これ、去年から見始めたが、去年の時点ではその重要性にいまいち気付いていなかった。「まあ、2-3年後にNCAAで活躍する選手たちの見本市ね」ぐらいの。今年一年改めてNCAAを見て解ったのは、いや、違うと。半年後に実際に即席でNCAAにインパクトを与える選手たちが見られる場。去年UA All Americaで活躍したDukeのAT Jordan Wolfは、結局シーズン終了時にはDukeのATの得点源になっていた。スケジュールの都合かな?で出られていなかったものの、同じく1年生のNicky GalassoはNorth Carolinaで完全にATの司令塔になっていた。
当然、長い目で見れば、2-3年後にこのメンバー達の多くがNCAAのトップクラスとして強豪校を引っぱり、All Americanになってくる訳で。
ってくらい重要なイベント。今後のNCAAを理解する上で。
個人的に強く印象に残っているのは二人。
NorthのAT Jimmy Bitter (North Carolina)。先日UNCを卒業、現Denver OutlawsのBilly Bitterの弟。兄の後を追い、今年からUNCのJoe Breschiの下でプレー。身長174と正直小さいが、兄譲りのスピードとダッジ力が売りと聴いていた。が、試合で見せたのはleftyのtime-and-roomでの2得点。シュート上手くて鋭い。これは明らかにBillyと違う。(Billyの外からのシュートはぶっちゃけほとんど見た事無いし、安かった...)これだけのいいシュートを打てると言う事は、間違い無く個人でかなり練習しているし、それだけの規律があると言う事。さすがに1年目からUNCで先発する事は無いとは思うが、再来年以降に期待。多分体もでかくなるだろうし。
同じくNorthでDuke commitのMF Myles Jones。でかい。身体能力高い。シュートも上手い。でもまだ線が細いので、Dukeで徹底したphysical trainingを受け、高いレベルで練習したら、とんでも無い選手になってくる可能性がある。素材という点に関して言えば、間違い無く代表級。
UA All Americaの学校別の分散を見ると、6人のMarylandがトップ(昨年解任になったDave Cottleがリクルートした最後の年かな...)。North Carolina、Syracuse、Virginiaが5人ずつ。HarvardとHopkinsが4人。Dukeが3人。他は伝統的名門強豪校の中、UNCが最近明らかにリクルーティングで躍進している。HC Joe BreschiとAssistant CoachのPat Myersの手腕か。
逆に、Princetonが入って来ていない。Bill Tierney時代であれば上位に入っていたが、彼がDenverに行って以来リクルーティング力が明らかに落ちてしまった。Cornellもいつも通り入っていない。高校時代に目立っていなくても、努力する才能のある選手だけを集めるという方針が如実に出ている。
IL Highlight
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