2013年2月12日火曜日

NCAA 2013 Preview #5 North Carolina

毎年恒例の、Inside Lacrosseによるシーズンプレビュー。既にシーズンは始まってしまったが、今後3月に掛けて大事な試合が始まって来るのに備え。

まずは、プレシーズンで5位のUniversity of North Carolina (UNC) Tar Heels。去年一年間地元に住んでいた関係で5-6試合生で観戦させて頂いた。

優勝出来るかどうかは別として、はっきり言って、「NCAAで最もエキサイティングなオフェンスチーム」と言い切れると思う。機動力/スピードとスティックスキルのある選手たちがめまぐるしくポジションを変えながらパスを繋いでゴールに襲いかかって来る。Spectacleの言葉がズバッと当てはまる。

以下、Quint Kessenich氏のコメント
  • まあ、5位はちょとover rankedかなと。7位とかじゃない?
  • OFは超Dangerous
  • 去年のトーナメント一回戦のDenverとの一戦は、敗れはしたものの、去年のNCAA全体のベストゲームの一つ。派手な点の取り合いで、コンテンツとして胸を張ってどこにでも出せるもの
  • 12-16点確実に取って来る
  • 問題は明らかにDF。FOのRG Keenanが6割勝ってるのに10失点以上はまずい。
  • が、ここ1-2年で若くて能力の高いDFが入学してきてるので、状況変わるかも
  • エースでキャプテンで司令塔の#1 AT Marcus Holmanは何でもこなす。メンタル、リーダーシップも素晴らしい
  • #12 MF Chad TuttonはCanadaのU-19。ACCで一年生でMFで20得点は、過去の歴史で見るとスーパースターのパフォーマンス。
Head CoachのJoe Breschi氏のインタビュー
  • OFはメンバーがかなり残ってるので心強い
  • 強力な一年生がまた入ったので、彼らをどう高いレベルの試合に慣れさせて行くかがチャレンジ
  • DFも層が厚くなりつつたる
  • FOの#15 RG Keenanは引き続き頼りになる

2013年2月10日日曜日

NCAA 2013 注目選手

先週開幕したNCAAラクロス。Inside LacrosseにESPNU解説者で元Johns Hopkins / MLLゴーリーのQuint Kessenich氏らによる今年の注目選手、MVP候補選手が紹介されてたので転載。



まず、明らかに突出して注目度が高い2人が、

1. Peter Baum(ピーター=バーム) - Colgate #15 4年 AT

昨年67得点、30アシスト。(67得点て...)

昨年のTewaaraton Trophy受賞者(MVP)。ハイライトを見ると解るが、「爆発的」という言葉が相応しいダッジ力と広いレンジのシュート力で得点を量産。2000年代にMLLで一時代を築いたMark Millon氏を彷彿させる。今年のMLLドラフトで一位指名。正に、観る者をあっと言わせられる華のある選手。

ズバッと抜いて、ドカッと決める。シンプルだけど止められない。フェードアウェイでゴールから離れる方向に走りながら、中距離でかなり強力なシュートを決められる希有な存在。

悲しいかなColgateはTop Tierの学校ではないため、レギュラーシーズンの試合の放映がほとんど無く、一般のファンが彼のプレーを目にするのは5月のトーナメントか。

2. Rob Pannell - Cornell #3 5年 AT

2011年は42得点、47アシスト。

2009年に1年生にしてチームの司令塔として当時4年のMax SeibaldらとCornellを準優勝に導いたPannell。その後「今年こそは悲願の優勝」と言われながらも、それを成し遂げる事無く、勝負の年だった最高学年の去年、開幕戦でまさかの足首骨折。

MLLで全体一位指名されながらも、「大学でのラクロスに悔いを残したくない」と言う事で、留年を決意し、今年5年目の参戦。

正直、これ以上上手い選手はNCAAのラクロスでは観た事が無い。特にクリース周りでの抜く力、シュートのバリエーションと決定力、相手を引き続けて確実に決めさせるフィード力は、現役のATの選手にとって動画で何度も見直して勉強したい最高レベルのお手本。

苦しいのは、今年はチーム自体が優勝候補と呼べる程強くない(と目されている)所か。

3. Mike Sawyer(マイク=ソーヤー) - Loyola #4 4年 AT

52得点、10アシスト。

昨年のTewaaraton選出で最後まで残った、優勝校Loyolaのエース。こちらもダッジ力、シュート力鬼。

Quintをして、「体全体をしなるムチの様に使っている」とも形容されるシュートは素晴らしいお手本。

4. Marcus Holman - North Carolina #1 4年 AT

39得点、35アシスト。

去年一年間、地元North Carolinaで生で見続けた中で、最も印象的な選手。「ラクロスIQが高い」とは正に彼の事。コーチの息子として「賢いラクロス」を体現。

インタビュー等を聴く感じ、かなり考えながら、工夫しながら、常に足を動かし、相手の裏を掻く事、チームとしてより確率の高いシュートを常に考え続けている。

シュートも上手い。敢えて目線をズラしたり、タイミングをズラす事で、「あれ?何でゴーリー取れないの?」と言うシュートを頻繁に決めて来る。

5. Tom Schreiber(トム=シュライバー) - Princeton #22 3年 MF

MFとしては別格。一年生の時から強烈な印象を残し続けている。強力なダッジと広いシュートレンジ。加えて去年は(MLLのPaul Rabilと同じで)一歩抜いて引き付けてフィードというパターンが増え、一気にフィーダーとして成長している。

MLLレベルでもエース級になれるレベル。

ラクロスエリート一家出身。

6. Jesse Bernhardt(ジェシー=バーンハート) - Maryland #36 4年 LSM

MLL一巡目指名。でかい。機動力鬼。オフェンス力鬼。観てて超楽しい。DFも足でゴリゴリに着いて行って鋭いチェックでターンオーバー発生させまくり。

てな感じだろうか。今年はトップレベルの選手たちのレベルはかなり高いと感じる。特にRob Pannellが5年生として戻って来たのが大きい。やべえ楽しみ。

2013年2月8日金曜日

ラクロス映画「Crooked Arrows」vol.04

さて、これまた前回の記事から大分間が空いてしまったが、ラクロス映画Crooked Arrows(映画データベースIMDbのリンク)。去年の夏に全米で公開され、さすがに劇場に見に行く気にはならなかったので、iTunesでレンタルが開始されるまで待とうと思い、そのまますっかり忘れてしまっていた。


ふと思い出したのでチェックしてみると、レンタルされていたので、早速サクッと見てみた。というか、見ようとしてみた。

が、まあ、予想通りと言うか、悲しいかな、映画としては...ちと、大人が見るには耐えないと言うか、ぶっちゃけ、つまらん...最初の30分で見るのが苦痛になったので、そこからガンガン早送りで最後まで行ってしまった。

ラクロスのシーンを実際にプレーしている選手たちを使って撮っているため、ラクロス経験者が見て「なんだこのキモイ動き」とはなっていないのが救い。が、2時間の映画として見るには、ちと、ストーリーが薄過ぎる...

純粋なラクロスのプレーとして魅せるには、やっぱりNCAAやMLLのハイライトには敵わないし。

まあ、ラクロスやってる子供達が見て「おー」と盛り上がるくらいですかね...あんましラクロスをやってない人が見て、熱くなり、「ラクロスって面白いね!」と引き込まれる、って感じじゃないですな。正直。やむなし。