2012年7月12日木曜日

MLL 2012 vol.08 Ohio Machine @Denver Outlaws

数日遅れでMLLのサイトにハイライトがアップされたので再掲。(リンク

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シーズン全14試合のうち8試合が終わり、折り返し地点のAll Star Gameが終わり、いよいよレギュラーシーズンの後半戦に突入したMLL。上位4チームによるプレーオフ出場権を懸けた順位争いがいよいよ熾烈になって来る。

ここまで5勝3敗で3位のDenverは確実に勝ってプレーオフ出場を獲得を固めたい。

一方のOhio Machineは今年から参入の新規チーム。ここまで1勝6敗で苦戦中。

7月4日のアメリカ独立記念日に行われた試合。

今年Ohio Machineの試合をTVでちゃんと見るのは初めて。何気にどんなもんか気になっていた。特に全体2位で指名されたがここまで怪我で出場していなかったルーキー#66 AT Steele Stanwick (Virginia 12)の活躍に注目。

さすがに地元3万人の観客の応援もあってDenverが圧勝するだろうと予想していたが、何とOhio Machineが予想外の善戦。後半ぐっと追いつめDenverを苦しめる。が、最後は地力の差でDenverが17-13で辛くも逃げ切り。

にしても思った以上にいい試合だった。特にOhioの短期間での成長には正直Impressされた。

Ohio Machine (Roster)
  • 感心を越えて感動した。Steele Stanwickがたった一人入るだけでここまでチームって変わる物なのかと。予想を遥かに上回るインパクトを与えている。Steeleが入る前のOhioは典型的な新規参入チーム。一段落ちるタレントで、チームとしての戦術や連携が固まっていない状態で個人プレー主体の単発オフェンスでターンオーバーを繰り返し。が、今回Steeleが一人入っただけで圧倒的に形になっている。締まっている。彼がボールを持つ事で一気にバラバラだったOFが一つの形にまとまって統制されてくる。彼のアシストによる得点が5得点。司令塔のQuarter Back、Point Guardとしてバンバンボールを配給。常に頭の横のレディーポジションにアップライトクレイドルでスティックを構え、ピクッ、ピクッとフィードを狙い続け、「ここ!」と言う所で「どボックス」に絶妙のタイミングでスパッとパスを投げて来る。MLLでどれだけ活躍出来るか疑問に思っていたが、彼が一人で引っ張らざるを得ない弱小チームであるOhioに来た事で、思った以上に存在感を発揮出来ている。
  • あとやはり相当印象に残ったのはChesapeakeから放出された#81 LSM Kyle Hartzell (Div II - Salisbury 07)。10年のChesapeake優勝に貢献しておきながら去年涙の放出トレード。その怒りをぶつけるかの如く一人獅子奮迅の活躍。十八番のRusty GateチェックでPoillonをカモり、All StarのFastest ShotコンテストでRabilと並ぶ111 mile per hour(時速179キロ)を出した鬼の2 point shot打ちまくり。EMOに普通にロングスティックで参加ってよ...
  • いずれにせよ、Steeleが入った事でいきなり形になって来た。後数年でそこそこ戦えるチームになってくる気もする

Denver Outlaws (Roster)
  • 前半爆発的に点取ったんだけどな...なぜか後半失速。Denverなぜか昔からそういうとこあるよね...そういう詰めの甘さを無くして行かないと優勝は出来ない気が。
  • にしても#2 AT Brendan Mundorf (UMBC 06)が相変わらず最強ATっぷりを発揮。ホント安定して速くて上手くて正確。ATの現役選手は彼のプレー毎日100回見て頭の中でトレースしまくれば上手くならない訳が無い。
  • 今回はSteeleとトリオを組んでいたVirginia 12の二人、#11 AT Chris Bockletと#34 MF Colin Briggsが大活躍。
  • 全体的にDenverは相変わらずどのポジションもしっかりした選手がしっかり存在していて、チームとしても安定している。FOだけちょっと不安があるか?あと後半のDFの弛み。が、現時点でChesapeake, Bostonに続いて優勝候補である事には変わりない。
あれ、何故かハイライト映像が無い...已む無くRecap

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