Marylandの様に分厚いタレントがOFに揃い、Run & gunと積極的なセットオフェンスを信条とするチームは正にZone DFを敷くべき格好の相手であるケースが多い。そして、Harvardを率いていた、高いコーチ力に定評のある彼ならではの冷静な見立てが非常に印象的だった。
以下、コメントのうち印象に残っているもの。
Marylandは今シーズンを通して既に7試合でZone DFに遭遇
しかも相手によっては一試合の中でもZoneの種類をいろいろ変えてくる。
- 1Qに3つの違うZone DFに出くわした事も。
- (→なるほど、そんなことあったのか...試合を見ていてもそこまで細かいシステムの違いには気付かなかった...)
- 例えばUNCはHC Joe Breschiの下訓練された効果的なZoneを敷いて来る。
- (彼自身の出身校であり、以前率いていた)Navyは逆にガチンコ勝負の男のman-to-manが自分たちにとってのベストだと考えてるし、それにプライドを持っている(これはこれでカッコよくはある。生き様として。他のチームがどうやるかは別として、自分たちとして何がベストかを最もよく理解した上での選択)
ただ、Zoneはぶっちゃけ自分たちMDにとってはよりやり易いという認識を持っている。
- 自分たちがより主導権を持って試合のペースや流れをコントロール出来るので。
- (→まあ、それだけ対策をしているし、心の準備も出来ているということなんだろう。試合を見た感じ、これはあながち嘘ではない気がする。もちろんman-to-manと対峙した時のMarylandとは違い、トランジッションの数も減るし、ペースも遅くなるが、だからと言って必ずしも彼らの場合単純に良さが消されて弱くなっている、という感じには見えない。単純に違うスタイルで時間を掛けて点を取るだけなので。)
- 動揺しちゃったり、苦手意識を持っちゃったり、焦っちゃったりという、「自分自身の心の揺らぎ」が結局一番の敵、そして相手の狙い。
- そうなると、自分が積極的に切り込んだり、シュートを打ったり、自分から積極的に自分のプレーをすることが出来なくなるから。
- (→もちろん、裏を返せば、OFとしてもそれだけ予想/準備しておくことが大事ってことなんだろうけど)
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