2011年11月20日日曜日

NCAA Basketball 2012 UNC vol.03 Season Preview

ちと前後してしまうが、ESPNのSeason Preview。




明らかに才能ある選手の層の厚さでは突出。メディア投票、コーチ投票による各種ランキングでは、ほぼ満場一致で開幕前からの一位をキープしている。ここまで突出した、異論無しの一位はここ数年見た事が無い。それだけ才能のある選手が揃っている。一言で言うと、去年NBAに行っていてもおかしくなかったメンバーが数人残った事が大きい。

再三指摘されているのは、OFが強いことは分かっているので、DFをどこまで堅牢なものにまで作り込めるか。そして、NBAドラフトでも 注目の#40 SF Harrison Barnes以外の選手がどこまでステップアップ出来るか、特にベンチからのセンターがどこまで縁の下の力持ちとして助けられるか。

(ちなみにBarnesは昨年一年生の時点で、NBA上位5位以内で指名されると言われておきながら、結局NBAに行かず、UNCに残り、全米制覇を目指して二年生のシーズンを戦う道を選んだ。NBAは現時点では労使間交渉に伴うロックアウト(スト)により開幕を危ぶまれており、UNCは一気に優勝候補に躍り出た。彼にとっては間違い無く正しい選択だったということになるだろう。NBAにはいつでも行けるが、NCAA制覇は人生で数度しかチャンスは無い。一年早く給料を貰えるかどうかよりももっと大事なものがあるという考え方。個人的には好きだ。)

若くて経験不足と言われながらもシーズン後半にグッと成長したことで強豪復活を成し遂げた去年と違い、今年は当初から優勝候補として注目され、前対戦相手から徹底マークされる。そのプレッシャーをはね除けられるか。

そして、常に付き物なのが、怪我のリスク。司令塔のKendall MarshallやHarrison Barnesが怪我でシーズンの大半を欠場するような事になれば一気に話が変わって来る。過酷なスケジュールで知られるNCAA Men's Basketball Div 1では、レギュラーシーズン中は週二試合で30試合、トーナメントも入れれば5ヶ月間の間に約40試合近くを戦う。怪我と全く無縁で戦い続けることはほぼ不可能。その辺をどうマネジするか。ベンチの選手がどこまでstep up出来るか。

最大の山場はPre Season Ranking 2位で、同じくNBA級の選手がゴソッと控えるKentuckyとの12月上旬の試合。

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