2010年12月16日木曜日

Inside Lacrosse Fitness

ここ何日か、Inside Lacrosseに、Inside Lacrosse Fitnessという特集で、フィジカルフィットネスを高めるためのいろんなトレーニングが記事とビデオで紹介されている。

いくつか紹介。

●ラダートレーニング
●ハードルドリル
●スタードリル
●Five cone drill

一瞬私事且つ昔話で恐縮だが、ちょこっとだけ。ホント完全にただの個人的な想い出話だが...丁度僕らが現役だった90年代後半から2000年に掛け、東大のラクロス部は創立から15年を迎え、それまでの同好会、体育会準加盟扱いから、正式に体育会になり、同時に当時のOBの皆さんや現役メンバーの力で、急速に組織を整え、練習やリクルーティングや組織作りを科学的/戦略的にアプローチすることで、より正しく、より効率的に強くなる、(そしてもちろん、そのプロセスを存分に楽しみ尽くす!)という志向を強く打ち出し始めていた。

そんな中、当時、正に同じく13期の牧本次郎氏(現ロンドンビジネススクール)やスタッフの並木さんらが中心となり、辻秀一先生によるメンタルの強化や、プロのフィジカルトレーナーを付ける事によるウェイトトレーニングやステップワーク、栄養管理の強化という、心技体のうち、「技」だけではなく、残りの二つの変数も徹底的に梃入れしていくことで、ROI(Return on investment: 投下エネルギー/時間当りの見返り)を限界まで高めに行く、ということをやろうとしており、その中で次郎氏がSAQ (Speed Agility Quickness)に関する勉強を重ね、元々はアメフトで使われていたドリルである、ラダーを使ったステップワーク強化を毎日の練習に導入してくれた。(なんとかお金をかけずにラダーを作るべく、彼が東急ハンズで素材から買ってせっせと作ってくれた...)ラダートレーニングのビデオを見て、思わず当時の事が思い出されて懐かしかった。てな話。すいません、昔話で...

ビデオを見て感じるのは、大事な事は、こうやっていろいろ目先を変えながら、新鮮さを保ちながら、選手たちに刺激を与えながら、好奇心を満たしながら、楽しみながら、それでいて目的意識を頻繁にリマインドしながら高い費用対効果を目指すことだろうか。と、言っても、今の現役の皆はリソース裂いて散々研究してるし、Michiganの科学的アプローチも見て来てるからそんなに目新しくもないすかね...恐らく。

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