先日紹介したMaverik LacrosseのFuture is HereのCMの延長企画で、広告塔でもある元UNC #4、現Charlotte Hounds AT Billy Bitterの故郷、NY州NY Cityの東側にある、Long IslandのManhassetの紹介動画が載っていた。
Maverikがしっかり作り込んでて、曲や絵や構成がしっかりしていて作品として完成度が高く、アメリカの東海岸北部の、特に第二のHot Bed(温床/苗床、インキュベーター)と言われるLong Islandの雰囲気が解って面白い。
なるほど、こういう所からBitter兄弟や、PannellやBratton兄弟や、Nicky Galassoが生まれてくるのねと。
先日Chapel HillのUNC-Virginia戦にお父さんが来ていたが、父親は地元の少年チームのコーチをやっていたらしい。家の庭にゴールがあって近所の窓ガラス割りまくりだったとの事。もちろん壁で壁うちしまくり。父親が同じスポットに当て続けてレンガにボッコリ穴が空いている。
アメリカのラクロスの裾野の広さと歴史の深さを感じさせる。
2012年5月6日日曜日
2012年5月5日土曜日
NCAA 2012 Game Review vol.28 Cornell @Princeton
Ivy Leagueの伝統のライバル関係。毎年恒例のレギュラーシーズン終盤の試合、Cornell vs Princeton。
現時点での大学最高の選手、Rob Pannell(ロブ=パネル)
今年のNCAA Division 1 Lacrosseの最大のStory lineの一つは、やはり何と言っても現時点での大学最高の選手、過去15年で史上最高のATとも言われる、去年のUSILA MVPで今年のMLL全体1位指名、Cornell #3 AT Rob Pannell (Sr)の怪我での離脱。3年前の2009年に1年生として司令塔を勤め、当時CaptainだったMF Max Seibaldらと共に決勝まで勝ち残るも、最後の最後にOTでSyracuseに逆転負け。最終学年の今年こそ果たす事の出来なかった優勝を成し遂げられるかに注目が集まっていたが、開幕2試合目で足首を骨折。復帰出来ぬままここまで来てしまった。
Face Off Classicでカートに股がってベンチで他の選手たちにアドバイス&激励していたのが印象的だった。
当初は2ヶ月以内に戻って来ると言われていたが、現時点でまだ復帰出来ておらず。QuintによるESPNU Lacrosse Podcastのインタビューでも、復帰の目処は立っておらず、ひたすらリハビリに努めているとだけコメントしていた。
①リハビリが奇跡的に間に合って今年の最後の数週間をトーナメントのためだけに復帰するのか、仮に出た所で果たして出てチームを救えるのか。②はたまた今年は諦めて、卒業も諦めて来年5年生として復帰するのか、③それとも卒業してしまってPrincetonのJack McBrideがUNCに大学院生として再入学して出ているように、最後の一年のEligibilityを他校で使うのか。それとも④単純にもう大学ラクロスは卒業して来年からNYで働きつつMLLでプレーするのか、去就に注目が集まり始めている。
難しいのは、学問的にも名門のCornellでこれまで卒業に向けて勉強も頑張って来た訳で、その努力を捨ててまで学期を放棄するという選択をするかどうか。仕事的にも既にNYの仕事のオファーを貰っており、それが一年待ってくれるのかという疑問もある。が、彼のCornellへの忠誠心を考えるとそれも考えられる。はたまた、学問的な無駄を避けて、一方でラクロスキャリアを最大化させるために、例えばVirginiaやDukeやUNCのBusiness Schoolの大学院に入学して大学院生としてプレーしたりしたらなかなか驚愕のシナリオだ...(ま、今からだとさすがにApplication(出願)が間に合わないか...)
