2010年12月23日木曜日

Warrior TII Helmet

Warriorから新しいメットが発表された。TII(ティーツーと発音するはず。Trojan 2ということだろう)。やべえ、かなりカッコ良くなった。

記事と写真

ぶっちゃけCascade Pro7にかなり近くなっている。Pro 7が生んだ、Visor(つば)とシェルが一体化した、流線型のシャープな形をもろ踏襲。これまでWarriorは「Venomヴェナム。猛毒という意味)」がflagship商品で、どちらかというとどっしりした、より「兜感」のあるデザインで行っていたが、恐らくCascadeとの「デザイン戦争」/「流行の主導権争い」に敗れたんじゃないだろうか。

今回のは、これまたPro7と同じく、色を自由に組み合わせられる設定。

申し訳ないけど僕も個人的には圧倒的にPro7の方が好きだった。Princeton、US代表がWarrior社長David Morrow(Princeton-US代表)との関係もあってWarrior Venomを使っていたが、あーPro7だったらもっとかっこ良かったのになーと思って見ていた。個人的には首回りからChinに掛けての分厚さ感というか、マフラーのようなというか首の皮が余っちゃってる感が、なんかスッキリしなくて好きじゃなかった。

Pro7はデザインそのものの美しさに加え、ウェブサイトで配色を選べるという、車のマーケティングから着想を得たとも思えるinnovativeな作り込みで大ヒットしている。恐らく今のラクロスのメットのスタンダードは当分このPro7で行くんじゃないだろうか。(逆にデザイン的にも性能的にも結構突き詰められるところまで突き詰められてて、飽和しつつあるのかも知れない。これ以上どういう方向に進化させられるんだ?恐らく今後はマージナルなマイナーチェンジの時代が暫く続くはず)

ちなみに、最近ラクロスの影響を受けてかどうか知らないが、アメフトのメットも(特にQBやReceiverといったskill playerのものは)以前のどしっとした丸い分厚いメットから、ぽつぽつと縦方向の流れを感じさせる、よりシャープなデザインの物を目にするようになって来た。恐らくスポーツ全体のデザインの流れとしてこっちに流れているんだと思う。

ちなみに、記事に出ているデザインの中ではAir Forceのデザインと配色が奇麗で好きかな。あとDenverのもChinが白でシンプルで好き。Visorのラインを直線でギザギザにしている部分や、face maskのラインが斜めになって、曲線ではなく直線を中心に構成している部分にWarriorならではの拘りを感じる。(が、まあ、好み別れるだろうな...)

いたる@13期

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