2012年1月31日火曜日

NCAA 2012 Season Preview #16 Princeton

92年から01年までの10年間、偉大なコーチBill Tierneyの下で実に6回の優勝を果たし、文字通り帝国を築いたPrincetonも、時代の変化によりリクルーティング等で苦しみ始め、ここ10年は凋落の一途。一昨年にBill TierneyがDenverに移籍してからは明らかに戦術も混乱し、苦しんでいる。

去年もPre-Seasonで上位にランクされながらも、まさかの4勝8敗、プレーオフにすら出られず終わってしまった。

DF陣とGには強力な上級生メンバーがいるが、如何せんOFが薄い。加えて、柱だった選手が怪我に倒れるという不運にも見舞われた。泣きっ面に蜂な事に去年エースだったAT Jack McBrideは去年は怪我でシーズンを棒に振り、今年は卒業して大学院生(ビジネススクール)としてUNCでOF MFとしてプレー...

鉄壁DFで得点を許さず、でも得点出来ず、のロースコアな試合連発しまくりそう...

現役選手のMFの皆さんに是非注目して頂きたいのは、#22 MF Tom Schreiber(トム=シュイバー) (2年)。去年一年生ながら突出した活躍。特に、ラクロスIQの高さ、ボールを貰う前の視野と判断、両方に抜けて両手で鬼シュートを少ないステップ/クレードル数で打てる技術等、DF等、参考にすべき点が多い。


  • やはり注目はDF。#9 Chad Weidmiaer (4年)は鉄壁。MLLドラフトでは7位でHamilton Nationalsに指名。
  • G #6 Tyler Fiorito (4年)は鳴り物入りで加入したBill Tierney時代の申し子ゴーリー。MLLでは10位でChesapeake Bayhawksに。SyracuseのJohn Gallowayが卒業した今年は大学最強ゴーリーか。
  • オフェンスが大苦戦。
  • #22 MF Tom Schreiber (2年)は去年一年生で明らかに一人突出してハイレベルなプレーを見せた。
  • 今年も怪我無く実力を発揮出来れば、上位が狙える可能性も無くはない。

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