2011年8月22日月曜日

IL MLL Podcast

FloridaのOrlandoにある技術開発のパートナーのスタートアップ企業への出張の帰り、金曜の夕方で直行のフライトが取れず、Philadelphia経由にしたところ、悪天候でフライトが遅れ、North Carolinaへのフライトは4時間待たされた挙句深夜にキャンセル。

空港付近のホテルがすべて満室のため空港で毛布一枚羽織って一泊し、土曜のフライトの空席待ち。だけど多分ほとんど空きが無いので恐らく夕方までPhiladelphia空港で時間を潰さざるを得ない雰囲気。。。アメリカで出張すると何回かに一度この手の末期的に泣きそうな状況に陥る。何十もの空港と十数社のエアラインが複雑に蜘蛛の巣のように路線を作っており、どこかが悪天候で遅れると、全体が破綻する...

Santa Barbara時代もそうだったが、Raleigh/Durham空港など、小さい空港で乗り継ぎを咬まさざるをえないケースだと、結構な確率でこうなる。

さすがに何度かこういう目にあうと、暫く涙目だが、「ま、そういうもんなのね」と開き直らざるを得なくなる。揺らがず、コントロールできない事にイライラしても仕方ないので、flowを維持の方向で…

にしても、日本にいたころ東京名古屋間の新幹線移動、東京と福岡の飛行機移動くらいで面倒くさがったり、作業の時間が失われるとイライラしていた自分が笑えて来る。んなもん可愛いもんだったんだなと。

また、アメリカのビジネススクールの卒業後の進路として、日本ほど戦略コンサルティングが必ずしも祭り上げられてない理由の一つにこのファクターがある。クライアントのほとんどが東京にいるため毎日帰宅出来る日本と違い、アメリカではクライアントに常駐して働くスタイルで、且つクライアントが全米に点在しているため、基本weekdayは出張続きの生活。出張自体は別に何とかなるけど、この手のフライトの乱れ、週末への食い込み、ちゃんとした所で寝られない/飯食えない、ってのが恐らくボディーブローのようにストレスとてのしかかって来る。こと家族との時間、ワークライフバランスを大事にするアメリカでは悲壮感が倍増してしまう。

まー、これはアメリカで経験を積む上での租税負担として、むしろプロセスの一部として受け入れつつ楽しむしかねえなと...思った次第。

と、愚痴はさて置き、時間つぶしに聞いていたIL podcastでいくつか面白い話題があったので紹介。

リンク

MLL Rookie of the yearを獲得したHamilton Nationals #2 AT Ryan Boltus (Army 11) 
  • 子供のころから地元SyracuseでPowell brothersを見て育ち、将来は絶対にNCAAでSyracuseでプレーしたいと思っていた。が、夢かなわず高校卒業時にはSyracuseを始めトップクラスの強豪校からは声を掛けてもらえなかった。
  • 悔しい思いを胸に、声を掛けてくれたArmyでプレー。絶対に見返してやる、自分が最高の選手だってことを思い知らせてやりたい、という気持ち(chip on the shoulder: 雑草魂/下克上魂)でプレーし、Armyでも傑出した選手になる。(10年の一回戦でのSyracuseに対する劇的勝利は記憶に新しい)
  • その後もMLLで下位指名ながらも努力し続け、実力を遺憾なく発揮し、Natsの主力に成長。超強力なRookieがひしめくClass of 2011の中に在りながら堂々のRookie of the year獲得。ドラマだ。
  • ちなみに、本人の元々の実力が高いことも大前提だが、Armyがプレーオフに進出出来ず、MLLのシーズン開始からチーム練習に加われた事も実は大きな要因の一つな気がする。CuseやMarylandの面々が結構最後まで全力で戦い、ぼろぼろに疲弊しており、本調子になるまで多少時間が掛かる上、チームに合流する頃には既にMLLが数試合始まってしまっている、という難しさもあり。


今年のDF Player of the yearを取ると言われているHamilton Nationals #17 LSM Brodie Merrill
  • 伝説をさらに確固たるものにしつつある。相手のエースMFを封じるDF、群を抜いたGB数。トランジッション誘発率、攻撃参加の強力さ。
  • 何と言うか、存在感が凄すぎる。MVPを取ってもさほど違和感が無い。(DF選手が取ることはほとんど無いので可能性は低いが)
  • また、そのすぐ後ろに迫ってくる勢いを感じさせるのがRookie, Rochester #11 LSMのJoel White (Syracuse 11)。Brodie Merrill 2世(or American Version)になりそう。
 来週のMLL Playoff、本命はBoston Cannons
  • 優勝争いは、やはり現時点ではBoston Cannonsとの見方が圧倒的に強い。単純な戦力、特にPaul Rabilの初優勝に掛ける強い思い。Goalie Jordan Burkが突如として今シーズンベストゴーリーに上り詰め、鉄壁の守りを見せている。
  • が、どうしても引っかかるのが、去年間でのジンクス。ここ数年、特にPaul Rabilが入って以来、Cannonsはレギュラーシーズンは爆発的な強さを見せ、プレーオフでコロッとやられるというパターンが続いてきた。同じ失敗が繰り返されるのか、今年こそ長年の忘れ物である完全制覇を成し遂げるのか。
  • Nationalsは可能性を感じさせる怖い存在になってきているが、やはりBostonほどの隙の無さはない。
  • Denverもいいチームだし、特にAT 2枚は強力だが、DFを怪我で欠いており不安定。

0 件のコメント:

コメントを投稿