2010年7月29日木曜日

Canadian Lacrosse

過去の記事でもやり過ぎだろってくらい書いているが()、Canadian Lacrosseについて。WLCでも、優勝は逃したものの、予選では勝ち、決勝でも最後の最後まで接戦を演じ、世界のラクロス関係者に二強体制を強く印象付けた。

ちなみに、実はCanadaの国技はIce HockeyではなくLacrosse。競技としての人気や大きさではHockeyの方が大きいが、夏のスポーツ、伝統あるOfficialなNational Sportsはこっちとのこと。

先日今年NCAAに入学してくる新一年生によるAll star、Under Armor High School All AmericaでもやはりCanadian Finisherが目立っていた。どこのNCAA強豪校にも大体1人か2人、ピンポイントでCanuck finisherを置いている。そしてそのトレンドは年々強まっている。やはりそれだけワークするということなのだろう。(まあ、試合やシーズンを通してのstatsを見れば実際にワークしてるのは一目瞭然...)

先日送ったNLL FinalのDVDをご覧になった選手の皆さんは一発でご理解されたと思うが、インドアはアウトドアにとっても恐らく最高の練習環境。状況判断やスピード、スティックスキルに関して、重力10倍ナメック星(古くて失敬)。

アナロジーとして凄く感じるのが、BrazilianのFutsalとFootballの関係。前回の記事でも書いたが、6年くらい前?にやっていた、GINGAの映画のロビーニョの言葉が思い出される。(映像)いいっすよね…こういう、スタイルがバシバシに出てるの。X-sportsっぽいところ。スノボやスケボーやサーフィンに近いような。

今週Delawareの本社で一緒に社内トレーニングを受けている同僚がNY州でラクロスをプレーしていたらしく、当時のCanadian絡みの思い出話をしていた(ちなみに弟さんがGait brothersと一緒にSyracuseでプレーし、3連覇したと。「ぶっちゃけGaitと一緒というタイミングがラッキーだった」とのこと…)。当時高校の地元に交流戦で遊びに来ていたCanadianのチーム。地元のお坊ちゃまアメリカ人達と比べると、なんか、でかくて、態度もでかくて、ちょいワル入った不良軍団。家に泊まった際に自分たちは飲むことを禁じられていたビールを「つか、酒飲むっしょ。当然」と勝手に飲んで騒ぎ、試合の前後に地元の女の子(含む彼のGirl friend)をガンガンhit(ナンパ)し、しかも試合は悲しいくらいにスカ勝ちし、ガハハハッと笑いながらバスで帰っていったのが印象的だったと…北欧からのViking来襲かと。まあ、でも想像付くわ…

てなわけで、どでしょ?東大の下級生の皆の中で、バチッと気合が入った猛者がいるなら。ラクロスの源流を辿るCanada留学ってのは…最悪Working holiday Visaで1年がっつり行くってのは。で、地元に密着してコミュニティに入り込んでインドアの真髄を染み込ませて持ち帰ってくると。恐らく相当特殊な存在になれるはず。スノボでは若い日本人もWhistler/Blackom辺りで山篭りのためによくやってたりするので、英語の勉強と人生勉強も兼ねてがっつり行くってのはどでしょ?(レゲエでは関西の尖った若いDeejay達が危険を顧みずに勢いでKingstonに行ってたりするし…で、実際それで大きく変化して帰ってきてたりするし。)極端な話日本で4年間真っ直ぐ真面目に過ごすよりも遥かに就職時の戦闘力アップにつながるし、もっと言うと確実にその後の人生/キャリアの選択肢と「楽しみのレバー/幸せの引き出し」を増やしてくれることになると思うので。

無責任極まりないことこの上無しで、完全にただの思い付き以外のなんでもなく、ただの自分が楽しむためのネタとして、ブレストがてらいろいろ考えると、実はIndoor LacrosseのWorld Championshipというのがあり、Fieldの次の年に4年に一度開かれている。(動画Wiki)例えばの話、(もし現時点で日本ラクロス協会から代表を出すという話が無いなら)、トレーニングの一環、遠征のひとつと位置づけて、東大のメンバーが中心になってイニシアチブを取って、仲間を募って、チームを立ち上げて、上手い選手を担いで、日本代表として出場するとか?まあ、言いたい放題もここまで来るとひでえなって話ですが…ブレークスルーはこういう馬鹿話から生まれるところもあると思うので…なんか、ちょっと夢無いすか?というか、何よりも、単純に、絶対に最高に楽しいはず!

(2007年にはスコットランドやチェコも出場している。北国ではあるが、別にラクロスの強豪国ではない。一応全うに戦えるんじゃないかなと。加えて、超長期的に見て日本がどこで勝ち易いかを考えると、直感的にその競技特性上fieldよりもindoorの方が日本人のDNAやカルチャーとのフィット上、相対的に勝ち目が高い気がする。サッカーよりもフットサルで日本が強いように。テニスよりもバドミントンや卓球で日本が強いように。コンタクトが相対的に少なく、Agility/quicknessと技術、戦術の比重が高いので。)

ちょっとでも面白そうと思う選手がいたら、僕で何かお役に立てることがあれば英語サポートやチーム探しも含めて喜んで相談に乗らせて頂くのでいつでも気軽に連絡下さいませ!

いたる@13期

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