2023年9月25日月曜日
2023年9月11日月曜日
2023年9月1日金曜日
2023年5月30日火曜日
2023 NCAA Semi Final & Final
今年も毎年恒例のイベント、NCAA Men’s Lacrosse Division 1 Championshipがやって来た。今年は(14年前に住んでいた、懐かしの)Philadelphia。
準決勝2試合がover timeでサドンデス決着。D1史上最も面白く、熱い準決勝2試合だったと思う。
決勝では、3度目の決勝対決、Duke vs. Notre Dameで、Norte Dameが悲願の初優勝!感動した!強かった!素晴らしかった!穴がなかった!
昔のNDは、Goalie DFは強かったが、shot clock導入前は特に超defensive & low scoreの試合運びで、火力不足、且つイマイチつまらんチームの印象が強かったかが、最近はかなり強力な、そしてskillの高いATとOF MFが多く在籍しており、ACCの強豪校としての地位を確実なものにしつつある。派手なオフェンスや技術で観ててめちゃくちゃ楽しいし。
ここからPLL楽しみまっせ!😃
2022年5月31日火曜日
2022 NCAA Final
Maryland vs. Cornell. 今年もHartfordで現地観戦。最早毎年の恒例行事に。
今年のMarylandはこれまで20年フォローして来たNCAAの中で史上最強、最も穴の無いチームだと個人的に見ている。
2021年6月2日水曜日
NCAA 2021 Tournament Semi Final UNC vs Virginia
えーっと、結局NCAA Lacrosseはシーズンを通してフォローしてたのですが、もはやブログを書くモチベーションが全く起こらず…シーズン終わりを迎えてしまいました。さーせん。やはり気が向かなかったっす。
結局今年は元地元のUniversity of North Carolina (UNC) Tar Heelsが強かったので、UNCを中心にフォロー。その中で、優勝争いがどうなるのかなー、と言う見方をしてました。
Final 4はMemorial Day Weekendの5/29-31に、NYから車で行ける距離のHartford, Connecticutで行われたので、4年ぶりに会場で観戦する事に。2008年以来、アメリカに滞在している間は毎年恒例のイベントになりつつある。ベンチ裏の最前列の席でがっつり観戦。
準決勝第一試合は第一シードのUNCと、前回(コロナで2020年が中止なので、2019年の)優勝のVirginia。Virginiaは今年いくつか負けており、実は前評判としては優勝候補ではなかった。
が、Virginiaめちゃくちゃ強かった。スピード有るし、Offenseも1-on-1でBeat出来るし、ボール共有出来てるし、シュートクソ上手い。Transition/Loose ballからの得点多いし、Faceoff強いし、DFも硬いし、Goalieも安定。そして何よりもスーパースター1年生(2019年に高校生ランキングNo. 1で入学し、去年はATの上級生の層が厚かった為、所謂"Red Shirt"で敢えて棄権/選手登録せず)の#1 AT Connor Shellenbergerがマジで鼻血出るほど上手かった。現時点でNCAAのTop ATの一人と言う感じ。これであと3年プレーするってよ…どうなっちゃうんだろうか。
UNCは最後1点差まで追い詰めたが、届かず。
まあ、でも、このVirginiaには負けても仕方ないよね、と思った。そのぐらい強かった。
2021年2月14日日曜日
三度目のアメリカ
2018年1月8日月曜日
US National Team 2018 Roster
まあ、ため息が出る程のRoster(メンバー)。現時点でのアメリカのバキバキのオールスター、ドリームチームだよね。隙が全く無い…ここ数年でNCAAを出て、MLLで主力として活躍している選手ばかり。
Tewaaraton Trophy Winner (NCAA D1 MVP)も3人、ほぼ全員All American (NCAA D1 Best Team) First/Second Team出身者。
Name - Position - MLL Team - College
A-Ryan Brown - Charlotte - Johns Hopkins '16
A-Marcus Holman - Ohio - North Carolina '13
A-Rob Pannell - New York - Cornell '13 - Tewaaraton '13
A-Jordan Wolf - Dallas - Duke '14
A/M-Ned Crotty - Dallas - Duke '10 - Tewaaraton '10
A/M-Matt Danowski - Chesapeake - Duke '08 - Tewaaraton '07
