ラベル MLL の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル MLL の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年2月6日水曜日

MLL Draft 2013

これまた忙しさにかまけて書いてなかったが、1月の上旬に行われたMLLドラフトの結果。

2011年のシーズンからMLLはドラフトをこれまでのNCAAシーズン終了後の6月ではなく、開幕前の1月に行う事になった。

これにより4年生はシーズン開幕前にMLLに行けるのか否か、どのチームに行けるのかが解ることになり、卒業後の進路決定に向けてしっかり準備が出来ることになり、またMLL各チームもMLLのシーズン開幕のかなり前から戦力をある程度確定した状態でチーム作りに臨めるようになっている。

さて、今回の結果はどうだったか。8チーム×8ラウンドで64名が指名された。が、実際にMLLでプレーする、チームにインパクトを与えて来るのはせいぜい上位4ラウンド程度までだと思われるので、4ランドに絞ってざっと眺めてみる。

(ちなみに今年からLong Island LizardsがNew Yorkに移転。まあ、隣なので大きな変化ではないが。)



DRAFT ORDER

Round 1
1. Ohio: Peter Baum, A, Colgate
去年のMVPのBaumがやはり全体一位。これで同じく去年の一位指名、Virginia 12のStanwiikとコンビを組む事に。楽しみ。
2. Hamilton: Chris LaPierre, M, Virginia
非常にMake senseな指名。走れるビースト系MFが不足してるHamiltonにとってベストフィット。
3. Charlotte: Tucker Durkin, D, Johns Hopkins
これも非常に理に適ってる。2年目のCharlotteはDFを補強。
4. Chesapeake (from Charlotte from Rochester): Jesse Bernhardt, LSM, M
強力DFと機動力激高のLSM。
5. Hamilton (from New York): Josh Hawkins, M, Loyola
大出世!ドレッドDFMFでバイソンのような走れてパワーあるHawkinsが一巡目で指名。これまたHamiltonによるMF補強。
6. Boston: Cam Flint, M, Denver
地元。
7. Denver: Brian Megill, D, Syracuse
8. Charlotte (from Chesapeake): Mike Sawyer, A, Loyola

Round 2
9. Boston (from Ohio): Scott Ratliff, D, Loyola
彼も強力LSM。オフェンス力も高い。MLLで活躍しそう。
10. Hamilton: Jason Noble, D, Cornell
Devitte's Analysis: He might be the smallest pole in the MLL, but he's Canadian and mean.
11. Ohio (from Rochester from Charlotte): Logan Schuss, A, Ohio State
Devitte's Analysis: Really scary addition to their team, especially with Peter Baum and Steele Stanwick. Schuss can run midfield too, and he has a local connection in Ohio being a Buckeye.
12. Ohio (from Rochester): Marcus Holman, A, North Carolina
NCAAレベルでは非常に巧くて見てて参考になる、コーチの息子らしくクレバーな選手。MLLでどこまで通用するかね?
13. Ohio (from Rochester from New York): Chase Carraro, M/FO, Denver
Devitte's Analysis: He needs to learn the MLL game fast and Garber needs to ease him in. If he doesn't do that, his development could be stunted and hurt his overall impact.
14. Boston: Will Manny, A, UMass
Devitte's Analysis: He's a great fit as a third attackman. Boston is one of the few teams that will give him a legit shot as a third guy on attack.
15. Hamilton (from Chesapeake from Ohio from Denver): John Haus, M, Maryland
Devitte's Analysis: He's a reach for their needs at this point in the draft. They're pouring quick-dry cement down a really deep midfield hole.
16. Chesapeake: Kevin Cooper, M, Maryland
Devitte's Analysis: Cottle loves his Maryland guys; takes care of his Terps.
Round 3
17. Rochester (from Ohio): John Ranagan, M, Johns Hopkins
Devitte's Analysis: He's a big, prototypical MLL midfielder body. He'll have to improve his shooting and timing in order to be a first-line guy. Right now he's a second-liner.
18. Hamilton: Casey Carroll, D, Duke
Devitte's Analysis: At this juncture in his career, he's unproven. Feast or famine.
19. Denver (from Charlotte): Davis Butts, M, Loyola
Devitte's Analysis: A very capable groundball guy. I think they'll use him on the wing to start and make him work his way into the team, like they did with Briggs and Snider.
20. Rochester (from Ohio from Chesapeake from Rochester): Ryan Clarke, M, Salisbury
Devitte's Analysis: Feels like a pick they made just to be different. Salisbury guys have a history at translating well to the next level.
21. Hamilton (from Charlotte from New York): Garrett Thul, A, Army
Devitte's Analysis: He's a battering ram. #America.
22. Boston: Lee Coppersmith, M, Johns Hopkins
Devitte's Analysis: They're trying to find their JJ Morrissey "glue" guy. Don't be surprised if they keep drafting middies.
23. Denver: Landon Carr, M, Maryland
Devitte's Analysis: Too many midfielders being drafted because of their position, not skill.
24. Charlotte (from Chesapeake): Owen Blye, A, Maryland
Devitte's Analysis: Teams going for guys with championship experience. He's been to the championship game twice. They'll see who can fit with Danowski.
Round 4
25. Rochester (from Ohio): John Kemp, G, Notre Dame
Devitte's Analysis: The only goalie in this class who could make an impact. 
TRADE ALERT: Big trade moves Mark Matthews from Denver to New York for Will Mangan and the 29th pick.
Devitte's Analysis: It's a trade that opens up spots at Denver for the rest of the Canadians to compete for starting time. It shows the Outlaws value hard work a lot more than other teams. Also, one less NLL guy who won't be able to dress the first few games.
26. Hamilton: Reid Acton, D, Loyola
27. Charlotte: Mason Poli, LSM, Bryant
28. Charlotte (from Rochester): Matt White, A, Virginia
29. Denver (from New York in Matthews trade): Eric Law, A, Denver
30. Boston: Jake Smith, D, UMass
31. Denver: Roger Ferguson, D, Brown
32. Chesapeake: Dom Sebastiani, M, Delaware

2012年9月26日水曜日

Paul Rabil 2012 MLL Highlights

YoutubeのMLL Channelに今年のBoston Cannons #99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)のHighlightがアップされていたので紹介。

選手としての彼の紹介はこのブログで既に恐らく10回以上書いてるが、
  • 現時点での世界最高の選手との意見多し
  • 09年、11年 MLL MVP
  • Johns Hopkinsで05年、07年に優勝
  • Boston Cannonsで11年にMLL優勝
  • Team USAで10年にWorld Lacrosse Championship優勝
  • 2010年にWashington StealthでNLL優勝

と、全ての最高峰の舞台で優勝し、MLLで2度MVPを獲得している。

今年も個人的には最高の実力を持った選手だったと思ったが、Boston Cannonsが去年に比べると若干調子悪かったのと、Denver Outlaws #2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)が凄かったのでMVPは取れずにOF Player of the Year。

冷静に今年を振り返ると、明らかに去年よりもレベルアップしていた。
  • シュートのバリエーションが更に増えた(左右で、2-pointer、ミドル、至近距離、Shot on the run、ダイブ)
  • 全力でぶち抜いてぶち込む、というだけじゃなく、6-7割の力でサラッと抜きつつ、正確性とコースを重視したダッジやシュートが増え、より効率的に
  • 全てのチームが鬼速スライドしてくるので、とにかく引き付けてフィードして他のメンバーに点を取らせる、という場面が増え、開幕前から相当その技術を磨いた事が如実に解る程上手くなった

