その後のいろんなメディアや関係者からのコメントが印象的だったのでいくつか紹介。
まずはスタッフ/選手たちの言葉を紹介。
Underdog(低い期待値/下馬評)からの堂々の優勝。最後の最後まで正直最も揺らいでいない唯一のチームだった。完全に王者の風格。「今に生きる」「変化を見る」「他人でも環境でもなく他人の見る目でも無く、唯一コントロール出来る自分に集中する」「仲間を信じる」「感謝する」「ポジティブな感情を周囲に投げかける事で自らのセルフイメージとパフォーマンスを最大化する」正にスポーツ心理学の教科書のような、「フロー」を維持し続けたチームだったと言えるだろう。
彼らの言葉の端々からそれが感じられる。余りにもメンタルの教科書として使えると感じたので紹介させて頂こうと思う。話を聞いていて、彼らの笑顔と、漏れ伝わって来る喜びを見ていると、胸が熱くなり、脳が痺れ、目頭が熱くなる。下馬評を覆して優勝するってこういう事なんだなと。
現役選手/スタッフの皆さんは是非彼らの姿と心と目を焼き付けて、同じ場所に立って欲しいな...と願ってやまない。(そして、自分自身も、今戦うフィールドで、こういった形で何かを成し遂げられるよう、感動を手に出来るよう、引き続き毎日全力で頑張ろ&楽しも、っと思った次第。)
#31 DF Dylan Grimm (Sr)
- とにかく今回の準決勝決勝も、徹底して「特別な事はしない。いつも通り、目の前の試合を一つ一つこなして行く事に徹する」というメンタリティで挑んだ
- ぶっちゃけ優勝の実感は無し。試合前にスタジアムをジョグッた時も、「ん?なんか、これホントにNational Championshipなの?何かピンとこねえな。ま、いつも通りっしょ」という感じだった。
#27 DF Reid Acton (Canadian, Jr)
- Goalieの#24 Jack Rankelが2年生にも関わらずステップアップしてDFを統制してくれた。
- 来年は6人のAll Americanを含めたほとんどの主力メンバーが残り、若手も台頭してくる。来年も楽しみ。
エースでTewaaraton Trophy Finalistの5人に残っていた#4 AT Mike Sawyer (Jr)
- 信じられん。ガキの頃からそもそもこのFinal 4のフィールドに立つ事が夢だった。それがまさか優勝出来るとは。
今回のトーナメントで一気に全国区のスターDF MFに上り詰めた、#5 DF MF Josh Hawkins (Jr)
- 長い長い1年のシーズンだった。本当に全てを注いで死ぬ気で努力して来たので、勝ててマジで嬉しい
- 今年経験した一年間の軌跡、一瞬一瞬を心に刻み付けて来年以降に生かしたい
- 今まで自分たちは「優勝だけが最後の目的地」と割り切って、レギュラーシーズン中やトーナメントの予選では例え試合に勝っても決して心から勝利を祝う事は無かった。今、それを成し遂げたので、やっと心から祝える。
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