が、年明け2月からのNCAAの開幕に向け、遂に少しずつ胎動が聞こえ始めて来た。Final 4のあのスタジアムでの興奮を思い出すと沸々と血がたぎって来る...
ILに2013年シーズンのFace-Off Yearbookの発売と、そこで発表されたDivision 1上位20チームのPre Season Ranking上位20チームが掲載されていた。(記事のリンク)
Face-Off Yearbookは毎年開幕前に各チームのスケジュール/メンバーとポジション別のチームの戦力を分析しており、全体の順位予測、ポジション別の順位、All American等の個人賞の予測が掲載されている。開幕前に買ってアンダーラインを引きながら、贔屓のチームのページにポストイットを貼って予習しておくと、NCAAをより深く楽しめる。
もちろん僕自身も2009年あたりから毎年欠かさず買ってます。
ちなみに日本からもこちらのオンラインストアで購入可能。一冊10ドル、日本までの送料25ドルで35ドル、つまり3,000円くらい。決して安くはないが、これでNCAAを深く楽しめるなら安い物。
で、そこで発表されたPre-SeasonのTop 20は以下。順位はInside Lacrosseの取材/分析による予測。ちなみにカッコ内はコーチポール(投票)による順位。
1 – Loyola (1)
2 – Maryland (2)
3 – Notre Dame (4)
4 – Duke (3)
5 – North Carolina (5)
6 – Johns Hopkins (7)
7 – Cornell (15)
8 – Lehigh (13)
9 – Virginia (6)
10 – Denver (8)
11 – Colgate (12)
12 – UMass (9)
13 – Princeton (10)
14 – Syracuse (11)
15 – Penn State (16)
16 – Fairfield (18)
17 – Hofstra (NR)
18 – Bucknell (20)
19 – Drexel (NR)
20 – Yale (14)
なるほど。去年からの状況を見ているファンからすると驚きは無いっすね。今年のシーズンが終わった時点の6月に発表された予測にかなり近い感じ。ちなみにその順位はこちら。チーム別の個人的な感想もそちらに。
(ただ、ここ数年ラクロスから離れていたファン、往年のファンが現在の状況を知らずにパッと見たら「!?」な反応になるはず。Loyolaが1位でNotre Dameが3位、Lehigh, Denver, Colgateなんて名前が上位20校に入ってるのを見たら90-00年代のファンなら度肝を抜かれるはず。それだけNCAAラクロスの勢力図は変化している。)
チーム別に見ると、
- 今年はVirginiaが大きな代替わりの年で苦戦を予想されている。
- Loyolaが去年証明した実力をそのまま持ち越しと見られている。
- すっかり強豪の仲間入りをしたNotre Dameも上位にデーンと構える。
- Dukeは相変わらず、コーチDanowski氏の手腕によりなんだかんだでFinal 4毎年来るよね...。
- Cornellは、シーズンオフに2011年MVPで、怪我で最終学年の2012年を丸々欠場したAT #3 Rob Pannell が5年生として復活するCornellがいきなり上位にランクされている。
- どうした名門Syracuse!!!その後強力な梃入れの気配が見られない。UNCから移籍した3年生 AT Nicky Galassoがどこまでインパクトを生めるか?
- 個人的には、引き続きFantastic OFで魅せる元地元のNorth Carolinaに勝って欲しい。
うおおおいよいよ楽しみになって来た...。