ILにも記事が掲載されていたので紹介。(リンク)
2011年に10年に一度とも言われた、松坂世代ならぬKevin Crowley世代(またはJoel White世代?)が昨年卒業し、世代交代が図られる年。一方で、VirginiaやCornellなど去年成功しながらもほとんどの主力を残すチーム、HopkinsやDukeなど、去年若いメンバーで戦い苦戦したが、今年はその分強力な才能が経験を伴った形で戦えるチーム、そして大型新人の加入やtransfer(転校)により戦力を一気に補充し巻き返しを図るNorth Carolinaなど、去年に見劣りしない程の見所満載。
ちなみに去年のトーナメントの組み合わせと結果はこちら(Wiki)。
今後年明けの新学期から各チームリーグ戦に向けて練習を始動し、2月の上旬から順次練習試合を通じて調整し、2月中旬/下旬からのシーズンに備える。
1月中旬にはMLLのCollegiate Draftが行われ、4年生の主力選手が各チームに指名される。
順位は以下。
7月の昨シーズン終了直後にILがオマケで発表していたPre-pre-season ranking(リンク)から大きな変動は見られない。UVAは引き続き一位。DukeとCornellが入れ替わり、HopkinsとDenverが入れ替わり。UNCが9位から一気に6位に順位を上げている。
1. Virginia Cavaliers
- 主力が丸残り。4年間cageを守ったGhittlemanが抜けたGの穴をどう埋めるかが鍵か。司令塔#6 AT Steele Stanwick (Sr)が怪我無く順当に行けば、まあ、優勝じゃね?という感じ。
- 本来であれば「Bratton兄弟という攻守でのMFの要が卒業し、穴を埋められるか」となるはずだったが、去年のプレーオフは既に彼ら抜きで戦い優勝してしまったのでここの心配も無し...ホント下級生まで含めて選手層厚い。
2. Duke Blue Devils
- 優勝から2年。サイズ、身体能力共に申し分無し。Coach Danowskiのリクルーティング&育成が実を結んでいる。Syracuse 11のG John GallawayがGoalie Coachとしてジョインしており、穴だったGも間違い無く改善されて来る。去年1年生で既にエースだった#31 AT Jordan Wolf (So)が爆発する年か?
3. Cornell Big Red
- 同じく主力丸残り。DF/Gそのまんまで3年目。#3 AT Rob Pannell (Sr)は既に去年大学最高の選手。更にVirginiaからAT Connor English (Jr)が転校で加入し、3枚目のATの穴を埋める。毎年あと一歩で優勝を逃している。去年は準々決勝でVirginiaにサクッとやられて涙を飲んだ。今年こそは、の思いは強い筈。
4. Johns Hopkins Blue Jays
- このチームも優勝が見えて来ているはず。MF最強。ACL(膝の靭帯)を夏にやっちまった#9 MF John Greeley (Jr)がトーナメントに復帰して本調子になれるか?無理か?ATが若干きついかな?Stanwickの弟#42 AT Wells Stanwick (Fr)が1年生ながらどこまで貢献出来るか?
- 何気にDFがフィジカルで手堅く、GのBassettが去年完全に開花してしまっている。
5. Denver Pioneers
- 去年一大旋風を起こしたDenver。強豪としての地位を確固たる物にした。Bill Tierneyにとって本当の勝負の年。MLL上位指名が予想される#22 AT Mark Matthews (Sr)率いるCanadian軍団引き続き恐るべし。
6. North Carolina Tar Heels
- 主力OF選手2人を転校で追加。去年卒業した#4 AT Billy Bitter(現Charlotte)の穴は弟の#4 AT Jimmy Bitter (Fr)が埋める。1年生で既に大きな足跡を残した司令塔#N/A AT Nicky Galasso (So)がリーダーとしてどこまでチームを引っ張れるか。OFのタレントは分厚い。ぶっちゃけDFが不安。
- 地元ファンとしては個人的に応援せざるを得ないだろう。
と、ここまでが実質的に優勝争いを演じるTier-1の6チームという感じだろうか。
7. Syracuse Orange
- 去年最強4年軍団がごっそり抜け、再建中。でも新しい力や#22 AT Jo Jo Malasco (Jr)らベテランの活躍に期待。
8. Maryland Terrapins
- こっちも思いっきり再建の年。でもGのAmato (R/S-So)が去年1年生で鮮烈デビュー。大きなファクターになってくる筈。
ここまでがTier 2って感じだろうか。
9. Notre Dame Fighting Irish
- ん?こんな強いか?さすがに去年抜けたMF/DFの穴はでかいでしょ。GのKempは強力。
10. Villanova Wildcats
- むしろこっちのが強いんじゃないか?LSM Kalarunasは抜けたが、中堅どころの手堅い選手は多い。
11. Hofstra Pride
12. UMass Minutemen
13. Yale Bulldogs
14. Penn Quakers
15. Bucknell Bison
16. Princeton Tigers
- HC Bill TierneyがDenverに移籍して3年目、名門も落ちたものだ...有力選手がちらほらと入るが、ごそっと塊で入る感じではなくなっている。国内トップのリクルーティングクラスだった今の4年生がTierneyによるリクルーティングの最後の傑作という感じだろうか。恐らく現時点で大学最高のGoalie Tylor Fioritoの奮起に期待。
17. Drexel Dragons
18. Colgate Raiders
19. Harvard Crimson
20. Penn State Nittany Lions
- 個人的にここにちょっと注目している。Cornellから移籍したHC Jeff Tambroni氏就任後2年目。去年や今年の新入生は結構強い。彼の手腕を考えると、間違い無く訓練された、高いモチベーションと意識レベルのいいチームを作って来るはず。番狂わせに期待。
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