2010年6月3日木曜日

Notre Dameの見所

15期のヤマβ紘太郎からメールを頂き、Notre Dameが来日して日本代表と試合するから注目選手教えてとの連絡が。彼にも個別にメールしましたが、もしかしたらご興味あるかもということで、サクッと紹介させて頂きます。既に過去のNDのブログ記事で結構触れちゃってますが。(主力選手が来るのかどうか分かりませんが…)

●Goalie #42 5年 Scott Rodgers: 神ゴーリー。193cm、120kg、Weight Trainingの鬼。アメフトのタイトエンド、バスケのフォワードとしても活躍。速くて上手い。Dの統率力も抜群。昨年のベストセーブ率、今年もハムストリングスの怪我から復帰してからはセーブ率69%のトップ、準決勝、決勝では15セーブ/試合の恐ろしい活躍。MLLでも活躍するだろうと言われている。
●MFの1stセットの3人は普通にNCAA Div 1級。#33 Earl, #28 Brennemanは共にでかくて身体能力高くて、OもDも強い。Brennemanの左のシュートは間違いなくトップクラス。同じくFirst setの#12のKrebsも強い。シュートに定評あり。
●あとは何と言ってもDの評価が高い。LongもShortも。柱の#35 Ridgwayがでかくて上手い。あのMarylandやDukeのOffenseを塩漬けに出来るのは確かに凄い。
●逆に、ATとMFの2nd 3rdは正直相当落ちるイメージ。得点の50%が上記3人のMF 1stからという異様なバランス。

決勝の両チーム合計11点はNCAA Final史上最少得点。多くのファンがロースコアでつまらない、Shot clock導入の時が来たと議論してるが、ジュニアのコーチをやってるような玄人ファン、D出身のOBたちは、「いやいやちょっと待て、両チームのDefenseは物凄い高いレベルだったぞ」と。確かに、双方危険なシュートをそもそもほとんど許していない。(加えてNDは10本くらいの危険なシュートをRodgersが全部止めた)

ちなみに、僕のざっくりしたGut feelingですが、直感的に、日本代表が割と余裕でNDに勝つんじゃないかな?という気が。NDのレギュラーシーズンの試合を見た印象だと決してNCAAの典型的強豪(SyracuseやDukeやVirginiaのような)というレベルではない。リーグ戦終了後のランキングだと7勝6敗で20位。トーナメント出場もギリギリ。

対戦相手に対して徹底してScoutingして、相当気持ちを込めて試合をコントロールして、且つBreakとMFの1stからの得点が確実に供給されれば勝つし、そうじゃなければ負ける、っていうチームなので…もし上記の主力が怪我や疲労でごっそり欠けてたり、出てても敗戦直後で凹んでて/卒業旅行モードでモチベーションがいまいちだったら結構普通に勝てる気が。(例えばRodgersが欠けると、平均的ゴーリーとのSave本数ベースで単純計算すると、1試合5-6点は多めに失点してたはずで、そうなるとNCAAトーナメント出場はおろか、Div 1でも下半分くらい、去年来たUMBCより大分格下になっちゃうっていう…)

土+月に炎天下で試合して、層の薄さから疲弊して、その後Memorial Week End明けのU-turn rushの中バスで7-8時間掛けてぐったりして帰ってすぐ飛行機で来日…時差ぼけもあるだろうし…ちとスケジュール的に過酷過ぎて若干可哀想。

そういや試合中に解説者のQuintが#12のKrebsかな?が卒業したがいまだ就職先が決まっておらず、この決勝が終わったら速攻Chicagoにアパート借りて夏の間就活モードという話をしていたので、彼は来ないかもですな…なんとも生々しい…(→続報。梅ちゃんからメールでKrebsが彼の家に泊まるとのこと。気合で来たってことっすね。仕事見つかることを祈ってます。見たところUndergrad(学士)のBusiness School(経営学部)でFinance専攻。どっちかっつうといい仕事にこだわって(今そんなに人採ってない)投資銀行辺りの仕事を狙ってるクチか?Notere Dameの経営学部はUndergradでは国内1位を取るほどの名門なので、先週の全国ネットでの試合を見て感動したシカゴの会社の人事部の人がサクッと採ってくれたりするんじゃないかと…)

いたる@13期

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