解説者のQuint KessenichやJohns HopkinsのCoach Petroをして、「こんなに努力する奴は見た事無い」程の努力家。

MFの選手は一日100回見直して目指すべき姿の一つとして刷り込みたい。


2012年8月31日金曜日

MLL 2012 vol.16 Final Denver Outlaws vs Chesapeake Bayhawks

決勝はレギュラーシーズン1位と2位、Denver OutlawsとChesapeake Bayhawksの組み合わせ。

準決勝で、DenverはLong Islandを10点差を引っくり返して13-12で勝利、Bayhawksも同じく逆転で16-9でBostonを下しての決勝進出。

最大のクエスチョンは、準決勝を直前の練習での捻挫で欠場したDenverのエース、MVP #2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)の状況。

試合前に鬼のテーピングで足を固め、アップで走って様子を見て、何とか出場。これで行けるかに見えた。が、やはり明らかに本来の動きが出来ておらず、ほとんど活躍出来ず。2Q途中で残念ながら離脱。結局Denverは本来の強さを発揮出来なかった。

結果は16-6の大差でのChesapeakeの勝利。一昨年の優勝から2年振り、2001年のリーグ創設以来4度目の優勝を手にした。

Chesapeakeはやはり強かった。

まずFOの#11 Alex Smith (Delaware 07)がレギュラーシーズンを長く怪我で欠場していたのが復帰。FOをがっつり支配。

DFもLong Islandから移籍して来たベテランHofstra出身のItalianカテナチオDFコンビ、PolancoとSpalinaのベテラン二人がチームを底から締めた。

OFは相変わらず大砲満載のMF軍団。#44 Steven Brooks (Syracuse 08), #5 Kyle Dixon (Virginia 06), #18 Ben Hunt (North Carolina 09), #51 Mike Kimmel (Johns Hopkins 10)の走れて頑丈な重量級の大砲4枚が外からガンガンぶち込んで来る。190cm台90kg級で機動力&上手さありのやばい巨人が多過ぎる...

加えて今回は地味上手カテゴリー世界最強の呼び声も高い#6 AT Ben Rubeor (Virginia 08)が準決勝の6得点に続いて今回も2得点で手堅く締めた。

まあ、全体的に最も層が厚く、ギュッと締まった、完成度の高いチームだった。

(大体数年前まで世界最高の選手だった#24 AT John Grant Jr (Delaware 00)が「脇役」として地味に土台を支えてる辺りからして明らかにえげつない...)

2010年にMarylandのヘッドコーチを解任された後コンサルタントとしてBayhawksを優勝に導き、今年はヘッドコーチに就任したDave Cottle氏の手腕が大きいように見える。いまやMLLも完全にNCAAトップクラスのコーチを擁して優勝を狙いに行く世界に変わりつつある。

来年も引き続き手堅い強豪チームとして帰って来る事は間違い無い。一方で、明らかにBayhawksが他と違うのは、ここ数年、ほとんど全く1-2年目の若手を使っていない点。MLLで既に実力を証明されたベテランのみでこの実績を残して来ている。どこかのタイミングで世代交代が必要になってくるはず。

これで4ヶ月に渡ったMLLの2012年シーズンも終わり。また一歩MLLがあらゆる面でラクロスの限界を一歩押し広げた年だったと感じる。

Highlight

2012年8月30日木曜日

MLL 2012 vol.15 Semi Final Denver Outlaws vs Long Island Lizards

いやいやいやいや。ハラハラドキドキの展開。

堂々の一位で優勝候補のDenverと、完全にチームを一新して新コーチの下ルーキー主体ながらギリギリでプレーオフ進出を決めたLIの対決。

そもそも準決勝前の下馬評ではDenver優勝と見られていた。

が、ラクロスの神様の悪戯か、思いがけないドラマが待っていた。

前日の練習でDenverのエースでシーズンMVPの#2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)が足首を捻挫のアクシデント。走ることができなくなり、なんと準決勝を欠場。全てのゲームプランを根源から作り直す必要が生じてしまった。

試合は、序盤からDenverがほとんど全ての攻撃の起点となっていたMundorfを失い、完全にぎくしゃく。勢いに乗ったLong Islandにボコボコに得点され、3Q序盤で12-3と大量リード。

Denverファンは、「あー、これで今年も優勝の夢はお預けか...」と感じていたはず。

ところが、ここから一気に奇跡の大逆転。10連続得点でまさかの逆転を果たし、悲願の決勝返り咲き。こちらもルーキーの#22 AT Mark Matthews (Denver 12)、#10 Chris Bocklet (Virginia 12)が大活躍。加えてMFの柱#57 Peet Poillon (UMBC 09)がまたしても「俺が負けさせねえ」の気迫ほとばしる鬼の勝負強さを見せてゲームの流れを一気に変えた。

恐らくMLLプレーオフ史上最大の大逆転劇だろう。さすがに1.5Qで10点を引っくり返すってのは聞いた事が無い。当然狙って出来る事じゃない。

「今年こそは」の気持ちが一番強いように見えるDenver。特にエースのMundorfはラクロス人生を掛けて人生発のMLL優勝を狙って来ている。決勝ではどうなるか。

Highlight

2012年8月13日月曜日

MLL 2012プレーオフ進出チームが決定

さて、8チームにより5月から3ヶ月掛けて行われて来たMLLのレギュラーシーズンが終了し、遂にプレーオフに進出する4チームとその組み合わせが決定した。(ILの記事のリンク)

レギュラーシーズンの順位によりプレーオフ進出を決めたのは、
  • 1位 Denver Outlaws (11勝3敗)
    • 結局明らかに一番強かった。穴が最も無い。最もバランスが取れている。現時点での優勝候補だろう。
  • 2位 Chesapeake Bayhawks (10-4)
    • シーズン前半ぶっちぎりの強さだったが、後半若干失速。が、依然優勝候補その2
  • 3位 Boston Cannons (9-5)
    • 前半飛ばしたが、後半一気にぎくしゃく。Paul Rabilへの依存度が異様に高い。決勝まで行けるか?
  • 4位 Long Island Lizards (8-6)
    • 今シーズンから完全にリセットでメンバーを大幅入れ替えしたLizards。ルーキー達の活躍により4位に何とか付けた。しかし、その若さがプレーオフでどう作用するか。
逆に出られなかったのは、
  • 5位 Rochester Rattlers (7-7)
    • 惜しかった。明らかに過去2シーズンとは別のチームになっていた。Ned Crotty以外で勝てるチームになっていた。が、肝心のCrottyが怪我もあって後半から静かになってしまった。
  • 6位 Charlotte Hounds (5-9)
    • いや、上出来。普通新規参入チームがここまで勝つ事は有り得ない。しょっぱなからガンガンベテランの有力選手を集めた事が奏功。もちろんプレーオフには出られなかったが、一年目に5勝は明らかに快挙。
  • 7位 Hamilton Nationals (4-10)
    • 惨め過ぎる...Brodie Merrillも今年は明らかにパフォーマンスが落ちている。これで解散か。悲し過ぎる。
  • 8位 Ohio Machine (2-12)
    • これも新規参入チームなので、そもそも2勝してる時点で勝ち。
準決勝決勝は8月25-26日の週末。BostonのHarvard Stadiumにて。毎年素晴らしい、世界最高峰の名に相応しい、最高のラクロスとエンターテインメントを提供してくれる。今年も楽しみ。