Pannellが抜けたCornellはここまでパッとしておらず、シーズン開幕前3位の面影はもはや感じられない。彼がいるのといないのとで全く別のチームという印象。
試合
そして、この試合もそれを如実に現すかの様に、14-9でPrinceton圧勝。
Highlight
現時点での大学最高の選手、Rob Pannell(ロブ=パネル)
今年のNCAA Division 1 Lacrosseの最大のStory lineの一つは、やはり何と言っても現時点での大学最高の選手、過去15年で史上最高のATとも言われる、去年のUSILA MVPで今年のMLL全体1位指名、Cornell #3 AT Rob Pannell (Sr)の怪我での離脱。3年前の2009年に1年生として司令塔を勤め、当時CaptainだったMF Max Seibaldらと共に決勝まで勝ち残るも、最後の最後にOTでSyracuseに逆転負け。最終学年の今年こそ果たす事の出来なかった優勝を成し遂げられるかに注目が集まっていたが、開幕2試合目で足首を骨折。復帰出来ぬままここまで来てしまった。
Face Off Classicでカートに股がってベンチで他の選手たちにアドバイス&激励していたのが印象的だった。
当初は2ヶ月以内に戻って来ると言われていたが、現時点でまだ復帰出来ておらず。QuintによるESPNU Lacrosse Podcastのインタビューでも、復帰の目処は立っておらず、ひたすらリハビリに努めているとだけコメントしていた。
①リハビリが奇跡的に間に合って今年の最後の数週間をトーナメントのためだけに復帰するのか、仮に出た所で果たして出てチームを救えるのか。②はたまた今年は諦めて、卒業も諦めて来年5年生として復帰するのか、③それとも卒業してしまってPrincetonのJack McBrideがUNCに大学院生として再入学して出ているように、最後の一年のEligibilityを他校で使うのか。それとも④単純にもう大学ラクロスは卒業して来年からNYで働きつつMLLでプレーするのか、去就に注目が集まり始めている。
難しいのは、学問的にも名門のCornellでこれまで卒業に向けて勉強も頑張って来た訳で、その努力を捨ててまで学期を放棄するという選択をするかどうか。仕事的にも既にNYの仕事のオファーを貰っており、それが一年待ってくれるのかという疑問もある。が、彼のCornellへの忠誠心を考えるとそれも考えられる。はたまた、学問的な無駄を避けて、一方でラクロスキャリアを最大化させるために、例えばVirginiaやDukeやUNCのBusiness Schoolの大学院に入学して大学院生としてプレーしたりしたらなかなか驚愕のシナリオだ...(ま、今からだとさすがにApplication(出願)が間に合わないか...)
Pannellが抜けたCornellはここまでパッとしておらず、シーズン開幕前3位の面影はもはや感じられない。彼がいるのといないのとで全く別のチームという印象。
試合
そして、この試合もそれを如実に現すかの様に、14-9でPrinceton圧勝。
- Princetonがここに来て明らかに良くなって来ている。Face Off ClassicでのUNCへの敗北、その後Syracuse, Hopkinsに負けていた頃と比べても、明らかに全体的に良くなっている印象を受ける。DFと現NCAA最高Gの一人#6 G Tylor Fioritoが鉄壁の守りを取り戻している。加えて、OFも下級生が覚醒しつつあり、アグレッシブな攻めを見せている。
- Cornellはキツい...Pannellがいないと抜ける選手、OFをクリエイト出来る選手がほとんどいなくなる...、と思ってみていたら、Pannellが怪我の間自分の分身として付きっきりで弟子として指導してきた1年生の#30 AT Matt Donnovanが驚きの活躍。明らかにPannellと同じ動きをし始めている。Princetonの最強DF #9 Chad Weidmeier (Sr)相手にズバズバと抜いて決めている。特にFinalizer(ゴール裏のネットによる引っかけ)の動き等は完全に生き写し。今後3年間Cornellの大黒柱で有り続ける事間違い無し。