M-John Haus - Charlotte - Maryland '13
M-Paul Rabil - New York - Johns Hopkins '08
M-Tom Schreiber - Ohio - Princeton '14
M-Drew Snider - Denver - Maryland '12
FO-Trevor Baptiste - none - Denver '18
FO-Greg Gurenlian - New York - Penn State '06
SSDM-Jake Bernhardt - Ohio - Maryland '12
SSDM-Steve DeNapoli - New York - Hofstra '11
SSDM-Kevin Unterstein - New York - Hofstra '08
LSM-Kyle Hartzell - New York - Salisbury '08
LSM-Joel White - Dallas - Syracuse '11
LSM-Michael Ehrhardt - Charlotte - Maryland '14
D-Jesse Bernhardt - Chesapeake - Maryland '15
D-Tucker Durkin - Florida - Johns Hopkins '13
D-Joe Fletcher - New York - Loyola '14
G-John Galloway - Dallas - Syracuse '11
G-Jack Kelly - Denver - Brown '16
FOでは唯一学生から選出のDenver #9のTrevor Baptisteが入っている。
2018年1月6日土曜日
The Season 2018 - Chapter 2: Thumbs Up
試合の動画と違い、選手やHead Coachがどういう事を考えてるのか、行動を取ってるのか、何を目指してるのか、どういうチャレンジを経ているのかが見えて、ものすごく、面白いし、参考になるし、学びがある。
なるほど、あの試合でのパフォーマンスの裏にはこう言う積み重ねがあるのねと。
今回のChapter 2はコーチ陣の選手への語り掛けが多く、特に心を打たれる点が多かった。
以下、重要なポイントをかいつまんでBullet Pointsでピックアップ。
Ohio State Head Coach Nick Meyers
- チームとしてもっとお互いをTrustしなきゃダメだ。何度も何をやるべきか説明しただろ?それを今実行できてない。選手の皆も俺たちコーチ陣を信じる必要があるし、コーチ陣も選手達を信じる必要がある。
- 試合が始まって笛が鳴れば、スコアは重要じゃない。「Are we gonna be tough?」
- 28歳で初めてOhio StateのHCに就任した。そこである選手との1-on-1のミーティングで言われた事がコーチとしての自分を完全に変えた。
- コーチ1年目で、気負って、「ヘッドコーチたるもの、威厳を持って、ちゃんとしてなきゃダメだ」と思ってやっていた。今考えると、無理をして、肩肘を張って、本来の自分じゃない姿だった
- その選手は、「Coach, we love your energy, we love your passion. But, we don't know YOU.(情熱やエネルギーがあるのは判ったけど、本来のあなた自身はどういう人なんですか?)」
- Ohio StateのHC時代に事故で3歳の幼い息子のMikeを亡くしており、彼のLegacyを残すために、Scholarship(メモリアルの奨学金制度)と、毎年秋にUNCとOhio Stateの間でやる親善試合を始めた。
- 「限界まで速くプレーする時、お前達はベストのパフォーマンスを発揮できる」
- 「Trust & believe in yourself!」
- 「ハードにプレーできてるぞ!いいぞ!」
- 「まだまだ修正できる点はあるけど、Effortは素晴らしかった」
- こうやって、2チームが集まって毎年Memorialのイベントをする事で、自分たちがやってる事は、ただの勝利のためじゃない、もっともっと大きな事のためなんだと思い知らされる
- Coach Meyersにとっては、一回一回の練習は、完璧に統制された、Competition (競争), Determination (決意/覚悟), Mental Trainingのシンフォニーである。
- 「お前今日いくつGround Ball拾えなかったっけ?」「Too manyです…」「は?いくつ?多すぎて数えられねえな!」「…」
- 「いいぞ!ナイスクリア!!」
- 「お互い一人一人に感謝しろ。俺たちは大きな一つの家族、兄弟だ。」
- 2-3歳の頃からずっとラクロスをプレーしてる。父親はPenn StateのGoalieだった。自分のラクロスの知識はほぼ全て父から教えられた。
