2017年3月3日金曜日

NCAA 2017 #02 Loyola @Johns Hopkins

今シーズン2試合目の観戦。2月18日、伝統的Lacrosseのメッカ、Maryland州Baltimoreの地元、目と鼻の先にあるライバル2校。Johns HopkinsがLoyolaを迎え撃つ。双方開幕以降上位にランクされている。

シーズン序盤からレベルの高い素晴らしい試合。堅いDefenseに定評のあるHopkinsの試合にしては珍しく、立ち上がりから殴り合い、点の取り合いの展開に。リードして、追いついて、追い抜かれて、の繰り返し。

最後は13-13の同点OTから、先週に引き続きJohns Hopkins AT #55 Joel Tinney (Jr./3年)のFlip fakeからの決勝点でHopkinsが劇的勝利。これでシーズン開幕から3連勝。

いやー、見所満載でハラハラドキドキの素晴らしい試合でした。

いくつかポイントを絞って印象に残った点をいくつか。
  • Johns Hopkins今年強いな!思っていたよりも明らかにいい。伝統の硬いDFが、去年は若干未完成だったが、今年はメンツが固まっている事もあり、大分安定してきている。去年若干火力に欠いていたOFも、全体的に経験値が高まり、明らかによりアグレッシブに、攻撃力を増している。今年は上位行くかもね、という予感。
  • エースATの対決。Loyolaのエースは去年Freshman of The Yearの#7 Pat Spencer (So./2年)。視野、フィード力、1-on-1、2-on-2の巧さを発揮。特に2枚目を引き出して、確実にフリーを作る技術は素晴らしい。Johns Hopkinsの司令塔は#32 Shack Stanwick (Jr./3年)。こちらも職人の仕事。二人ともMarylandのラクロス超名門高校、Boy's Latinで2/3年でAT duoを組み、National Ranking 1位を達成したチームメート。二人とも今年のNCAA LacrosseのトップATとして常に話題の中心に居続ける予感。
  • Hopkins #91 DF Nick Fields (Sr./4年)の個としてのDFの強さが際立った。相手エースのSpenserを、バシッと脚で着いて、特に後半に掛けて一切抜かせず、ほとんど仕事をさせていなかった。身体能力の高さ、角度や間合いのマネジ、ステップワーク、全てに於いて非常に完成度が高い。US代表DF出身のCoach Petroの作品といった感じだろうか。
  • 双方のGの活躍が印象的だった。Transitionとシュート数の多い展開だったが、両Gとも要所要所でBig Saveを連発。特に敗れはしたものの、Loyola G #0 Jacob Stover (So./2年)はかなり気持ちの入った好セーブを連発。去年は1年生にしてNCAA Division 1全体で8位のセーブ率を残したものの、準決勝で緊張からか調子が出せず、UNCに負けてしまったが、今回の試合では本来の実力を発揮した印象。父親は地元NFL (プロフットボール) Baltimore Ravens元キッカー。息子には大事な場面でのメンタルについて子供の頃から英才教育をしていたらしい。
いやー、いずれにせよ、シーズンの初っぱなからかなりレベルの高い熱い試合!やはりNCAA Lacrosseはいいですな!

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