いやいやいやいや。ハラハラドキドキの展開。
堂々の一位で優勝候補のDenverと、完全にチームを一新して新コーチの下ルーキー主体ながらギリギリでプレーオフ進出を決めたLIの対決。
そもそも準決勝前の下馬評ではDenver優勝と見られていた。
が、ラクロスの神様の悪戯か、思いがけないドラマが待っていた。
前日の練習でDenverのエースでシーズンMVPの#2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)が足首を捻挫のアクシデント。走ることができなくなり、なんと準決勝を欠場。全てのゲームプランを根源から作り直す必要が生じてしまった。
試合は、序盤からDenverがほとんど全ての攻撃の起点となっていたMundorfを失い、完全にぎくしゃく。勢いに乗ったLong Islandにボコボコに得点され、3Q序盤で12-3と大量リード。
Denverファンは、「あー、これで今年も優勝の夢はお預けか...」と感じていたはず。
ところが、ここから一気に奇跡の大逆転。10連続得点でまさかの逆転を果たし、悲願の決勝返り咲き。こちらもルーキーの#22 AT Mark Matthews (Denver 12)、#10 Chris Bocklet (Virginia 12)が大活躍。加えてMFの柱#57 Peet Poillon (UMBC 09)がまたしても「俺が負けさせねえ」の気迫ほとばしる鬼の勝負強さを見せてゲームの流れを一気に変えた。
恐らくMLLプレーオフ史上最大の大逆転劇だろう。さすがに1.5Qで10点を引っくり返すってのは聞いた事が無い。当然狙って出来る事じゃない。
「今年こそは」の気持ちが一番強いように見えるDenver。特にエースのMundorfはラクロス人生を掛けて人生発のMLL優勝を狙って来ている。決勝ではどうなるか。
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