した感あり。FO支配率58%。
- #9 Josh Amidonは去年14点だが、もっと点取れるはず。
- #23 Jovan Millerは元々DF Shorty MFだったが、オフェンスも急速に成長している。
- MFは層が厚く、その他も強力な選手が控える。
- 昨シーズン若干課題だったのは、オフェンスを統制し、ボールをdistribute出来るQuarter Back(司令塔/バスケで例えるならポイントガード)の不在。
- 今年のSyracuseは、昨年怪我で余り試合に出ていなかったJoJo Marascoという適役を見つけるに至った。(JoJoはそれに伴い去年までの#1を脱ぎ、栄光の#22を2年生で早くも背負うことに。)Mark Dixon曰く、彼が今年のSyracuse浮沈の鍵を握ると。
- 次はHopkinsからの転校生、3年生#14 Tom Palasek。ダッジ力は即戦力。
- #28 4年生Stephen Keoghはスナイパーのフィニッシャー。
- Coach Deskoの息子3年Tim Deskoも去年要所要所で得点してチームをピリッと締めていた。
HC John Deskoインタビュー(リンク)
- 基本去年と一緒のチームだねと。DF/OF共に去年のメンバーがほとんど戻ってくるので。
- 2010年のチームは非常に良くやったと思う。レギュラーシーズンでは結局一回しか負けてないし。
やはりメンツを見ると、Syracuseが一番安定した強さを持ってるように感じますね。今度行われる、2戦目に22得点とっちゃてるVirginiaとの試合が楽しみです。
返信削除しかし、ILの記事でBratton兄弟がStony Brook戦に出ないってあったので、この試合もどうなるか、わからない気がします。
玄徳
返信削除書き込みさんきゅ。だな。Bratton brothersどうなんだろね。Team rule violationなので、遅刻系か、門限破り系か、なんかそんなんかね?ま、最悪戻ってこなくてSyracuse戦失っても、シーズン初期だし、特に問題無しっしょ。今日のMarylandがどんな感じかってのが気になるね。あと実はHopkinsがちょっとずつ形になりつつあるっぽい気配を感じるね。
いたる
いやぁ、Marylandは強いっすね。20点取ってますし。そして確かにHopkins安定して勝ってますね。次のPrinceton戦どうかなぁって思ってたら、先にPrincetonがHofstraに負けちゃって、やっぱHofstra強いのか、という思いが。ちなみにHofstraは今年日本にくるらしいので、ちゃっかり応援してます。
返信削除あとStony Brook-Virginiaが去年のNCAAトーナメントのデジャヴか!ってくらいの激アツ延長戦だったらしいですね。Crowleyの大車輪の活躍と、Stanwickの得点量産具合がハンパないっす。
そしてまさかDukeがわずか3得点でPennに負けちゃって、(負けたDukeには失礼ですが)なんか面白い展開になってきて、目が離せませんね。
最後に今日 ND-USA戦のDVDもらって早速みます。ありがとうございます!
あ、そうなの?Hofstra来るの?そりゃいいね!でも、多分だけど、MLL開幕しちゃってるから多分Jay CardとかSteve Serlingとかは来ないかもね...(去年は決勝直後、ドラフト直前だったからScott Rodgers来られたけど)
返信削除Dukeはしんどいね。今んとこ。でも、わからん、playoffは出られないかもだけど、後半結構立て直して来ることに期待だね。Danowskiコーチの指導力と、あの素材としてのポテンシャルを考えると、後半ちょっと良くなって来る気がするだよな。最悪ならなくても、来年、再来年以降はまた優勝戦線に戻って来るっしょ。