2012年7月29日日曜日

MLL 2012 vol.14 Hamilton Nationals @Long Island Lizards

これで負ければ3勝8敗でプレーオフ進出が断たれるHamilton Nationals。後が無い。去年の準優勝から一気に落ちぶれてしまった。

対するLong Islandは6勝4敗の勝ち越し。プレーオフ進出を確実なものにしたい。

19-12でLIが勝利。

Hamilton Nationals

これでHamilton Nationalsは残り3試合を残してリーグ戦敗退が決定。去年の準優勝から一気に後退。一説には既に今年いっぱいでHamiltonのフランチャイズは解散が決定しており、来年以降選手たちがどうなるのか気になる。

最終年の今年、去年と打って変わって勝てなくなってしまった...やはりインドアも戦場にするCanadianが多いため、シーズンが1ヶ月オーバーラップしてしまっているNLL(インドアリーグ)の影響で最初の4-5試合主力がほとんどいない状態でぼろ負けした状態からシーズンが始まるのがキツい。去年と比べてチーム数が増え、試合数が増え、日程が早まった事によりその影響が強まった。Casey Powellが途中から出なくなった事もあるか。DFとGが最後までザル感があった。正ゴーリーのScott Rodgers (Notre Dame 10)が怪我でごっそり出られず、#23 Brett QueenerがDFを統率しきれなかったか。

シーズン途中でHCのRegy Thorpe氏が、ルールと審判がCanadianに不利になるように出来ていると文句を言っていたが、MLLが意図的にそうした訳じゃないだろうが、結果としてそうなっている面は否めない。

噛み合えばボールがぐるんぐるんに回って有り得ないシュートを連発して来る超面白いCanadian OFが来年以降見られなくなるのかと思うと悲しい。来年以降フランチャイズを引き継いでくれる奇特なカナダ人オーナーはいないだろうか...

Long Island Lizards

若干波があるが、引き続きいいチーム。オフシーズンの大改造からここまで力強く復活してるというのは賞賛に値する。上手くやればプレーオフ進出はもちろん、優勝も全然有り得ると感じる。

圧巻はルーキー#22 Tommy Palasek (Syracuse 11)。怒濤の6得点。マジか。元々スピードはあるし手元もしっかりしてるとは思っていたが、ここに来てMLLの1 on 1重視のスタイルの中で完全に才能を開花しつつある。Hopkins時代(1-2年生)にはシステムの中に埋もれてイマイチ活躍出来ず。Syracuseに転校して1年目の3年生では遠慮とアジャストで脇役止まり。最終学年の4年目は、チームの主力になったが、チーム自体が強く無かったためこれまたそこまで目立てず。MLLに来て報われたパターン。しかしここまで活躍出来るとは正直予想してなかった。

Highlight

2012年7月27日金曜日

MLL 2012 vol.13 Denver Outlaws @Boston Cannons

うっを...やっべえ...ビール3本くらい飲みながら見たが、エンターテインメントとしてこれ以上のコンテンツあるかね?マジで熱い。面白過ぎる。レベル高過ぎる。

最高の娯楽を提供してくれた。上位2チームの激突。17-13でDenverがAwayでBostonを制した。

さて、一気に面白くなって来た。シーズン序盤独走していたBostonが、何とここに来て6勝5敗でRochsterと並んで同立4位...。このまま行けばPlay off進出が「?」というところまで落ちて来てしまった。マジっすか...

一体何が?去年優勝してから監督が変わった事もあるか?

不動のエース#99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)はもちろん凄いが、それ以外に意外と抜けるキャラがいない...抜ける上に何でもこなせてゴールまででゴミ処理しまくっていたAT Max Quinzani (Duke 10)が抜けた穴が何気にでかいようにも見える。#7 Matt Poskay (Virginia 06)は凄いクリースプレーヤーだが、彼に放り込めなければ点は取れない。全体的に攻め手のオプションが無くなって、単発になって来ている。明らかに歯車が回らなくなって来ている。

Denverやべえ。マジで。これ相当締まって来てる。今もしかしたら一番強いかも。今の状態で試合したら優勝する気がする。完成度が高い。穴が見当たらない。DF MFやFOも含めて。全てのポジションで役者が揃ってる。

#2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)がマジで神過ぎる。現時点でOF最高プレーヤー。MVPの可能性を強く感じる。MLLトップレベルのDFを相手に確実に抜ける。シュートの完成度やばい。ラクロス選手として未知の領域に入って来ている。この人は一体どこまで行くんだろうか。

あと、#10 AT Jordan McBride (Stony Brook 11)がCanadian鬼フィニッシャーっぷりを発揮しまくり。加えてATには#11 CHris Bocklet (Virginia 12)と#22 Mark Matthews (Denver 12)の強力なルーキーフィニッシャー2枚もいる。極めて効率的。

MFも#57 Peet Poillon (UMBC 09), ここ数年UKで教えてたりBayhawksの控えで完全に隠れキャラ化していた#20 Jeremy Sieverts (Maryland 09), これまた超効率的ルーキーの#23 Drew Snider (Maryland 12)辺りがやべえ。シュートが上手過ぎ。

DFも堅い上にG #19 Jesse Schwartzman (Johns Hopkins 07)が驚異的に止めまくってる。今の世界最高ゴーリーはこの人だろう。

8月25-26日に行われるSemi Final & Final。今年こそ悲願の初優勝を果たせるか?

Highlight

2012年7月21日土曜日

MLL 2012 vol.12 Charlotte Hounds @Denver Outlaws

先週全体一位のChesapeakeをホームで敗り、一気に勢いに乗りたいCharlotte Hounds。

今週はDenver。アウェイで。

若干期待したワタクシがバカでした...見事にカモられ、ボコられ、21-7なる大量得点で粉砕された。

しかしDenver #2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)の完成度高過ぎだろ。

Highlight

2012年7月17日火曜日

MLL 2012 vol.11 Chesapeake Bayhawks @Charlotte Hounds

地元Charlotteの試合なので一応ESPN3で観戦。ま、新規参入のHoundsと一位のBayhawksなので結果は見えてるっしょ。

と、思ったら、まさかの大逆転サヨナラ満塁ホームランでのHounds勝利。13-12。

最後に#40 AT Matt Danowski (Duke 08)が気合いの2 pointerを決めて試合を決めた。

Houndsが根源的に別のチームになったとは言わないが、一人一人がかなり頑張った事、チームOF/DFが、今までの中で一番形になった、という感じか。

あとは単純にあらゆる要素がラッキーな方向に振れたか。

逆にBayhawksはプレーオフを前にいい薬になったはず。

圧巻はHounds #7 MF Jovi NationことJovan Miller (Syracuse 11)のAir Gait。ゴール裏からダンク気味に片手で決めた。今年のベストゴールの一つだろう。

Highlights

2012年7月15日日曜日

MLL 2012 vol.10 Rochester Rattlers @Long Island Lizards

7月6日、7日の金土でBack-to-back(二連続)での、双方のホームを行き来しての2チームの対決。

前回は13-8でRochesterが前評判を覆して勝利。

今回はLizardsがホームで雪辱なるか。

が、接戦の末17-15で今回もまたしてもRochesterが勝利。(詳細)

