2011年6月19日日曜日

MLL 2011 vol.05 Hamilton Nationals @Rochester Rattlers (6/4 @ESPN3)

元Rochester RattlersがTorontoに移転してToronto Nationalsになり、2連覇を果たした後、今年Hamiltonに移転してHamilton Nationalsになった。つまり、本家本元Rochester Rattlersは実は今のHamilton Nationals。因縁の対決。

一方のRochester Rattlersは去年までの弱小Chicago Machine。移転を機に汚名を雪ぎたいところ。

共にNCAAが終わって参戦したRookie達が結構目立っている。
  • Rochesterは、#16 G John Galloway (Syracuse 11)、#11 LSM Joel White (Syracuse 11)、DFMF Jovan Miller (Syracuse 11)とSyracuseのDF軍団が集結。Gallowayはさすがに初戦でMLLの洗礼を受け、シュートのレベルの高さに苦しんでいた。数試合してアジャストして来れば、持ち前のoutlet passの素晴らしさが武器になって来る筈。Joel Whiteは早速活躍していた。
  • Hamiltonは#74 MF Jeremy Thompson (Syracuse 11)がいきなり存在感出しまくり。オールラウンドでシュートが上手くて勝負強く、何と言うか、ストリートスマート(狡猾で要領がいい)。今週のRookie of the Week賞を獲得。今週のデビューまで、若干サイズが劣るし、オールラウンドに何でもこなせる一方で、見方によっては突き抜けた一芸が無いからきついかな?とも心配していたが、なるほど、こんなにMLLに向いてたのか。
結果は、接戦で熱い試合。最後にRattlersの大ベテラン#9 MF Matt Striebelが2-point shotを含む3得点で一気に追い上げ、最後は一点差の14-13。Hamiltonが辛勝。ここまで勝利無しの2チームだったが、Hamilton Nationalsは結構ポジティブな要素が多く見られた。
印象に残ってるのは、

Hamilton Nationals (Roster)
  • 今シーズンここまで沈黙していた、元世界最強AT #24 John Grant Jr. (Delaware 99/Team Canada 02, 06 & 10)が、ここに来て少しずつ調子を取り戻しつつある。DFを背負っての得意のBTB (Behind the Back)で決めまくり。Rattlersの新人Goalie Gallowayがさすがにビビっていた。
  • LSM Brodie Merrilが引き続き固いDFと鬼のトランジッション&オフェンス力で貢献。
  • あと、今年からLXM Pro TourからMLLに復帰した、#1 Joe Walters (Maryland 06)がこれまた曲者な存在感を発しまくっている。元ATだが、ここのところOFMFとしてDodgeにクリースに、そして職人の域に達しているシュートと、DFからすると嫌ーなキャラになっている。
  • あと、何気に渋ーーーく活躍してるのが#22 AT Cody Jamieson (Syracuse 10)。クリース周りで左一本でサクサク点を取っている。NLLエリート。
Rochester Rattlers (Roster)
  • やはり去年までの柱だったLeveille兄弟(Kevin/Mike)が共に今シーズンは欠場しているのが痛い。兄のKevinは結婚等のpersonalな理由。Mikeは何だっけな。忘れた。
  • その分を、#2 AT Ned Crotty (Duke 10)が埋め合わせて余りある程の活躍を見せている。5得点2アシスト。ムチャクチャ凄え。一人で確実に得点まで持って行ける数少ないAT。DenverのBrendean Mundorfを越え、MLL最強ATに成り上がる日も遠く無いかも知れない。何が凄いって、Xからの1 on 1のCOP (Change of Pace)。ゆーっくり走り始めて、スパッと加速。DFが着いて行けない。そして、GLEを越えてからのシュート。左右両方でかなり高い確率で決めて来る。DFをスクリーンにうまーく使ってGが見えていない。ATの選手は見て学べる技術がちりばめられている。
IL Highlight

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