2011年4月29日金曜日

Any Given SundayのAl Pachino's Speech

何日か前の記事でArmy-Navyの試合の記事で紹介した、映画、Any Given Sundayで、Miami Sharks(映画に登場する架空のチーム)のヘッドコーチのAl Pachinoが奇跡的逆転で出場出来たプレーオフの試合前に行ったスピーチ。

これ、ただの昔話以外の何物でもなく、我ながら痛痒い事この上無いが...丁度僕が東大で主将をやっていた2000年に公開され、当時の自分たちのチームに重ねて、凄くいろんな事を考えさせられた。Warriors(アメフト部)の奴らと一緒にハマり、渋谷や吉祥寺で何度か劇場に通って見直した記憶がある。決して解り易い(けどリアリティの無い)シンデレラストーリーでもなく、コーチや、怪我に苦しむベテランや、家族のために文字通り選手生命を懸けて身体を張るラインの選手、芽が出ずに苦しむ控え選手やスタッフ達やその家族が抱える悩みやチャレンジを紹介しながら描かれるリアルな話だった事もあり、心に刺さった映画だった。

映画を全部見てここまで来て、このシーンを見ると、尋常じゃ無く鳥肌立つこと間違い無し。サッカーのカズ始め多くのファンがアル=パチーノに憧れるのも良ーく解る。クソ渋くて、熱い。何度聴いても痺れる。



(にしても、当時大学生だった僕は、別に帰国子女だった訳でもなく、英語の聞き取り経験も、東大入試のリスニング、映画/歌で触れいたくらい。当時はこの演説の内容も恐らく5-6割くらいしか解っていなかった気がする(ぶっちゃけ雰囲気カッコいいなーぐらいの…)。今こうしてアメリカに来て、アメリカの組織の中でアメリカ人に囲まれて学校に行き、働いて来た事で、気づけば、さすがに英語でコミュニケーションする力もある程度付いて来た。10年振りにこれを聴き、如何にカッコいい事を言っていたか、人生に通じる深い事を言っていたかに改めて気づかされた。英語が解るようになったから、というファクター以外にも、いろいろ経験を積んで、痛い目も見て、メッセージ的により深いレベルで共感/理解出来るようになったって言う要素もでかいが。あともう10年して聴いたら、もう一歩深いレベルでAl Pachinoの言ってる事の意味が身に染みるんじゃないかと思う。)

Any Given Sundayの日本語Wikipediaページ

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