Rochester Rattlers (Roster)
  • マジで、認めざるを得ない。このチーム強くなってる。プレーオフ進出に値するレベルになって来てる。
  • #16 G John Gallaway (Syracuse 11)率いるSyracuse 11 DF軍団& Manley (Duke 12)相変わらず素晴らし過ぎる。相当レベル上がって堅くなって来てる
  • #11 LSM Joel White (Syracuse 11)の中盤での存在感/貢献度半端無し。マジでBrodie Merrill越え見えつつある。GBやクリアでのスティックワークがやべえ。最後に相手にぶつかられて膝を負傷したか?心配だ。もし今シーズンここから出られないとするとかなり痛い...
  • また来たよ。#29 MF Jordan MacIntosh (Div 3 RIT 11)の鋭い活躍。シュート上手い。Canadian Indoorの技術炸裂。
  • ただ、今回はそれ以外のメンバーもまんべんなく活躍。復活したエース#22 AT Ned Crotty (Duke 10)も重要な所で貢献。そして「ザ・地味上手」の#10 Steven Boyle (Johns Hopkins 11)が地味ーに上手ーく3得点。このチームの司令塔になって来た。

Long Island Lizards (Roster)
  • 惜しかった...かなり良くなってたが...
  • めんどいのではしょるが、印象残ったのは今シーズンここまで静かだった元Paul Rabilの相方#18 MF Stephen Peyser (Johns Hopkins 08)の2-pointショット2発連続。

Highlights

2012年7月13日金曜日

MLL 2012 vol.09 Long Island Lizards @Rochester Rattlers

いやー、今回もお腹いっぱいの試合。MLLここ3年で明らかにプレーのレベルも、エンターテインメントとしての質もグッと上がって来ている。ここまでカッコ良くて盛り上がれるプロスポーツはそんなに無い。今個人的なスポーツ観戦ポートフォリオを見ると、何気にUFC、NCAA Lacrosseと並んで首位。NBAやNFLよりもMLLの方をフォローしている...(で続いてCollege Basketball, College Football, X-Gameって感じだろか。)

さて、今回はプレーオフ出場権争いの正念場。5勝2敗で2/3位だが今後上位チームとの試合しかなく油断は出来ないLong Island Lizards対、4勝3敗で5位のRochester Rattlers。双方崖っぷち。金、土と双方のホームコートでBack to back(連続)で試合する週末。この週末で大きくプレーオフ進出が決まってしまう。

Long Islandは大幅なメンバー入れ替えでここまで意外と勝って来た。が、よく見るとそのうち3勝はExpansion team(新規参入チーム)のCharlotteとOhioなので、イマイチ本当の強さを反映しているとは言えない。

Rochesterは先週大エースの#22 AT Ned Crotty (Duke 10, Team USA 10)を怪我で欠き黄色信号点灯かと思いきや、伏兵#29 MF Jordan MacIntosh (Division III RIT 11)なる謎のCanadian新人の爆発的活躍等によりNatsを倒してプレーオフ戦線にとどまった。

試合は前半互角も、後半Rochester Rattlersがグッと突き放して13-8で見事に勝利。勢いのあるLIが勝つかと思われたが予想外。一気にプレーオフ進出を現実的な物にした。

Rochester Rattlers (Roster)
  • やべえ。ここに来てグイッと一気に一番勢いのある、面白いチームになって来た...移転一年目の去年は「ドアマット」状態だったが、ここに来て急激にチームとして立ち上がって来た...
  • またしてもこの男。完全に謎だった#29 MF Jordan MacIntosh (RIT 11)がマジで驚異的に凄え。絶対見た方がいいっすこの選手。クソ上手い。何故今まで存在消してた...カナダ人でDivision 3のためノーマークだったが、半端ねえ。活きが良過ぎる。今回も4得点で得点王。もはやCrotty以上に得点源になってるじゃねえか...シュートえげつねえ。つうか上手い。今回はクリースでのCanadianの典型的なクイックやBehind the backなども見せてくれた。何気に身体能力も高い。飛び跳ねるように抜いてる。なんなのこの隠れキャラ...
  • DF来だしてる。明らかに。#16 G John Gallaway (Syracuse 11)が鬼の20セーブ。セーブ力急激に伸びて来てる。NCAA時代並みになって来た。明らかMLLに慣れて来てる。
  • DF陣も素晴らしくなって来た。#40 DF John Lade (Syracuse 11), #11 LSM Joel White (Syracuse 11), #8 Kevin Drew (Syracuse 11)のCuse軍団と、漢(オトコ)のフィジカルDF  #37 Michael Manley (Duke 12)の若い布陣がスゲー連携出来てる。Manleyのエース封じっぷり鬼。
  • このチームの核は圧倒的に若い。今後も期待出来る。07-08年の旧Rochster Rattlersの黄金時代の再来も近いか
Long Island Lizards (Roster)
  • 若いAT軍団が結構RattlersのDFとのガチンコ勝負に負けた感じか。
  • #42 MF Max Seibald (Cornell 09, Team USA 10)は完全復帰感漂いまくり。2-pointも含めてしっかり活躍
  • #25 LSM Brian Karalunas (Villanova 11)が超重要な役目を負い始めている。LSMで相手エースMFを止めたかと思えばClose DFに降りてCrottyらエースATを持ち前の機動力で封じるというパターン。この人想像を越え始めてる。
Highlight

2012年7月12日木曜日

MLL 2012 vol.08 Ohio Machine @Denver Outlaws

数日遅れでMLLのサイトにハイライトがアップされたので再掲。(リンク)

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

シーズン全14試合のうち8試合が終わり、折り返し地点のAll Star Gameが終わり、いよいよレギュラーシーズンの後半戦に突入したMLL。上位4チームによるプレーオフ出場権を懸けた順位争いがいよいよ熾烈になって来る。

ここまで5勝3敗で3位のDenverは確実に勝ってプレーオフ出場を獲得を固めたい。

一方のOhio Machineは今年から参入の新規チーム。ここまで1勝6敗で苦戦中。

7月4日のアメリカ独立記念日に行われた試合。

今年Ohio Machineの試合をTVでちゃんと見るのは初めて。何気にどんなもんか気になっていた。特に全体2位で指名されたがここまで怪我で出場していなかったルーキー#66 AT Steele Stanwick (Virginia 12)の活躍に注目。

さすがに地元3万人の観客の応援もあってDenverが圧勝するだろうと予想していたが、何とOhio Machineが予想外の善戦。後半ぐっと追いつめDenverを苦しめる。が、最後は地力の差でDenverが17-13で辛くも逃げ切り。

にしても思った以上にいい試合だった。特にOhioの短期間での成長には正直Impressされた。

Ohio Machine (Roster)
  • 感心を越えて感動した。Steele Stanwickがたった一人入るだけでここまでチームって変わる物なのかと。予想を遥かに上回るインパクトを与えている。Steeleが入る前のOhioは典型的な新規参入チーム。一段落ちるタレントで、チームとしての戦術や連携が固まっていない状態で個人プレー主体の単発オフェンスでターンオーバーを繰り返し。が、今回Steeleが一人入っただけで圧倒的に形になっている。締まっている。彼がボールを持つ事で一気にバラバラだったOFが一つの形にまとまって統制されてくる。彼のアシストによる得点が5得点。司令塔のQuarter Back、Point Guardとしてバンバンボールを配給。常に頭の横のレディーポジションにアップライトクレイドルでスティックを構え、ピクッ、ピクッとフィードを狙い続け、「ここ!」と言う所で「どボックス」に絶妙のタイミングでスパッとパスを投げて来る。MLLでどれだけ活躍出来るか疑問に思っていたが、彼が一人で引っ張らざるを得ない弱小チームであるOhioに来た事で、思った以上に存在感を発揮出来ている。
  • あとやはり相当印象に残ったのはChesapeakeから放出された#81 LSM Kyle Hartzell (Div II - Salisbury 07)。10年のChesapeake優勝に貢献しておきながら去年涙の放出トレード。その怒りをぶつけるかの如く一人獅子奮迅の活躍。十八番のRusty GateチェックでPoillonをカモり、All StarのFastest ShotコンテストでRabilと並ぶ111 mile per hour(時速179キロ)を出した鬼の2 point shot打ちまくり。EMOに普通にロングスティックで参加ってよ...
  • いずれにせよ、Steeleが入った事でいきなり形になって来た。後数年でそこそこ戦えるチームになってくる気もする

