ここまで見た感じの序列では、Boston CannonsとDenver Outlawsが明らかに一歩抜けている。
- BostonはDFが固い。Close DF(クロウス・ディフェンス=日本で言う所のボトム)が固く、LSMも強い。不安の感じられたGを補っている。OFはPaul Rabilが無敵。周りをベテランが固める。
- Denverは前回述べた通り。
試合で印象に残ったのは、
Boston Cannons (Roster)
- #99 MF Paul Rabil (Johns Hopkins 08, Team USA 10)が引き続き無敵の強さでMVP級の活躍。止められん。自由自在、天衣無縫。ダッジとシュートは元々誰の目にも明らか。加えて、NLLでの経験が生き、視野とフィード力が格段に上がって来ている。
- #7 Matt Poskay & #14 Ryan BoyleのベテランATコンビが段々例年の強さになって来た。やらしく確実に相手を苦しめる。Poskayにはとりあえず放り込めば点取れる
- #27 MF Kevin Buchanan (Ohio State 08)が、潜在能力を完全に開花。NLL Boston Blazersでの経験もあってか、Rabilに継ぐMFの核に。
- #77 Kyle Sweeney (Georgetown 03, Team USA 10)、ルーキー#37 Brian Farrell (Maryland 11)の2枚のベテラン&新人LSMコンビがまた効果的。Farrellも早速Marylandでやってた通り速攻から正確なシュートで得点。Sweeneyに至ってはトップでサクッと落としてturn-overからfastbreakで得点、更に普通にハーフコートでオフェンス参加し、裏からフィードして得点アシスト...次世代LSMここにあり。
- 強い。やはり、強い。が、Boston Cannonsはここ数年こんな感じでレギュラーシーズンは明らかに強く、優勝候補としてプレーオフに挑むも、結局そこで勝てず、涙を飲む、というパターンが多かった。Cannonsにとっての本当の正念場は明らかにプレーオフ。悲願の優勝を果たせるか。
Chesapeake Bayhawks (Roster)
- 強力MF陣が機能しなかった。Dan Hardy, Kyle Dixon, Steeve Brooks辺りの重量級強力シューターMF陣が特に。いいシュートが打てず、シュート率が異様に低くなってしまっている。バスケで言うと、外からの3-point/Jump shotに依存するチームの様に、シュートが調子悪いと途端に厳しくなる。オフェンスが何か上手く機能してない。Peet Poillonが抜けた事で、ピンで切り裂ける切り込み隊長がいなくなっているか?
- あれれ?気が付いたら3勝3敗で、Hamilton Nationalsと並んでBクラスに...さすがにプレーオフに出られないって事は無いだろうが、ここからどう立て直して行くか。
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