2017年5月29日月曜日

NCAA 2017 Semi-Final

今年も遂にLacrosse最大の祭典、LacrosseのSuperbowlとも言われる、NCAA ChampionshipのFinal 4が行われる、Memorial Day Weekendがやって来た。

Boston近郊のFoxboro、NFL New England Patriotsのホームスタジアム、Gillette Stadiumにて。アメリカに来て以来毎年恒例のイベントになっている我が家では今年も最前列の席で観戦。

アメリカではラクロスの競技人口自体は継続的に伸び続けており、引き続きラクロスは成長スポーツであるにも関わらず、残念ながら、高画質のTV放映の充実や、遠出を嫌う傾向で、会場の集客数はここ10年下降線にある。(Final 4の観客動員数のTrend)決勝戦の観客動員数は、2008年の5万人をピークに、漸減を続け、ここ数年は2.5万人と10年間でほぼ半減。恐らく今回は雨天で気温も低く、更に客足は伸び悩むんじゃないだろうか。

しかしながら、やはり、毎年この会場に来て感じるこの高揚感、興奮、ラクロス愛、ワクワク感は、他では得られないと感じる。

試合のレビューは、別途時間が有る時に追々書いていこうと思うが、クイックに結果と感想のみ。

一試合目はOhio State vs Towsonで、Ohio Stateが5点差から逆転して一点差で初の決勝進出。

二試合目は、Maryland vs Denverで、こちらも接戦の末一点差でMarylandがこれ連続の決勝進出。43年ぶりの悲願の優勝に向けて駒を進めた。

詳細は追って書くが、正直、痺れた。素晴らしい準決勝2試合だった。

これまで、2008年、2011年、2012年、2016年、2017年と、5回会場でFinal Fourを見てきたが、今年の準決勝2試合は、2試合揃っての、エンターテインメントコンテンツとして、見て楽しむ試合としては、ここ10年で最もQualityの高い2試合だったんじゃないだろうかと感じた。

今年のTournamentはここまでの1回戦、2回戦では、結構大差の試合が多く、ちょっと詰まらない年かと言われていたが、ここに来てグッと接戦の、緊張感のある、逼迫した、手に汗握る試合になってきた。

Turnoverも少なく、個人の心技体、チームとしての戦術的な駆け引き、一進一退の攻防、最後の最後までどう転ぶか解らない接戦、会場で見ていてもずっと鳥肌が立ちっぱなしの素晴らしい内容だった。

決勝はどちらを応援しようか物凄く迷う。初の決勝進出で、中西部からのシンデレラストーリーを狙うOhio Stateか、3度目の決勝進出で、最後の最後に悲願の優勝を叶えたい四年生中心のMarylandか。やはり去年目の前のベンチで、敗北後に茫然自失とし、絶対に来年ここに帰ってきて優勝してやると誓っていた4年生を見たMarylandに対する共感の気持ちが強い。って事でMarylandを応援しまっす。See what happensで!

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