2017年5月25日木曜日

NCAA 2017 #13 Tournament 2nd Rd Maryland vs Albany

Quarter Final (準々決勝)の最終第四試合。全体一位で堂々の優勝候補Maryland対、先週Defending ChampionのNorth Carolinaを破ったAlbanyの一戦。

Albanyの勝利の方程式、FOを支配して、めまぐるしいボールの動きとクリースへのフィードで得点を重ねるOFがどこまでMarylandに通用するか?

が、蓋を開けてみれば18-9の大差でMarylandが圧勝。圧倒的な戦力の差を見せつけた。(Box Score)前半終了時点で12-4だったので、ほぼ前半に勝負が着いてしまった感じ。


Albanyはここまでトップレベルのアスリートを集められる名門強豪校では無いにも関わらず、個性溢れる、自由で創造的な、高い得点力を誇るラクロスで多くのファンを楽しませてくれた。来年以降に期待。

が、それにしても、まあ、Marylandの巨大戦艦としての強さが際立った。圧倒的に優勝候補としての揺らがぬ安定感を見せた。

  • FOが、最初に5本先取されて、やはりAlbanyにやられっぱなしか?と思われたが、そこから一気に盛り返し、試合中盤は圧倒的に支配。FOGO専門のコーチとして元MLL Boston Cannonsの12年優勝メンバー、CHris Mattesが付きっ切りでFace Offer達を育成して来た成果が出ている。
  • 去年と変わらぬOFの上級生3枚看板がまたしても極めてレベルの高い個人技とチームプレーを炸裂させた。現時点でのTewaaraton Trophy Winner (MVP)候補筆頭、#1 AT Matt Rambo (Sr./4年)が体の強さと左の大砲を爆発させての4得点4アシストで8ポイント。#2 AT Colin Heacock (Sr.4年)も1得点ながら、プレッシャーを掛け続けた。そして、引き続き異様な生産性を誇っているのが#40 OFMF Connor Kelly (Jr./3年)。ダッジから、パスを受けて、鋭いシュートを突き刺し続けて5得点。いやー怖いっすね。相手DFとGは。
これはさすがに今年は悲願の1975年以来42年ぶりの優勝でしょう。よっぽどな番狂わせが無ければ。

と、書いて、でも2011年、2012年、2015年、2016年もそう思って見てて、結局あと一歩及ばずで毎回優勝逃して準優勝に甘んじてるんだよな…と。去年なんて絶対優勝と決勝戦の試合終了時点まで思ってたし。

今度こそその呪縛を解き放てるか。準決勝はDenver。今年はレギュラーシーズンで対決していない。決して侮れる相手では無い。ましてや相手はあの7回優勝を誇るHC Bill Tierney氏。間違いなくばっちり対策を練って来る。うおー今からブルっと武者震いしてくる組み合わせだ。



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