Denver Outlaws (Roster)
  • 前半爆発的に点取ったんだけどな...なぜか後半失速。Denverなぜか昔からそういうとこあるよね...そういう詰めの甘さを無くして行かないと優勝は出来ない気が。
  • にしても#2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)が相変わらず最強ATっぷりを発揮。ホント安定して速くて上手くて正確。ATの現役選手は彼のプレー毎日100回見て頭の中でトレースしまくれば上手くならない訳が無い。
  • 今回はSteeleとトリオを組んでいたVirginia 12の二人、#11 AT Chris Bockletと#34 MF Colin Briggsが大活躍。
  • 全体的にDenverは相変わらずどのポジションもしっかりした選手がしっかり存在していて、チームとしても安定している。FOだけちょっと不安があるか?あと後半のDFの弛み。が、現時点でChesapeake, Bostonに続いて優勝候補である事には変わりない。
あれ、何故かハイライト映像が無い...已む無くRecap。

2012年7月7日土曜日

MLL 2012 vol.07 Boston Cannons @Chesapeake Bayhawks

シーズン折り返し地点のAll Star前の週。全体1位Bayhawks対2位Cannonsの頂上対決。恐らく2ヶ月後の決勝のカード。

接戦の末Bayhawksが14-13で勝利。文句無しの1位を証明。

とにかくレベル高い。双方隙無し、穴無し。これぞ世界最高峰のラクロス。高いレベルの個人技とチームプレー、目の覚める様な速攻と2-point shot。驚愕のスーパーセーブ。とても書き尽くせない程エキサイティングな2時間を提供してくれた。

Chesapeake Bayhawks (Roster)
  • 何気に今年に入ってたまたまこれまでTV放映が無かったためBayhawksの試合を見て来なかった。が、見て納得。こりゃ強えわ。優勝候補筆頭である事間違い無し。
  • 明確に見て取れるのは、HCに2010年までMaryland大学HCを勤めていたDave Cottle氏が就任した事により、選手のポートフォリオマネジメント(選定)、戦術、意思疎通、プロ意識、全てに於いて今までのMLLのどのチームも到達していなかった高い到達度に達しつつあるという点。週末のみ集まって、個人技の高い選手が比較的自由にやる、という感の強かったMLLの中にあり、今年のBayhawksは明確にチームとしての規律、「決め事」、統一された戦略的意思の下に極めて効率的なラクロスをしている。NCAAのトップ校の第一線でやっていた監督によるチーム作り。MLLに新しい時代が訪れつつある事が明確に示されている。
  • 特に印象的なのが、2-pointショットの使い方。今までどのチームも何となく流れの中で、または60秒ショットクロックが切れそうになってやむを得ず、または終了間際に複数点差を埋める為の最後の手段として使っているという印象だった。が、Bayhawksは恐らくMLLの歴史上でも初めて、2-point shotを明確なセットオフェンスのカードとして、完成されたセオリーに基づいて効果的に使え始めている。ほぼバスケのスリーポイントと同じレベル、近いレベルの成功率。#51 MF Mike Kimmel (Johns Hopkins 10), #44 MF Steven Brooks (Syracuse 08), #5 MF Kyle Dixon (Virginia 06), #14 AT Drew Westervelt (UMBC 07)と、身体能力が高い大型選手が、コンパクトな振り抜きで、正確に遠距離でゴールを射抜いて来る。6人で意思疎通をし、意図的にスクリーンを作り、「え?いきなしそこで打つの?」というゴーリーの虚を突くタイミングでズバッと決めて来る。当然それを警戒してDFが広がり、クリース前のパック、ダッジへのスライドが甘くなり、全体が攻め易くなる、という現象が生まれている。全体的に極めて効率的で勉強になる。2-point shotが無いNCAAとは違うMLL独自の方法論が確立されつつある。NCAAの延長ではなく、2-point有りきのMLLのためのラクロスの時代が幕を開けつつあるのを感じる。
  • 加えて、「あの男」が完全に息を吹き返している。「ジュニア」ことCanadian #24 AT John Grant Jr. (Delaware 00, Team Canada 06, 10)。08年にRattlersで優勝を果たし、MVPに輝き、史上最高のラクロス選手にまで上り詰めたジュニア。その後膝の病気と手術により機動力を失い、全盛期の輝きを失ってしまった。去年古巣のHamilton NationalsからLong Island Lizardsに放出されるも、同じくボールを支配するスタイルの#40 AT Matt Danowski (Duke 08)とイマイチ融和せず、「一人でボール持ち過ぎ。OFの流れ止め過ぎ」と批判を浴び、今年からBayhawksへ。「もうピークを越えた選手」と見られていた。が、今回の試合で未だにトップクラスのATである事を証明。意外と動けるようになっている。加えて、巨体を利用したゴリゴリの1-on-1から信じられないBehind the Backからの得点が復活しつつある。ボールを一人で抱え込む事無く、全体の流れで駒の一つとして機能出来るようになっている。これもHC Cottle氏の手腕か。
  • 去年BostonでJordan BurkeにStarting Gの座を奪われ、トレードでChesapeakeに来た#15 Kipp Turner (Virginia 07)が素晴らし過ぎるセーブを連発。古巣に勝利して見返した。「それ捕るかね?普通」というシュートをサクサクキャッチ。アウトレットパスも素晴らし過ぎ。

Boston Cannons (Roster)
  • ここは相変わらずだ。最も安定したパフォーマンスを発揮し続けている。一歩及ばなかったが。
  • 引き続き#99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)が鬼。利き手の右手と非利き手の左手の両方で2-point決めるって...マンガすか。
  • 不動のAT トリオ(#14 Ryan Boyle (Princeton 04), #7 Matt Poskay (Virginia 06), #27 Kevin Buchanan (Ohio State 08))が芸術的に効率的。ま、いつもの事だが素晴らしい。

Highlight(リンク)



2012年7月3日火曜日

MLL 2012 vol.06 Hamilton Nationals @Rochester Rattlers

共に2勝4敗で負け越しているRattlerとNationalsの対決。

Rattlersは先週Denverにボコられた上、エースの#22 AT Ned Crotty (Duke 10)が捻挫で欠場。一気に黄色信号点灯。

一方のNationalsはやっとこさNLL組が合流から暫くして噛み合い始め、いよいよ毎年恒例の後半の怒濤の追い上げに向けて準備が整いつつある。先週はChesapeake相手に鬼の追い上げを見せ、ギリギリの1点差まで追いつめた。が、ベテランの#22 MF Cassey Powell (Syracuse 99)が故意の危険なファウルにより一試合の出場停止。

