2010年6月13日日曜日

World ChampionshipのOnlineでの生中継

これ、既に多くのOB/現役の皆さんはご存知だったかもですが、僕自身もずっとNCAAとMLLにかまけててここ数週間でやっとWorld Championshipに対してのアンテナが立ってきたというのもあり、あんましちゃんとFILの大会公式ウェブサイトなどチェックしてなかったんですが…よくよく見ると今回はちゃんと試合をOnlineで中継/後から再生出来るみたいっすね。(リンク

247TVなるオンライン放送サービスを通じてやってるみたいっす。全試合パックも7月1日までに申し込めば6.5ポンド(千円)、それ以降は10ポンド(1,500円)なので、オンライン放送としては、まあ、リーズナブルな価格。総合格闘技のUFCなんて1興行4,000円なので…且つ、直接会場に行く費用に比べれば破格でしょってことで、ミーハーな僕は早速申し込んでしまいました。これでUSA-Canadaが見られると思うと今からめっさテンション上がってまいます。(ま、この手のStreamingって往々にして途中で切れたり、画質が落ちたりするので、日本の一般的なインターネット回線インフラを想定するとどのくらいワークするのかは未知数ですが…)

という訳で、だんだん楽しみになってきた。

ちなみに、超余談だが、この手の、スポーツイベントを「会場で生で見る」vs「家で放送を見る」の話題を一瞬。個人的には両方を併用するスタイルを通してきた。特にアメリカのプロスポーツだと、会場の演出や、観客の熱気/テンション、ことMLBなどではスタジアムの雰囲気が物凄いので、「やっぱ会場で生で見なきゃ!」という主張にも十分に頷ける。NCAA LacrosseのSemi-Final/Finalのあの熱狂や雰囲気はやっぱり会場じゃなきゃ感じられないし、Chicago CubsのWrigley FieldやSeattle MarinersのSafeco Fieldのあの独特の文化や伝統はあそこに座ってみないと感じられない。

一方で、ESPNなどの放送を見ていると、High Definition放送で50インチ以上の大画面で見ていると、実質最前列の席で見てるのと変わらないかそれ以上の臨場感で見られることになる。あらゆる角度から拡大スローモーションで見せるリプレーも極めて優秀。解説者によるきめ細かい解説や、戦術的な話、背景/ドラマの紹介があり、加えてあらゆるStats(統計数値)が表示される(この11分20秒間Bayhawksは得点してません、とか、過去20年の実績では1Qで5点差がついた場合はそのチームが勝つ可能性がXX%、とか、両チームのシュート本数/枠内率/Save率/キャッチ率比較、などなど)。特に試合会場が遠かったり忙しかったりすると、だんだん「つか家で見た方がよくね?」となってくるのが正直な心理…

多くのアメリカ人も似たようなジレンマを感じているようで、スポーツ専門放送局のESPNはここ10年で更にスポーツ界に置ける地位を固めつつあり、一方でチケット収入が大事な各リーグ/チームはスタジアムに客を呼ぼうと必死になるという構図が生まれている。特に不況で高いチケット代に対する財布の紐が硬くなってくると尚の事。

一部のリーグやチームでは、会場で小型ラジオとイヤホンを配り、解説を流したりしているし、将来に向けてはドラゴンボールのスカウターのようなサングラスを配りそこにStatsを表示するということまで試し始めている。(その辺のプロスポーツ事情を去年別のブログに書いてみたので、ご興味あれば是非。)

いたる@13期

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