- 自分にとってはラクロスが人生。そして、自分はそこで最高の選手になりたい。
- Dukeが8年連続でFinal 4に出た後、低迷し、自分の代が初めての一度もFinal 4を経験してない代になってしまった。
- 自分たちには、Dukeが本来いる場所に戻す責任がある。それはFinal 4 Weekendだ。
2018年1月5日金曜日
注目選手#2 Albany #5 AT Connor Fields (Sr./4年)
何と言っても注目はその爆発的攻撃力。決して大きく無いが、キレとスピード、卓越したスティックスキルとシュート力、高いLacrosse IQで、Albany大躍進の原動力になってきた。
地元NY州北部出身。伝統的にインドアラクロス、アイスホッケーの盛んな地域で、アイスホッケーをバックボーンとして育って来た。
アイスホッケーBackgroundの選手に共通する、肩を使った相手のブロック、スティックの端を持って強い手首のスナップを使ったシュート、Behind the backやBack hand shotを多用しまくっている。アメリカのラクロスの教科書に載っているMaryland州的なプレースタイルとは大きく違っている。
Albanyの超攻撃的でCreativeな、見ていてワクワクするラクロス、90年代や00年代前半のSyracuseを彷彿させるようなスピード感のあるラクロスを体現している。順調に行けばTewaaraton Trophy (MVP)を取る可能性が結構高いはず。
徹底されたMilitaristicな規律の組織戦術ラクロスが行き渡った強豪校達の中に、こういう個性的で自由な選手がいるからNCAA Lacrosseは楽しいよね!何とか生で見てみたいなー…
元Syracuseで現ESPN解説者のPaul Carcaterraとのインタビューで、HCのScott Marrとチームの事、選手として何を考えてるか、プライベートなどに関して語っていて面白い。
Connor Fields
- 3歳の頃からホッケーを始め、子供の頃はホッケーとBox Lacrosseをやって育って来た事が選手としての土台になっている。特にシュート。
- Albanyを選んだ理由はコーチ陣。家族のような雰囲気で、Fast paceで自由なオフェンスをさせてくれる
- 子供の頃憧れてたのは、伝説的選手、Syracuseの#22 AT Mikey Powell
- 最近難しいのは、相手にスカウティングされて、異様に早くDoubleが来る事
- Connorが優れた選手である理由は、IQの高さ、Competitiveness (競争心)、Hate to lose(負けず嫌い)、Hate to make a bad play.
- 何でAlbanyの選手達はミスを恐れずに積極的にリスクを取ったプレーが出来るの?に対して、自分自身がいろんなコーチに教えられて来た中で、失敗して凹んでる選手に更に叱って凹ませても意味ないよね。とにかくラクロスを楽しませる事が大事。
- 理想のコーチは、元SyracuseのHC Roy Simmons Jr.
2018年1月4日木曜日
注目選手#1 Denver #9 FO Trevor Baptiste (Sr./4年)
最も注目しているのは、NCAA史上最強のFace Offerとも言われる、Denver #9 FO Trevor Baptiste トレヴァー=バプティース(Sr./4年)。
Face Offの勝率は、1年生から3年生までで、68%, 69%, 74%。聞いた事無い数字だ…対戦相手にとっては本当にやりにくい。どんなに点を取っても、3/4の確率で結局Denver Posessionでスタートになってしまう。
このまま行けば、まさかの初のFace OfferでTewaaraton Trophy Winner (MVP)もあるんじゃないかとも思ってしまう。そのくらい一人でゲームの勝敗を決定付ける活躍をし続けている。彼一人でDenverの戦闘力を数段上げてしまっている。得点の度にPosession Neutralから始まるというLacrosseというスポーツの特性を存分に生かした選手。
今後10-15年に渡って、MLLとUS代表で彼の名前を聴き続ける事になる予感。
昨シーズンのインタビューの動画も載っている。
何と元々高校2年まではただのDF MFで、FOはそこから始めたとの事…
ハイライトを見て感じるのは、
- そもそもフィジカルクソ強い(5-10/178cm、220lbs/100kg、えげつないパワー)
- 異様に反応早い
- ClampとPop/掻き出しの技術すごく正確
- 体の使い方上手い(確実に相手とボールの間に自分の体を入れる、異様に重心低い、スティックを短く持ってスロートを持った状態で着実に拾う)
2018年1月2日火曜日
Face-Off Yearbook 2018
早速Digital版を購入し、iPadで読み込み。うおー盛り上がって来た!