一般的にはプレーオフはChesapeake, Boston, Denverが手堅く、最後の一枠をLong IslandとHamilton Nationalsが争い、Rochester RattlersはBクラス、最下位争いはCharlotteとOhioの新規参入2チームと見られていた。

従って、今回の試合もエースCrottyのいないRattlersをNationalsがカモって終わりと見られていた。

が、ふたを開けてびっくり。これがMLLの解らない所、素晴らしい所でもあるが、何とRochsterが予想外の善戦。Crottyがいない分を全員でカバーし合い、伏兵がステップアップし、17-10で堂々の勝利。

Rochester Rattlers (Roster)
  • 大エースCrottyがいなくなったら攻め手が無くなると見られていたが、全く間違っていた...MF軍団がゴリゴリ抜いてしっかり決めまくり。つうか、ぶっちゃけCrottyいない方が皆がボールを共有して、バランスよく攻められており、下手したらそっちのが強いチームに見えなくもない...
  • これまで脇役だった選手たちがステップアップ。特に今まで見た事も聞いた事もない地元Division 3 RIT大学なる無名校出身のCanadian #29 MF Jordan MacIntoshなる選手が怒濤の5得点の大活躍。今まで練習生としてRochesterで貢献していたが、その才能に気付かれチャンスを与えられ、今回の試合で隠れキャラ/秘密兵器としていきなり大ブレーク。こんな選手がいたんかい...MLLではどのチームにも数人ずつ、この手の大学時代無名だった社会人(プロ)デビュー組がいる。大学時代にスポットライトを浴びていなかっただけにハングリー。
  • 07-09年辺りにChicago Machineで一時代を気付いた強力ベテランAT #91 Kevin Leveille (UMass 03)が膝の怪我と去年の一年間の結婚による休養から復帰。まだ本来の動きは取り戻せていないが、それでも尚当時の片鱗を見せ驚異的な得点を見せた。
  • DFが明らかに成長している。#16 G John Gallaway (Syracuse 11)がここに来てメキメキと実力を上げ、MLL屈指の守護神へと成長しつつある。彼の統制の下、チームDFがかなり良くなって来ている。Nationalsの強力なCanadian OFをチーム全体で頑張ってカバーし合い、守り切った。Close DFも#40 John Lade (Syracuse 11)に加えて#37 Michael Manley (Duke 12)が入った事で明らかに厚みが増している。Manley今後かなり凄いMLL DFになりそう。
  • あと、明らかに、#11 LSM Joel White (Syracuse 11)の存在感半端無し。相手MF止める、拾う、トランジッションする、クリア後シュートまで行く、更にセットOF参加する。Brodie Merrillの後継者。

Hamilton Nationals (Roster)
  • とにかく印象に残ったのは#1 AT/OFMF Joe Walters (Maryland 06)巧さ。クソ勉強になる。ラクロスと言うスポーツをよーーーく解った賢いプレーをいくつも見せてくれる。横に2-pointアーク沿いに抜いてスライドを引きつけてヒョイッと空いたクリースにパスして得点を演出。マークにShortyが着いた瞬間隙を付いてズバッと抜いて得点。身体能力やパワーに任せたプレーではなく、単純に賢さと巧さだけで個々まで突出したレベルでパフォーム出来るという例。感動的。

Highlight



2012年6月27日水曜日

MLL 2012 vol.05 Boston Cannons @Charlotte Hounds

5勝0敗から一気に2連敗と躓いてしまった王者Cannons。対するは1勝5敗でじりじりと追いつめられつつある新規参入チームの一つCharlotte Hounds。

16-8でCannonsがHoundsを撃破。

点差は開いたが、見ていていろんな事を学ばせてくれる、そして考えさせられる試合だった。

Charlotte Hounds (Roster)
  • 今回見て一番感じたのは、いくらNCAA程チーム戦術がバキバキに磨き込まれていないMLLとは言え、やはり「紙の上で強いスター選手を寄せ集めれば即席で強いチームが出来る」というのは絶対に嘘だ、と言う事。
  • Charlotteメンバーは正直言って一年目のチームとは思えない程豪華。ATには#40 Matt Danowski (Duke 08), #2 Jeremy Boltus (Army 11), #4 Billy Bitter (UNC 11)と過去数年の1st Team All American級のタレントが勢揃い。MFにも#13 Stephen Bergerらが揃い、紙面でRosterを見る限り、「これで勝てなかったら嘘だろ?」という個が大量に揃う。
  • ところが、今回の試合では正直一切「gel(ジェル)」していなかった。Chemistry(相性/連携)のかけらも感じられなかった。OFは全て単発ダッジ。無理矢理ロングシュート。周りのメンバーがどう動けばいいのかも良く解らない。一人で無理して突っ込んで自爆、変なパスを投げてターンオーバーというパターンが多過ぎて目を覆いたくなった...マジでいい加減なんとかしないとファン離れるぞこれ...もしかして新人コーチの手腕にかなり「?」が付いてるパターンじゃないか?全然まとめられてない...こりゃこのままOhioにしか勝てなくて2勝でシーズン終わるパターンも見えて来た...
  • DFも同様。メンツはえげつねえ。#84 Joe Cinosky (Maryland 08), #24 Ryan Flanagan (UNC 11), #35 Kevin Ridgway (Notre Dame 12)はこれまた1st Team All American軍団。このメンツでなぜ止められない...?チームDFのコンセプトが見えない。
  • あと、悲惨過ぎてギャグの領域に突入しつつあるのがFace Off。FOGOいないってどゆこと...?このスーパーレベル高いMLLのFOの戦いで、専任FOいないって自殺行為越えてるっしょ。誰か故障したんだっけ?#34 MF Brian Carroll (Virginia 10)ってそもそも大学時代FOやってたっけ...?ズタボロにFO全敗してる...2割も取れてなかったんじゃないか?
  • いやーきついわー。これ。このチームがこのままシーズンの途中にいきなり突然変異的に強くなる絵が全く描けない...こらーきついよー。新規参入したオーナー達もじわりじわりとMLLの戦いの厳しい現実に直面しつつあるんじゃないだろうか。コーチ変更も含めて早めに結構抜本的に梃入れしないとやばいっすよ。

Boston Cannons (Roster)
  • AT 3枚のユニット完成度高過ぎる。#14 Ryan Boyle (Princeton)が抜いて崩して全てを設計し、#27 Kevin Buchanan (Ohio State)が高い身体能力のスピードとシュート力で切り崩し、最後は最強のクリース職人#7 Matt Poskay (Virginia 07)が全部拾って一瞬でぱちっとQuick stickで決める。何点取った?
  • #99 Paul Rabil (Johns Hopkins 08)は一点しか取ってないが、その存在感は相変わらず怪物。一本決めた左のジャンピングショットは度肝を抜かれた。トップからサクッと左に数歩抜いて軽く振り抜いて2ポイント。なんだこのスピードと正確さは。でもってOff handってよ。このレベルで両手が使えると無敵になれるというこれ以上無い実例。
  • あとはGのJordan Burke。凄まじい。
Highlight

