2012年6月23日土曜日

MLL 2012 vol.04 Rochester Rattlers @Denver Outlaws

16-12でDenver。Rochesterもしぶとく着いて行ったがやはり明確な実力の差が出た。

Denver Outlaws (Roster)
  • 現世界最高のATの呼び声も高い#2 Brendan Mundorf (UMBC 06)。やば過ぎる。感動的に強過ぎる。フルタイムのプロとしてNLL/MLLでプレー。脂が乗り切っている。オフシーズンも専任のトレーナーを付けてフィジカルを鍛え続けている効果が明らかに出ている。Xからのダッジのスピードとキレ、方向転換の鋭さには誰も着いて行けていない。シュートでもダイブや至近距離での巧さは小さいゴールと大きいゴール、狭いスペースと数段速いスピードの中でやっているNLLでの経験がもろにでている。ミドルのシュートもクソ巧い。マジで外さない。どんだけ毎日シュート練習してんだ?っていう精度と安定性。8ポイントの活躍。ATとしてこのレベルでプレー出来ているのは現時点で彼だけだろう。
  • ATは上記Mudorfと、ルーキー#22 Mark Matthews (Denver 12)、#10 Jordan McBride (Stony Brook 11)のCanadian 2枚。これがまた効果的。二人ともシュートゲロウマ。えぐいフィードでも確実に拾って決める。
  • GとDFが堅い。Gの#19 Jesse Schwartzman (Johns Hopkins 07)が引き続き不動の守護神。好セーブ連発。(一回まさかのクレードルからポロリの自殺点があった。珍しい。恐らく小学校以来とかじゃないだろうか...)
  • 感動的だったのは#29 DF Lee Zink (Maryland 04, Team USA 10/11/12)。「相手エースATの存在を消し去る」力半端無し。毎回エースATに着いて確実に封殺している。今回も信じられない事にRochesterエースの#22 AT Ned Crottyの存在がゼロになった...ボールを持たせない。持たせてもビタッとネチッと着いてやらしいチェックを入れて決して抜かせない、落とす。DFでここまで見る人を感動させられる選手は決して多くない。現時点で世界最高DFと呼ぶ人も多い。間違い無くトップクラスの一人。でかくて身体能力高くてNastyな(えげつない)DFを多く輩出してきた事で有名な名門Maryland強力DF軍団出身。
  • ここまで4試合MLLを見て来た中で、Chesapeake以外の7チームの中では明らかにトップレベル。Boston Cannons同様、強力なチームとしての土台が存在しており、歴史が組織の実力として蓄積している。加えて大幅入れ替えを図ったATが間違い無く去年より良くなってる。(去年はぶっちゃけBilly Bitterがイマイチ機能してなかった.../OF全体の流れを考えるとマイナスになっていた)優勝候補の一角である事は間違い無い。

Rochester Rattlers (Roster)
  • 惜しかった。前半までは良かったが。ただまあ間違い無く良くなってる。去年は完全に最下位ドアマットチームだったが、明らかにチームとしての体を為して来ている。
  • ただ、今回は明確に#22 AT Ned Crotty (Duke 10)が完全に封殺された事が痛かった。しかもルーズボールでも絡まった際に足首を負傷したっぽい...途中退場。もしここでCrottyが長期離脱と言う事になれば一気に黄色信号、いやもう赤信号点灯...まずいな...
  • Syracuse 11のG & DF軍団が引き続きいい。特に今回は#11 LSM Joel White (Syracuse 11)のMLLトップクラスのアスリートっぷりが遺憾なく発揮された。コートを縦横無尽に駆け回りGBを発生させ、拾い、クリアし、OF参加。圧巻だったのはクリア後ゴール裏からwrap aroundしてのダイブショットでの得点。思わず飲んでたビールをブホーッと吹き出させられた。有り得ん。180°以上の角度をカバーするダイブ。ロングスティックでそれやるんかい!?と。この人はUS代表の器だ。第二のBrodie Merrillになる日も近い。
Highlight

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