去年のNorth CarolinaのAT Nicky GalassoやFOGO RG Keenanが1年生でチームの柱になり、All Americanにも選ばれている事からも解るように、日本のラクロスや、(フィジカルの差がどうしても大きく出てしまう)NCAA Footballとの大きな違いは、高校生までにある程度フィジカル面/技術面/メンタル面/ラクロスIQ面で完成/成熟している一部の選手は、1年生の頃から大きなインパクトを与え得るという点。
恐らく来年2月のシーズン開幕時にはこの中の何人かはフィールドに立ち、シーズンが終わる頃には更に多くの選手たちが足跡を残し始め、この中の一人か二人はシンデレラボーイになってくる可能性がある。
以下、Best 10。
見てパッと思うのは、既に過去に活躍している選手たちの弟、息子がゴロゴロいると言う事。
1. Lyle Thompson, Midfield, LaFayette (N.Y.), Albany
- Syracuse 11で現Hamilton NationalsのJeremyの弟。Iroquois(ラクロスを継承するNative Americanの末裔)の期待の星。ムチャクチャ似ている。この兄弟のレベルが突き抜けている事は既に証明済み。(昨年末に紹介したILでのThompson兄弟に関する記事)
- 去年のもう一人の兄Milesと同様、敢えてSyracuseを蹴って、Albanyに行くという意思決定をした。NCAA Div 1では中堅。その判断が今後どう作用してくるのか。個人的にはJeremyの様に真の一線で厳しい環境に身を置くのが一番だと思っていた。が、彼らなりに、敢えて中堅校に行って一波乱起こしてやろうという意図があるらしい。どうなるのか。
2. Jimmy Bitter, Attack, Deerfield (Mass.), North Carolina
- こちらはUNC 11で現Denver OutlawsのAT Billy Bitterの弟。
- 兄と同じ、そしてCornell AT Rob Pannellと同じく、名門Prep SchoolのDeerfield Academyで一浪しての大学デビュー。
- 一回りサイズが小さく、180無いくらい?
- 兄同様天性のバネ、ダッジ力/スピードがあるのは間違い無い。Under Armour All Americaを見た感じ、ミドルシュート力は明らかに兄よりも高い。
- インタビューを聴いた感じ、兄よりも賢くて強い意志を感じる。(印象だけど。)
- UNCで今後3年間Nicky Galassoと黄金コンビを築くことに。
3. Conor Doyle, Attack, Gilman (Md.), Notre Dame
4. Wells Stanwick, Attack, Boys' Latin (Md.), Johns Hopkins
- でもって彼は昨シーズンMVP (Tewaaraton Trophy Winner)でVirginiaを優勝み導いたAT #7 Steele Stanwickの弟。ちなみに妹もトップクラスの選手。Baltimoreの有名なラクロス一家。
5. Carl Walrath, Attack/Midfield, Haverford School (Pa.), Virginia
6. David Solomon, Attack, Salisbury School (Conn.), Maryland
7. Joey Sankey, Attack, Penn Charter (Pa.), North Carolina
- UNCがもう一人top 10 ATを抑えている。恐るべし。UNCのリクルーティング力。
8. Stephen Jahelka, Defense, Garden City (N.Y.), Harvard
9. Ryan Kilpatrick, Defense/LSM, Salesianum (Del.), North Carolina
- UNCがtop 10選手を3人確保...2年後、3年後に確実に強力なチームになってくるはず。
10. Ryan Tucker, Midfield, Gilman (Md.), Virginia
- んでもって彼はこれまたHopkins & US代表のlegendary playerで、元NLL Philadelphia Wings Head CoachのJohn Tucker氏の息子。
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