2012年6月23日土曜日

MLL 2012 vol.04 Rochester Rattlers @Denver Outlaws

16-12でDenver。Rochesterもしぶとく着いて行ったがやはり明確な実力の差が出た。

Denver Outlaws (Roster)
  • 現世界最高のATの呼び声も高い#2 Brendan Mundorf (UMBC 06)。やば過ぎる。感動的に強過ぎる。フルタイムのプロとしてNLL/MLLでプレー。脂が乗り切っている。オフシーズンも専任のトレーナーを付けてフィジカルを鍛え続けている効果が明らかに出ている。Xからのダッジのスピードとキレ、方向転換の鋭さには誰も着いて行けていない。シュートでもダイブや至近距離での巧さは小さいゴールと大きいゴール、狭いスペースと数段速いスピードの中でやっているNLLでの経験がもろにでている。ミドルのシュートもクソ巧い。マジで外さない。どんだけ毎日シュート練習してんだ?っていう精度と安定性。8ポイントの活躍。ATとしてこのレベルでプレー出来ているのは現時点で彼だけだろう。
  • ATは上記Mudorfと、ルーキー#22 Mark Matthews (Denver 12)、#10 Jordan McBride (Stony Brook 11)のCanadian 2枚。これがまた効果的。二人ともシュートゲロウマ。えぐいフィードでも確実に拾って決める。
  • GとDFが堅い。Gの#19 Jesse Schwartzman (Johns Hopkins 07)が引き続き不動の守護神。好セーブ連発。(一回まさかのクレードルからポロリの自殺点があった。珍しい。恐らく小学校以来とかじゃないだろうか...)
  • 感動的だったのは#29 DF Lee Zink (Maryland 04, Team USA 10/11/12)。「相手エースATの存在を消し去る」力半端無し。毎回エースATに着いて確実に封殺している。今回も信じられない事にRochesterエースの#22 AT Ned Crottyの存在がゼロになった...ボールを持たせない。持たせてもビタッとネチッと着いてやらしいチェックを入れて決して抜かせない、落とす。DFでここまで見る人を感動させられる選手は決して多くない。現時点で世界最高DFと呼ぶ人も多い。間違い無くトップクラスの一人。でかくて身体能力高くてNastyな(えげつない)DFを多く輩出してきた事で有名な名門Maryland強力DF軍団出身。
  • ここまで4試合MLLを見て来た中で、Chesapeake以外の7チームの中では明らかにトップレベル。Boston Cannons同様、強力なチームとしての土台が存在しており、歴史が組織の実力として蓄積している。加えて大幅入れ替えを図ったATが間違い無く去年より良くなってる。(去年はぶっちゃけBilly Bitterがイマイチ機能してなかった.../OF全体の流れを考えるとマイナスになっていた)優勝候補の一角である事は間違い無い。

Rochester Rattlers (Roster)
  • 惜しかった。前半までは良かったが。ただまあ間違い無く良くなってる。去年は完全に最下位ドアマットチームだったが、明らかにチームとしての体を為して来ている。
  • ただ、今回は明確に#22 AT Ned Crotty (Duke 10)が完全に封殺された事が痛かった。しかもルーズボールでも絡まった際に足首を負傷したっぽい...途中退場。もしここでCrottyが長期離脱と言う事になれば一気に黄色信号、いやもう赤信号点灯...まずいな...
  • Syracuse 11のG & DF軍団が引き続きいい。特に今回は#11 LSM Joel White (Syracuse 11)のMLLトップクラスのアスリートっぷりが遺憾なく発揮された。コートを縦横無尽に駆け回りGBを発生させ、拾い、クリアし、OF参加。圧巻だったのはクリア後ゴール裏からwrap aroundしてのダイブショットでの得点。思わず飲んでたビールをブホーッと吹き出させられた。有り得ん。180°以上の角度をカバーするダイブ。ロングスティックでそれやるんかい!?と。この人はUS代表の器だ。第二のBrodie Merrillになる日も近い。
Highlight

2012年6月17日日曜日

MLL 2012 vol.03 Long Island Lizards @Boston Cannons

NLLで抜けていた選手、NCAAで戦っていたルーキー達が合流を完了し、いよいよ本格化して来たMLL。やはり毎年NCAAが終わった後にMLLの試合を見る度に感じるが、NCAAのトップレベルと比べても圧倒的にレベルが高い。サイズ、スピード、パワー、技術、全てに於いてNCAAのトップクラスの選手のみが参加する事が許されたスーパーエリートリーグである事が如実に感じられる。これが文字通り世界最高峰のレベルと言う事だろう。(ここから更にバキバキに選ばれて来るTeam USAがどれだけ「化け物」クラスかが伺い知れる。)

ここまで4勝1敗のBoston Cannonsと2勝2敗のLong Island Lizards。

Bostonは今年のチーム拡張に伴う再配分でのダメージが最も少ないチーム。ほとんど去年の優勝メンバーのまま、# 99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)を軸に安定したパフォーマンスを発揮している。

一方のLong Islandはコーチも含め大幅にメンバーが入れ替え。特にDFでは長年二本柱だったNicky Polanko (Hofstra 02)とBrian Spallina (Hofstra 00)ののHofstra出身Italianカテナチオディフェンスの2枚をChesapeakeに放出。OFでもJohn Grant Jrと#40 AT Matt Danowskiと#13 OF MF Stephen Bergerの3本柱をCharlotteに放出し、かなり顔ぶれの違うチームになっている。

前半Bostonがリードし、やはりこの安定感には勝てないか?と思ったが、後半になってLong Islandが逆転。13-10でLIが勝利。これで3連勝。一気に優勝戦線に絡める強さを見せた。

Long Island Lizards
  • まず何と言っても現世界最高Gとの意見もある、昨年ベストゴーリー、#14 Drew Adams (Penn State 09)が実力を遺憾なく発揮。Cannonsのシュートの嵐をことごとく止めまくった。やっぱMLLのGのレベルは明らかにNCAAより2-3段上。
  • OFでは一新された顔ぶれのAT、#27 Ryan Young (Maryland 11), #22 Tommy Plasek (Syracuse 12), #66 Matt Gibson (Yale 12)の1-2年目の若手軍団が思いの外善戦。
  • Denverから移籍した#42 MF Max Seibald (Cornell 09 / USA 10)の2 point shotが鬼。
  • あとはDenverからトレードされた燃えるロン毛高校教師#6 MF/AT Brian Langtry (Hofstra 98, 36歳)が引き続き異様な玄人臭さを見せまくり。
  • 全体として、ボールをチーム全体として共有し、バランスよく全員から点が取れている点が素晴らしい。明らかに去年までのBerger/Danowski/Grant Jr.がボールをがっちり握って、彼らの調子が良ければ勝つし、彼らがダメならダメ、という鎖から解き放たれている。今後よくなって行く予感。
Boston Cannons
  • 引き続き#99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)が突き抜けて怖いが、彼が今回もフィーダーに徹し続けている。一歩抜くだけでスライドが発生するので簡単に空いた選手からフリーで得点。ただ、それを察してか、LIが途中からかなり遅めのスライドに切り替え、結果誰も空かずにパスも出せない/変なパスになって自爆、というパターンがいくつか見られた。やはり原則行けたら一人でゴールまで行く、ってのが鉄則なんだろう。
  • #37 LSMF Brian Farrell (Maryland 11)が更に成長を遂げている。OFでの攻撃力Shorty以上。
  • が、後半なぜか噛み合なくなった。爆発力が失われてしまった。ベテラン中心の布陣故のターボの効かなさか?まあ、長いシーズン。プレーオフで勝たなけりゃ意味が無い事をよーく解ったチーム。心配は無用だろう。