ILのPodcastでもがっつり解説してくれている。
気になるPre-Seasonの上位陣は、以下。
1. Duke
- やっぱりそうなるよね!全体的に強く、穴が無い。選手個々の身体能力、スキル、加えてシーズン後半からPlay Offに掛けて確実にチームとしての統合度を上げて来る。今年は来る気がする。
- やはりAT #14 Justin Guterding ジャスティン=ガターディング(Sr./4年)が既に去年の時点でエースの風格だった。今年はTewaaraton Trophy (MVP)行けるか。
- DFも硬い。
- HC John Danowski氏は優勝3回で現NCAA Division 1最高クラスのコーチ
- 遂に来た!超Fantastic OffenseのAlbanyが2位にまで上り詰めた。過去3年間連続して準々決勝まで行っている。人によってはAlbanyを1位に挙げている。
- 何と言っても注目はIce Hockey出身の鬼のStick Skillを誇る、エース#5 AT Connor Fields (Sr./4年)だろう。Tewaaraton候補筆頭。
- 見てて一番楽しくて、盛り上がれる、最強の攻撃力を持ってるのはこのチーム。リスクを取ってガンガンシュートまで持って行く。今年はUNCに次いでここも応援したい。
- すいません、今年のYaleについてはよく知りません…人気のACC (Atlantic Coast Conference)と違い、あまりESPNで試合放映されてなかったので…最近継続的に強いよね。
- Ivy Leagueで、GPA (平均評定)や学業での負荷の重さも含めた、Academicサイドの厳しさというハンデを負っている学校。日本でも東大/一ツ橋/京都等、体育推薦の使えない国立大系は、チーム作りや戦い方、Mind-setの面で参考になる点も多いはず。
- Defending Champion。去年ATの柱2枚を含めてゴソッと主力が抜けてしまった。
- 今年は何だかんだ言って再建の年か?
- 一方で、そう言われながらも結局過去6年間で4度決勝に進出している。名将John Tillman氏の下、蓋を開けてみれば今年もFinal 4まで行っても全くおかしくはない。
- Legend Coach Bill Tierney氏率いるDenver。
- ここは何と言ってもUS代表候補で「NCAA史上最強Face-Offer」になりつつある、#9 FO Trevor Baptiste トレヴァー=バプティース(Sr./4年)だろう。去年のシーズンを通しての勝率は脅威の74%...対戦相手はマジでゲロ吐きそうだろう。去年辺りから拾ってそのままシュートを決めるシーンが増えて来ている。彼の名前は今後もMLLやWorld Lacrosse ChampionshipのTeam USAとして10年以上聞かれ続ける気がする。
- 彼がFOを勝ち続ける限り、圧倒的にPosession時間に差が出てしまう。
- ほんとここ5年で完全なる名門強豪校になったよね…
- へー、完全にノーマークだった。そんなに強いんだ。
- こちらもここ5年で中西部から毎年確実に上位に食い込んで来る強豪校に定着して来た。
- Canadianも多く、Box Lacrosseを練習に取り入れており、明らかに他の強豪校と毛色が違う。昨年に続くFinal 4/Final進出を果たせるか
- ここの所、最後の最後で勝ちきることが出来ず、残念ながら「古豪」感が強くなってしまっている。
- 去年ダッジの要になっていた#48 MF Sergio Salcidoが卒業で抜けてしまった(現MLL Florida Launch)。攻撃の起点が無くなる気もする。どう修正して来るか?
- 2016年に史上初のノーシードから優勝を果たしたものの、去年は下馬評に見合わぬ結果(1st Round敗退)。11人の4年生を卒業で失っている。やはり今年は再建の年という感じだろうか。
- 夏まで地元North Carolina州Chapel Hillで地元チームとして応援して来た贔屓のチーム。今年も引き続き応援させて頂く予定。
2018年1月1日月曜日
The Season 2018 - Chapter 1: The Rise in Fall
- 練習初日は、ひたすら走る、「Run Test」
- NCAA最高のDanowski親子がコーチ
- 「優勝出来るかどうかは、本当に紙一重(Margin for error is so small)。StruggleをEmbraceせよ(もがき苦しむ事を受け入れろ)。全てがPerfectに行く事なんて無いよ。」
