試合の動画と違い、選手やHead Coachがどういう事を考えてるのか、行動を取ってるのか、何を目指してるのか、どういうチャレンジを経ているのかが見えて、ものすごく、面白いし、参考になるし、学びがある。
なるほど、あの試合でのパフォーマンスの裏にはこう言う積み重ねがあるのねと。
今回のChapter 2はコーチ陣の選手への語り掛けが多く、特に心を打たれる点が多かった。
以下、重要なポイントをかいつまんでBullet Pointsでピックアップ。
Ohio State Head Coach Nick Meyers
- チームとしてもっとお互いをTrustしなきゃダメだ。何度も何をやるべきか説明しただろ?それを今実行できてない。選手の皆も俺たちコーチ陣を信じる必要があるし、コーチ陣も選手達を信じる必要がある。
- 試合が始まって笛が鳴れば、スコアは重要じゃない。「Are we gonna be tough?」
UNC HC Joe Breschi
- 28歳で初めてOhio StateのHCに就任した。そこである選手との1-on-1のミーティングで言われた事がコーチとしての自分を完全に変えた。
- コーチ1年目で、気負って、「ヘッドコーチたるもの、威厳を持って、ちゃんとしてなきゃダメだ」と思ってやっていた。今考えると、無理をして、肩肘を張って、本来の自分じゃない姿だった
- その選手は、「Coach, we love your energy, we love your passion. But, we don't know YOU.(情熱やエネルギーがあるのは判ったけど、本来のあなた自身はどういう人なんですか?)」
- Ohio StateのHC時代に事故で3歳の幼い息子のMikeを亡くしており、彼のLegacyを残すために、Scholarship(メモリアルの奨学金制度)と、毎年秋にUNCとOhio Stateの間でやる親善試合を始めた。
- 「限界まで速くプレーする時、お前達はベストのパフォーマンスを発揮できる」
- 「Trust & believe in yourself!」
- 「ハードにプレーできてるぞ!いいぞ!」
- 「まだまだ修正できる点はあるけど、Effortは素晴らしかった」
Ohio State HC Nick Meyers
- こうやって、2チームが集まって毎年Memorialのイベントをする事で、自分たちがやってる事は、ただの勝利のためじゃない、もっともっと大きな事のためなんだと思い知らされる
- Coach Meyersにとっては、一回一回の練習は、完璧に統制された、Competition (競争), Determination (決意/覚悟), Mental Trainingのシンフォニーである。
- 「お前今日いくつGround Ball拾えなかったっけ?」「Too manyです…」「は?いくつ?多すぎて数えられねえな!」「…」
- 「いいぞ!ナイスクリア!!」
- 「お互い一人一人に感謝しろ。俺たちは大きな一つの家族、兄弟だ。」
Duke #14 AT Justin Gueterding (Sr./4年)
- 2-3歳の頃からずっとラクロスをプレーしてる。父親はPenn StateのGoalieだった。自分のラクロスの知識はほぼ全て父から教えられた。
- 自分にとってはラクロスが人生。そして、自分はそこで最高の選手になりたい。
- Dukeが8年連続でFinal 4に出た後、低迷し、自分の代が初めての一度もFinal 4を経験してない代になってしまった。
- 自分たちには、Dukeが本来いる場所に戻す責任がある。それはFinal 4 Weekendだ。
Mikeのメモリアルのスピーチは心を打つ。ラクロスが、ただのスポーツを超えて、勝敗を超えて、人々の心を繋ぐ力がある事を伝えてくれている。
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