- 解説者のQuint Kessenich氏 (元Princeton All American Goalie)が鋭く指摘していたが、CornellのDFはスライドを飛ばすのが早過ぎたとの事。PrincetonにはHopkinsやVirginia、UNC、Dukeに比べると明らかにダッジで抜けるMFやATが少ない。そんな中でそこまで早いスライドをする必要は無かったはず。結果としてカバーが間に合わず、一歩だけ抜いてスライドを発生させ、簡単に空いたフリーの選手に出され、中距離のTime & Room(日本語で言う所のスタンディングシュート)をズバズバ決められてしまった。逆に言うと、早いスライドで来るDFに対する攻めの勉強としてはいい教材か。
- 来週は開催2年目のIvy LeagueTournament。決勝で再びこの2チームがぶつかる可能性がある。去年はHarvardとCornellが熱い火花を散らした。
2012年5月4日金曜日
NCAA 2012 Game Review vol.27 Syracuse @Notre Dame
過去4年間2度の優勝も含めトップクラスに君臨し続けたSyracuse。去年7人のAll Americanを失い一気に若返りを図る今年。経験不足が災いし、17位でもう後が無い。もしTournamentに出られなければ、1983年以来30年間で2007年に続き2度目のレギュラーシーズン敗退と言う事に。
一方のNotre Dameは引き続き安定。現時点で3位。伝統の鉄壁DF SystemとGが最大の武器。
試合前/中に解説者達が指摘していた印象に残った数字は、①G Jon Kempのセーブ率67%。枠に行ったシュートの2/3はセーブしていると言う事。②Man Down失点率7%...マジか?相手にEMOやられても10本中9本は止めていると言う事。どうやってんだ?
試合は8-6でNotre Dame。過去の歴史で5度対戦しており全てSyracuseが勝利。従って今回が史上初のSyracuse戦勝利。(スコアボード)
見所は、
Highlight
一方のNotre Dameは引き続き安定。現時点で3位。伝統の鉄壁DF SystemとGが最大の武器。
試合前/中に解説者達が指摘していた印象に残った数字は、①G Jon Kempのセーブ率67%。枠に行ったシュートの2/3はセーブしていると言う事。②Man Down失点率7%...マジか?相手にEMOやられても10本中9本は止めていると言う事。どうやってんだ?
試合は8-6でNotre Dame。過去の歴史で5度対戦しており全てSyracuseが勝利。従って今回が史上初のSyracuse戦勝利。(スコアボード)
見所は、
- やはり何と言ってもND DF。素晴らしい。前半Syracuseを0失点完封。去年主力のClose DF 2枚をMLLに輩出したが、結局メンツが入れ替わっても同じレベルで鉄壁っぷりを発揮。如何に組織/システムとして完成されているかが解る。全体を眺めていて感じるのが、Man-to-manなんだが、余りにも連携が完成され過ぎていて、あたかもZoneなんじゃないかと錯覚してしまう。Slide、カバーの連携/コミュニケーションが完璧。クリース前にギュウッとパックして、絶対にやばい位置&角度から打たせない。相当数のCuseのシュートが薄い角度からの変なシュートにさせられている。
- 負けたとは言え接戦。非常に熱いいい試合。特に後半Cuseがエンジン掛かってからはどちらが勝つか解らない手に汗握る展開に。
- 腐ってもSyracuse。シュートがゲロウマ。特に#21 Tim Desko (Sr)が今シーズン三度目?のBetween the legでの得点。ファンタジスタ。そして#22 OFMF JoJo Malasco (Jr)のTime and Room(スタンディングシュート)の鋭さえげつなし。
- ただまあ、ちとCuseは全体的に、やっぱり若いのと、DFが明らかに去年から比べて数段緩いのと、Gが4年間ゴールを守ったJohn Gallawayから今年は一年生のBobby Wardwellになったのが大きな戦力ダウンに繋がっている。WardwellはUnder Armorにも選ばれているエリート高校生Gだったが、やはり明らかに大学レベルへのアジャストに苦しんでいる。来年以降での飛躍に期待。
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