- 「Confidence(自信)についてもう一回確認しよう。ミスするのは構わない。いい選手は、そこから学んですぐに切り替えて次に行く。それを続けられれば必ずいい選手になれる。お前達は今こうやって、DukeのLacrosse部にいるという時点で、既に凄く優秀な選手だ。だから、1秒たりとも、自分を疑うな」
- 昨年下馬評を大きく上回る準優勝まで上り詰めたOhio State Buckeyes。
- 新進気鋭のHC Nick Myersコーチの下、Box Lacrosseの練習を通じてシーズンに備える。Fieldのみで練習する上位校が多い中、非常にユニークだ。Canadianのエリート選手を複数人獲得し、一気に下克上を成し遂げて来た。
- 「Get comfortable to be uncomfortable !(苦しさ自体に慣れろ!)」
- 「Box Lacrosseで身につく事こそが、Field Lacrosseで必要不可欠な土台となる。狭いスペース、スティックスキル、ボディコンタクト」この辺に強さの秘密がありそう。
2017年8月26日土曜日
三たび日本へ
ちょいとCareerの方が昨年末以降2017年のNCAAシーズンと並行してかなり動きがあり、完全にそちらの優先順位を上げちゃってまして。ご縁があって、9月から三度目の日本になりました。
二度目のアメリカ生活は約2年間、NCAA Men's Lacrosseをたっぷり堪能し、地元で応援してきたNorth Carolina州Chapel HillのUniversity of North Carolinaは、2016年に男女がラクロスで優勝、2017年は念願のバスケで6度目の優勝を果たし。最後は2017年にMarylandの悲願の優勝を会場で見る事が出来た。最高の2年間、最高の思い出でした。
Privateでは、前回の日本では、インドア施設で毎週末スノーボード(ハーフパイプ/ストレートジャンプ/ジブ)、前回も今回もアメリカではひたすらゴルフでしたが、今回は都心での生活なので、何をやろうかと思案中。三度の飯よりUFC/MMA (Mixed Martial Arts/総合格闘技)が好きな自分としては、ここでMMAに挑戦しつつ、BJJ (Brazilian Jiu Jitsu)を再開してみるってのもありかなと思ってます。
USラクロスは、どうでしょうね。日本からフォローするかなー。様子を見つつ。もし機会があれば、ちょこっと本ブログも更新するかもです。
US Green Card(永住権)の関係もあり、恐らくまたどこかのタイミングでアメリカに戻る可能性も高そうかなとも思うので、また機会があれば。
2017年6月7日水曜日
NCAA 2017 #14 Tournament Semi Final Ohio State vs Towson
1. Background
レギュラーシーズンでMarylandにも勝ち、シーズン中盤に一度Ranking 1位にもなっていたOhio State Buckeyes。設立及びDivision 1参戦自体は 1953年と早かったが、長らくラクロスがメジャーではなかった中西部のOhioにあった事もあり、下位/中堅校としての長い長い準備期間を経て、2000年代に現UNC HCのJoe Breschi氏がHCを勤めた辺りから少しずつ上位に顔を出すようになり、現Nick Myersコーチになってから8年目で遂に悲願のFinal 4へ。Ohioのでかくて頑丈なAthlete層に加え、ここ数年はStick skillの高いCanadianを相当数輸入し始めており、一気に強力なオフェンス力を手に入れつつある。Coach MyersがUSのU-19のHCを勤めており、その辺も若い有力選手の獲得に一役買っているとの事。
対してのTowson Tigersは、歴史的にLacrosseのメッカだったMaryland州Baltimoreの中期母校。歴史的には、地元の強豪校Maryland、Hopkins、Loyola、Georgetownの陰に隠れ、UMBCと共に、どちらかと言うと中堅校のイメージが強かった。2012年に、Johns Hopkins Class of 2001で、MLL、NLL、Team USAの中心DF選手だったCoach Shawn Nadelen氏が就任し、しっかりした規律と雑草精神により少しずつ強くなり、遂にFinal 4へと戻って来た。今年は特に4年生主力の、非常に成熟したいいチーム。
2. Result
ホント素晴らしい試合だった。
出だしにOhio Stateが緊張からか若干固い中、Towsonが1-on-1を中心に得点を重ね、一時8-3の5点差リード。
しかしそこからOhio Stateが徐々にエンジンが掛かり出し、EMOやBroken situationからの得点、更にCanadian 3枚のOFの主力が強力な火力で得点を重ね、最後は11-10で逆転。(Box Score)
