2011年12月28日水曜日

NCAA Basketball 2012 UNC vol.13 Texas

続いて再びホームで、名門Texasと対戦。地元Chapel Hillの会場、Dean Smith Centerで観戦。

UNCは去年、一昨年と、2009年の優勝チーム後の「再建の期間」だった過去2年間、Texasに負けている。

Texasは過去にもKevin Durantら優秀なNBA選手を多数輩出しており、そこそこの強豪。が、今年は同じく再建の年。

それなりに才能のある相手にしっかり勝っておきたいUNC、アップから明らかに気合いが入っているのが感じられる。試合は、得意のfastbreak主体の攻めで序盤からガンガン得点し突き放す。

今回は過去2試合イマイチ不発だったエース#40 F Harrison Barnes (2年)が鬱憤を晴らすかの如く爆発。32得点とエースの本領発揮。抜いてドライブして良し、ジャンプシュート良し、スリーも決め、アシストも演出し、オフェンスリバウンドをもぎ取ってファウルを貰いながら捩じ込む。その数段突き抜けた身体能力とボディバランス、技の引き出しの幅広さを余すと来なく疲労してくれた。

ここ数試合「大丈夫か?つか闘争心十分にあるのか?」と感じなくも無かったが、ある程度強い相手になった瞬間仕事を果たした。試合後のインタビューで「何で急にまたこんなに活躍出来たんですか?」の質問に対し、「まあ、単純にアグレッシブにやっただけっすよ。」とサラッと答えている。悪い言い方をすればムラがあると言うか、いい言い方をすれば大事な場面、手強い相手には本気が出るタイプか?だとすると今後のACC (Atlantic Conference)のリーグ戦、そしてトーナメントで接戦になって来た時の活躍に期待したい。

Head CoachのRoy Williamsも「まあ、彼らも若いし人間だから、そら弱い相手にも同じように気合い入れて集中力発揮しろって言ってもそんなに簡単に出来るもんじゃない。まあ、大事なとこでしっかりやる事が大事だな」との事。選手たちへの信頼は揺らがない。

これで通算成績を11勝2敗としたUNC。全米ランキングは引き続き4-6 位と言った所。現時点でトップを走るのは無敗の強豪Syracuse。そして1敗のOhio State, Kentuckyと続いている。この辺が恐らく3月の"March Madness"(NCAA Tournament)でも上位に残ってくるはず。

ハイライト

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