2011年6月5日日曜日

NCAA 2012

Finalの直後にESPNUで行われたSeason Reviewで、解説者で元Syracuse All American MFのPaul Carcaterraが、「ちょっと気が早いけど...」と前置きした上で、来年、2012年の予想について語っていた。

NCAA Lacrosseをフォローするようになって非常に良く解って来たが、実際、前の年のパフォーマンスを見て、卒業する4年生を引き算するだけで、かなりのレベルで次の年の戦力が予想出来る。

まず、優勝候補筆頭に上がってくるのがHopkins。Starting roster 10人中8人が1-2年生。BalanceとVersatility(多様性)が圧倒的に高いと。特にG #33 2年 Pierce Bassettは既に実力を証明している。加えてMFの野獣軍団。#31 John Ranagan、#9 John Greeley、加えて#16 Coppersmithや#27 Guidaなど、エース級のキャストが脇を固める。DFも1年の#43 Jack Reillyら、フィジカルで身体能力の高いメンツが揃う。あと、全体的にバクッと見た時に、フィジカルがえぐ過ぎる。パッと見一回りでかくてゴツい。隙無し。

Dukeも同じ。去年ごっそり4-5年生を失い、今年は経験を積む年。(でもBest 4までしっかり行ってる。)ATはスタートの2枚(#31 Jordan Wolf、#19 Chris Walsh)が一年。#12 Justin Turri、#7 Tripucka、#26 RotanzなどなどMFも分厚い。FOのLSM #9 CJ Costabillaも未だに残り、G #4 Dan Wigrizerは去年一年生で既に優勝を経験している。
Denverもかなりメンバーが残る。#22 AT Mark Matthews、#33 DemopoulosのAT Canadian 2枚が残り、#18 MF Flint、#32 Chase CarraroらMFの軸も残る。1年生で既に高い完成度を見せた#16 Jamie Fausは今後3年で守護神の地位を守るはず。
そして、優勝校のVirginiaも確実に優勝候補だろう。Bratton兄弟が最大の離脱だったが、Play off 4試合は兄弟抜き。実際優勝時のメンバーがそのまま来年残るイメージ。精神的支柱だったキャプテン達がいなくなることと、GのGhittlemanが抜ける事が最大の不安要素。そこが埋められれば確実に勝ち残って来るはず。
そして、もう一つ優勝を狙える位置にいるのがCornell。ほぼ全員3年以下。PannellもRoy Langも残る。G & DFもほぼ2-3年生。
UNCはほとんどの主力が1年生だったので、来年はまだ発展途上という感じかも知れない。本当のピークが来るのは2013、2014という感じだろうか。
これは僕個人の予測順位だが、恐らく開幕前の順位としては以下みたいな感じになってくるんじゃないだろうか。

1. Virginia(JHUとUVAはどっちが上か微妙だが、今年優勝という実績を残したUVAの方が上って評価になるかも。)
2. Johns Hopkins
3. Cornell
4. Duke(Cornellとどっちが上か悩ましいが、DFの完成度でCornellが上かなー?)
5. Denver
6-7. North Carolina

8とか10とかその辺. SyracuseとMaryland。今年4年生依存度が異様に高かったこの2チームは数年きついはず。(故に今年優勝出来なかったのは痛かった...)

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