両チーム共に今年のD1の中では最もDFがしっかりしたチームで、穴も少ない。Turn overもほとんど無く、チームとしても完成度の高い、非常に緊迫したレベルの高い試合になった。日本の大学チーム/選手が見て学ぶ上では、チーム戦術や基本に忠実な個人技、Behindからの逆転を成し遂げたGame management/試合運び等、かなりいい教材になる試合だなと感じた。
3. Review
いくつもの特筆すべき見所のある試合だった。
- 双方のDFが本当に素晴らしかった。今年見た試合の中では、最も両チーム共に高いレベルのDFを見せてくれた試合。特に前半のTowson、後半のOhio State」のDFは、DFで魅せられる、DFで感動させられるレベルの内容だった。個人としても、Shorty Dも、LSMも、Close DF 3枚も、穴無しでしっかり個人で止めきれ、チームとしてもしっかりスティックアップしパスを切り、首を振って視野を確保し、お互いにコミュニケーションを取って受け渡し、最小限のスライドでバチッと止めるDFを出来ていた。
- 特に正直感動を覚えたのが、TowsonのShorty 2枚とLSMの上3枚のレベルの高さ。文字通り鉄壁。Ohio StateのMFは本当に攻めあぐねていた。でかくて、強くて、ムチャクチャ走れて、確実に足で着いていって、ポジショニングとプッシュが素晴らしい。特にShorty 2枚。#14 DFMF Zack Goodrich (So./2年)、#16 DFMF Jack Adams (Sr./4年)の2枚。今年のNCAAでは間違いなくNo. 1のShortyコンビだろう。二人ともOFにもそのまま攻撃参加しており、MLLで重宝される2-Way MFになりそう。
- TowsonのAT 2枚のXからの1-on-1での得点。二人とも鋭く爆発力のあるダッジと、GLT (Goal Line Extended = ゴールライン)を越えてからの振り抜きざまのシュートの技術等、非常に参考になる動きが多かった。長い後ろ髪をなびかせるエース#22 AT Ryan Drenner (Sr./4年)、#26 AT Joe Seider (Sr./4年)の4年生コンビ。
- Ohio StateはGoalieの#3 Tom Carey (Sr./4年)が、最上級生としての気合で、特に後半素晴らしいセーブを連発して、逆転に貢献した。
- Ohio StateのCanadian軍団の得点力。チーム全員で崩して、全員で得点した準々決勝と違い、今回は個人技でこじ開けたゴールが多かった。利き手重視のスティックスキル、ロングレンジのシュート力には目を見張るものがあった。特に、ルーキーの#14 AT Tre Laclaire (ラクレア) の右のシュートは驚異的。ハーフタイムのインタビューでPaul Rabilも「間違いなくCanadaのフル代表に入ってくる」と認めていた。でかくてシュート上手い。今後卒業までの3年間、強力な戦力になって行くはず。引き続き#20 AT Eric Fannell (Sr./4年)も活躍。左利きをスカウティングで徹底して封じられたが、逆を突いて右手で得点。
4. Highlight
2017年5月30日火曜日
NCAA 2017 Final
最後はMarylandが完全に王者の風格で、攻守、Face Off、Transition全ての面に於いてほぼ完璧な試合運びで、初優勝を狙うOhio Stateをがっちりねじ伏せ、9-6で堂々の優勝。
Marylandは前日の女子でも優勝しており、去年はUNCが男女優勝で、今年はMarylandが男女優勝。
Maryland州はLacrosseの総本山とも言える州で、その州を代表する州立大学。ところが、1975年以来42年間もの間優勝出来ず。過去7年間で5度決勝に進出しながらも、ここまでの4回は全てあと一歩で破れ4度とも準優勝。今年の4年生は3年連続で決勝進出も、去年一昨年は準優勝。
「今年こそはMarylandの年」と言われながら、毎年悔し涙を流し続けてきた。「Marylandのやり方では決勝には行けても準優勝までしか出来ない/メンタルに問題がある/本番に弱い/万年無冠の帝王/呪い」と悪口も散々言われて来た。
そのメンバーが、遂に悲願の優勝。去年UNCに後一歩のところで優勝をさらわれた後の茫然自失と涙のシーンを見ているだけに、今回の優勝には本当にジーンと来た。去年の決勝の直後から、「来年は必ずここに戻ってきて、次こそは絶対に優勝する」、という強い決意と覚悟で挑み、途中数試合負けながらも、建て直し、遂に掴み取った堂々の優勝。本当に多くの事を学ばせて頂いた。心の底からおめでとう!