2012年6月13日水曜日

MLL 2012 vol.02 Hamilton Nationals @Charlottes Hounds

2発目は去年準優勝のNats対今年から参戦のCharlottes Hounds。大体今までのMLLの歴史では、新規参入のチームは最初の数年ボコられ、本格的にパフォームしてくるのは数年後。中にはChicago Machineの様に立ち上がらぬまま消えて行くパターンも多い。

そんな中今回見たHoundsは明らかに期待値越え。一年目からトレードやexpansion draftであらゆる手段を駆使して強力なRosterを揃えて来ており、メンツに関しては既に強豪以上。。これまでイマイチ噛み合っていなかったが、今回の試合の2Qから一気に歯車が回り出し、あと一歩という所までNatsを追いつめた。

が、最後に経験の差が出て18-17で逃げ切られる。

1Qに8-1まで離されるが、そこから一気に噛み合いだし、後半リードを保つ展開。ここまでTV放映2試合とも接戦で申し分無いエンターテイメントコンテンツを提供してくれている。

見所は、

Hamilton Nationals
  • NLLメンバーが戻って来てここからが本番。Canadian軍団と生ける伝説#22 OFMF Casey Powell (Syracuse 98)は健在。
  • 今回はGは#42 Scott Rodgers (Notre Dame 10)ではなく、#23 Brett Queener。素晴らしいセーブを連発し、異様な機動力でロールダッジにスプリットダッジに相手を抜きまくり、シュートまで持ち込んでいた。
  • 未来のエースCanadian #21 MF Kevin Crowley (Stony Brook 11)が明らかに一段成長しており、MLLにアジャストして来ている。段々Gary Gait化、又はJohn Grant Jr化してきている。今後が怖い。
  • あとはやはり#1 AT Joe Walters (Maryland 06)。この人のシュート/OFの巧さには毎回溜め息が出る。同じパワーや技術があったとしても、この人の場合はそれを如何に巧く/賢く/効率的に使うかという点でMLLの中でも抜きん出ている。学ぶ事が多い選手。

Charlotte Hounds (Roster)
  • メンツ分厚い。特にOF。#40 AT Matt Danowski (Duke 08), #2 AT Jeremy Boltus (Army 11), #4 AT Billy Bitter (UNC 11)のスターAT 3枚に加え、#13 OF MF Stephen Bergerや#7 MF Jovan Miller (Syracuse 11), #36 Brian Carroll (Virginia 10), #12 Justin Turri (こないだ卒業したばっかのDuke 12)らversatileなMFも多くいる。
  • 特に今回はStephen Bergerのベテランならではの匠の技をたくさん見せてくれた。もちろん速いし上手いんだが、それ以上にラクロスを本当によく解った、高いラクロスIQに基づいたプレーを複数見せてくれている。敢えてダッジで抜けなくてもリダッジして決める、ちょっとのずれを見逃さずに交わす、Long rangeでも上手く相手をスクリーンに使って、微妙なコースに打って決めるなど。
  • これでHoundsは1勝4敗。まだ成績に結びついていないが、一方で今回の試合で確実にリズムを掴んだはず。段々Chemistryも生まれつつある。今後の盛り返しに期待。

Highlight

2012年6月11日月曜日

MLL 2012 vol.01 Boston Cannons @Rochester Rattlers

NCAAのシーズンが終わると早速MLLのシーズンが本格化。正確には5月から既に数週間先行してシーズンは開幕しているが、NCAAトーナメントを戦っていたルーキー達が卒業直後に合流し、加えてNLLプレーオフを戦っていた一部のCanadianを中心とした選手たちも加わり、いよいよ6月からが本格的なシーズンという感じ。

今年からCBS Sports Networkが放映権を獲得し、レギュラーシーズンの試合を毎週放映。ESPNが毎週放映していた2008年のシーズンに近い感じになって来た。

今回は昨年優勝のBoston Cannons対、移転2年目のRochester Rattlers。

試合は雨の中始まり、終了前には土砂降りに。

結果は16対16の同点でOver time。最後はRattlersルーキーの# MF Roy Lang (Cornell 12)が決勝点を叩き込んで決着。これでCannonsは初黒星で4勝1敗、Rattlersは2勝2敗。

印象に残ったのは、

Rochester Rattlers
  • やはり今年もOFの柱はMLL 3年目で去年MVP次点だった#22 AT Ned Crotty (Duke 10)。Xから左右両方にスピードで抜いてぶち決めて来る。現時点ではPaul Rabilに次いで2番目のOF選手。
  • DFとGが良くなっている。明らかに。去年は#16 G John Gallaway (Syracuse 11)が一年目でアジャストに若干苦しんでいたが、明らかに今年は適応しつつある。加えて#40 DF John Lade (Syracuse 11)、#11 LSM Joel White (Syracuse 11)とのトリオが揃い、チームとしてもより手堅くなっている。
  • OFではMFの柱、12年目のリーグ最年長ベテラン、#9 MF Matt Striebel (Princeton 01)が未だにトップクラのパフォーマンス。シュートが上手い。速いとかじゃなくて上手い。スクリーン、タイミングや軌道のズラし、騙し、バウンドの変化球、その辺の玄人臭さ満載の上手さを見せている。
  • 一方で、試合には勝ったものの、あらゆる要素がたまたまハマったが故に、という面も否めない。特に「ぶっちゃけCrottyがハマったら勝つし、ダメだったら負ける」と言う状況はそんなに大きくは変わってないか...?イマイチ優勝に絡んで来る絵は思い浮かばない。

Boston Cannons
  • 言うまでもなく昨年MVP #99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08)が引き続き鬼。今年明確に進化しているのは、余りにもLSMに着かれてスライド超早めに来るので、明らかにアシストに軸足を移している点。去年は無理して2-3人に囲まれても気合いで抜きに行き、時々決めるが結構潰される/外すというパターンが多かったが、今年は明らかにちょっと抜いてスライド発生させて空いた選手にパスをさばいて、簡単に得点させる、というパターンがかなり増えている。今シーズンはアシスト数が相当行く筈。
  • 他のメンバー、DF, MF, AT, Gいずれも主力が残っている。今年もなんだかんだ言って優勝候補か。ATは#14 Ryan Boyle (Princeton 04)、#7 Matt Poskay (Virginia 06)、そしてMFには#27 Kevin Buchanan (Ohio State 08), #10 Brad Ross (Duke 09)ら強力な打線が控える。層が厚いし経験値が明らかに一番高い。

Highlight

2012年5月6日日曜日

Billy Bitterの故郷Manhasset, NY

先日紹介したMaverik LacrosseのFuture is HereのCMの延長企画で、広告塔でもある元UNC #4、現Charlotte Hounds AT Billy Bitterの故郷、NY州NY Cityの東側にある、Long IslandのManhassetの紹介動画が載っていた。

Maverikがしっかり作り込んでて、曲や絵や構成がしっかりしていて作品として完成度が高く、アメリカの東海岸北部の、特に第二のHot Bed(温床/苗床、インキュベーター)と言われるLong Islandの雰囲気が解って面白い。

なるほど、こういう所からBitter兄弟や、PannellやBratton兄弟や、Nicky Galassoが生まれてくるのねと。

先日Chapel HillのUNC-Virginia戦にお父さんが来ていたが、父親は地元の少年チームのコーチをやっていたらしい。家の庭にゴールがあって近所の窓ガラス割りまくりだったとの事。もちろん壁で壁うちしまくり。父親が同じスポットに当て続けてレンガにボッコリ穴が空いている。

アメリカのラクロスの裾野の広さと歴史の深さを感じさせる。