また追って時間を見つけて試合のReviewを書いていこうと思います。(ちといろいろ忙しくなってまして、時間あればベースで…)
2017年5月29日月曜日
NCAA 2017 Semi-Final
Boston近郊のFoxboro、NFL New England Patriotsのホームスタジアム、Gillette Stadiumにて。アメリカに来て以来毎年恒例のイベントになっている我が家では今年も最前列の席で観戦。
アメリカではラクロスの競技人口自体は継続的に伸び続けており、引き続きラクロスは成長スポーツであるにも関わらず、残念ながら、高画質のTV放映の充実や、遠出を嫌う傾向で、会場の集客数はここ10年下降線にある。(Final 4の観客動員数のTrend)決勝戦の観客動員数は、2008年の5万人をピークに、漸減を続け、ここ数年は2.5万人と10年間でほぼ半減。恐らく今回は雨天で気温も低く、更に客足は伸び悩むんじゃないだろうか。
しかしながら、やはり、毎年この会場に来て感じるこの高揚感、興奮、ラクロス愛、ワクワク感は、他では得られないと感じる。
試合のレビューは、別途時間が有る時に追々書いていこうと思うが、クイックに結果と感想のみ。
一試合目はOhio State vs Towsonで、Ohio Stateが5点差から逆転して一点差で初の決勝進出。
二試合目は、Maryland vs Denverで、こちらも接戦の末一点差でMarylandがこれ連続の決勝進出。43年ぶりの悲願の優勝に向けて駒を進めた。
詳細は追って書くが、正直、痺れた。素晴らしい準決勝2試合だった。
これまで、2008年、2011年、2012年、2016年、2017年と、5回会場でFinal Fourを見てきたが、今年の準決勝2試合は、2試合揃っての、エンターテインメントコンテンツとして、見て楽しむ試合としては、ここ10年で最もQualityの高い2試合だったんじゃないだろうかと感じた。
今年のTournamentはここまでの1回戦、2回戦では、結構大差の試合が多く、ちょっと詰まらない年かと言われていたが、ここに来てグッと接戦の、緊張感のある、逼迫した、手に汗握る試合になってきた。
Turnoverも少なく、個人の心技体、チームとしての戦術的な駆け引き、一進一退の攻防、最後の最後までどう転ぶか解らない接戦、会場で見ていてもずっと鳥肌が立ちっぱなしの素晴らしい内容だった。
決勝はどちらを応援しようか物凄く迷う。初の決勝進出で、中西部からのシンデレラストーリーを狙うOhio Stateか、3度目の決勝進出で、最後の最後に悲願の優勝を叶えたい四年生中心のMarylandか。やはり去年目の前のベンチで、敗北後に茫然自失とし、絶対に来年ここに帰ってきて優勝してやると誓っていた4年生を見たMarylandに対する共感の気持ちが強い。って事でMarylandを応援しまっす。See what happensで!
2017年5月25日木曜日
NCAA 2017 #13 Tournament 2nd Rd Maryland vs Albany
Albanyの勝利の方程式、FOを支配して、めまぐるしいボールの動きとクリースへのフィードで得点を重ねるOFがどこまでMarylandに通用するか?
が、蓋を開けてみれば18-9の大差でMarylandが圧勝。圧倒的な戦力の差を見せつけた。(Box Score)前半終了時点で12-4だったので、ほぼ前半に勝負が着いてしまった感じ。
Albanyはここまでトップレベルのアスリートを集められる名門強豪校では無いにも関わらず、個性溢れる、自由で創造的な、高い得点力を誇るラクロスで多くのファンを楽しませてくれた。来年以降に期待。
が、それにしても、まあ、Marylandの巨大戦艦としての強さが際立った。圧倒的に優勝候補としての揺らがぬ安定感を見せた。
- FOが、最初に5本先取されて、やはりAlbanyにやられっぱなしか?と思われたが、そこから一気に盛り返し、試合中盤は圧倒的に支配。FOGO専門のコーチとして元MLL Boston Cannonsの12年優勝メンバー、CHris Mattesが付きっ切りでFace Offer達を育成して来た成果が出ている。
- 去年と変わらぬOFの上級生3枚看板がまたしても極めてレベルの高い個人技とチームプレーを炸裂させた。現時点でのTewaaraton Trophy Winner (MVP)候補筆頭、#1 AT Matt Rambo (Sr./4年)が体の強さと左の大砲を爆発させての4得点4アシストで8ポイント。#2 AT Colin Heacock (Sr.4年)も1得点ながら、プレッシャーを掛け続けた。そして、引き続き異様な生産性を誇っているのが#40 OFMF Connor Kelly (Jr./3年)。ダッジから、パスを受けて、鋭いシュートを突き刺し続けて5得点。いやー怖いっすね。相手DFとGは。
2017年5月23日火曜日
NCAA 2017 #12 Tournament 2nd Rd Ohio State vs Duke
Ohio Stateは、中西部はOhio州Columbusが本拠地。元々決してLacrosseが歴史的に盛んな地域では無かったが、この10年でラクロスが全米に広がる中で、グングン力を付けつつある新興チームの一つ。Canadianも積極的に取り、Rosterに6人が名を連ねる。
Dukeは今年もシーズン後半にグッとチームとしての完成度を上げて来ており、先週もHopkinsを大差で撃破。期待が掛かる。
が、結果は16-11でOhio Stateが堂々の勝利。DukeはQ4に追い上げたものの、Q3終了時点で13-5と大差が付き、ほぼ勝負あり。(Box Score)
これで遂にOhio Stateは、1953年の創部以来、初のFinal Four進出。
いやー、Ohio Stateには正直感銘を受けた。今年見て来たチームの中で、「日本の大学のラクロスチームが見て学べる」という軸に於いて、最も優れたチームだと感じた。チーム戦術としても、個人としても無茶苦茶基本に忠実。ほぼ教科書。地味だが力強い。土台がしっかりしてる。非常に参考になる、真似できる点が多い。
- クソほど基本に忠実。GBも両手で拾う、しっかり相手のボックスにパスを投げる、無理で派手なシュート打たない、シュートは上からQuarterで振り抜く、横からとか下からとか見た目重視なショートは打たない。しっかりピックを掛ける、掛けた後にしっかりOff Ballの動きする、etc. 爪の垢を煎じて飲みた過ぎる。
- 気持ちがしっかり篭ってる。気迫。魂。Ground Ballの寄りの真剣さ、一生懸命さ。飢えた犬の様な球際の食らいつき。
- OFは全員でボールを共有して、崩して、パス出して、もう一歩崩して、もう一個パス出して、確実にゴールに近い位置でフリーを作って、確度の高いシュートを打つ。そうじゃなければ無理して打たない。個人技に過度に頼らない、合理的で効率的なオフェンス。
- 全員が得点出来る。一部のスターに偏ってない。8人で16得点。
- DFクソ硬え。堅牢過ぎ。Shorty, LSMF, Close DF全員が、個々の1-on-1の勝負でほとんど全く負けてない。脚を必死で動かして無茶苦茶しっかり付いていき、バシッとプッシュしきる。絶対に抜かせない。スライドも、1-on-1での勝負ありきで、ギリまで飛ばさない。結果、殆ど崩されない。Off Ballではしっかりクリース前にPackして、Stick-upと首振りをして、パスをカット。クリースにフィードをほとんど通させない。先週一回戦であれだけHopkins相手に自由自在に抜いて崩してシュートを決めていたDuke OFが、ビタッと抜けず/崩せず、沈黙してしまっていた。
- で、Gがしっかりキャッチセーブ。
2017年5月22日月曜日
NCAA 2017 #11 Tournament 2nd Rd Notre Dame vs Denver
組み合わせは、
1 Maryland
8 Albany
4 Notre Dame
5 Denver
3 Ohio State
Duke
2 Syracuse
Towson
ここまで、Top 5 Seedが残り、Top 8 Seedのうち6チームが残っているので、ある程度順当と言えるだろう。
土曜の2試合目はNotre Dame対Denverの手堅い2チームの対戦。レギュラーシーズンでは11対10の僅差でDenverが勝利している。
試合は16対4で、引く程ボッコボコにDenverが勝利。(Box Score)
最大の勝因は、何と言っても、現時点でTewaaraton Trophy Winner (MVP)の最終候補者5人に異例のFace Offerとして入っている、Denver #9 Trevor Baptiste (トレヴァー=バプティーストゥ) (Jr./3年) (Bio)。マジでギャグかと。22本中21本取って、勝率95%...。はい?ほぼインチキじゃねえのぐらいの強さだった。
Notre Dameにほとんどポゼッションを与えず、攻撃の機会を完全に摘み取ってしまった。
というか、ここまでDominate (支配)出来る選手がいると、むしろスポーツとして構造上/ルール上欠陥があるんじゃね?とすら感じ始めてしまう。これだけポゼッションが重要なゲームで、得点ごとにFace Offでポゼッションから始まるというルール。まあでもそういう設計なので仕方ない。
にしてもマジで強いわ。そもそもデカくてクソいかちい。5-10 (178 cm)で220 lbs (100 kg)。マジビーストすぎ。つかタンク過ぎ。で、異様に安定して反応早くて、ゴリゴリに押す力も強くて、Clampからの掻き出すスキル、Popで拾う技術、押し合いながらの視野、コミュニケーション、更にはGBの技術や、シュート力まで、完全に完成している。Illegal Procedure等のViolationもしないため、かなり高い確率で勝てている。MLLでも活躍するだろうし、将来的にはUS代表にも入ってくるんじゃないかという気もする。
これは準決勝で当たるMaryland (かAlbany)は相当苦戦するんじゃないだろうか。
それ以外にも、OFがかなり有機的に機能し、美しく効率的にチームで得点している。やばい。ここに来てものすごく完成度が上がって来ている。Denverの優勝の絵も全く違和感無く描ける感じになって来た。
さすがNCAA Championship 7回征覇(Princetonで6回、Denverで1回)の実績を持つ現NCAA Lacrosse最高のHead Coachと多くの関係者が認めるBill Tierney氏だけの事はある。毎年確実に非常に強いチームを作って来る。












