2016年5月7日土曜日

NCAA 2016 #10 Notre Dame vs Duke

Georgia州Kennasawで行われている最強リーグのACC (Atlantic Coast Conference) 4チームによるACCトーナメント準決勝2試合目、Notre DameDuke。今年のNCAAラクロスでも屈指の好カード。このまま5月のMemorial Day WeekendのFinal 4の準決勝、決勝で再び見る事になる可能性をひしひしと感じる。

1. Background

現時点でNotre Dameは9勝2敗の4位、Dukeは例年通りトーナメントにピークを持ってくる考えのため、シーズン序盤にいくつか負けてしまっており、9勝6敗で14位。但し、ここ1ヶ月で一気に完成度を上げてきており、例年のFinal 4鉄板チームに変貌しつつある。

2. Recap

来たよ。またクソ面白い試合。今年最高の試合をまたしても更新。レベル高すぎる&面白すぎる。例年ACCのトーナメントは毎年散々お互い試合している関係で、むちゃくちゃライバル心が高まっており、お互いにバッチバチに気合を入れて臨んでいる。試合中もエキサイトし過ぎて、ボールの無いところで報復で相手に肘打ちしたりスティックでぶん殴ったりと、NCAAにしてはちょっと珍しくやり過ぎなファウルが幾つか見られた。(双方そのMan Downで失点して反省していたが)

特にお互いのDFが相当完成度が上がっているため、前半非常に締まった展開から、後半に掛けて点の取り合いに。

Notre Dameが一度リードするも、最後にDukeが追いついてOT (Overtime)に。最後はMLLドラフト全体1位指名のDuke #15 MF Myles Jones (Sr./4年生)がダッジでゴリっと抜いてクリースにフィードを出し、Dukeのサドンデスの得点で試合終了。エンターテイメントとして毎週ホント楽しませてくれるよ、今年のNCAAは。

3. 見所

今回も見所多すぎて全部カバーできないので、ピンポイントで特に印象に残った点のみ何点か。

まずは何と言ってもNotre DameのNCAA最高峰のDF。マジで溜息でる。特にClose DF (ロングスティックDF 3枚)のフットワーク、チェック、スティックアップとパスカット、クリース前へのパック(凝集)、Swivle (首振り)による視野確保とコミュニケーション、スライドやスライドのスライド、スライド行く/行かないの判断等、DFの選手たちは本当に参考にしたい。相当な数のチェックやパスカットによるTurnoverを発生させていた。Duke相手に。マジで、DF見てるだけで楽しめるチームってそうそう無いが、NDは間違いなくその一つ。

Notre DameのHead Coach Keven Corrigan氏のベンチでの声に関するコメントが非常に印象的だった。何本かMFが基本的なパスミスでポゼッションを失ってしまったのだが、その際の怒鳴り声は、パスミスをした事ではなく、こぼれたボールを全力で走って追わなかった事に対して。常に120%でプレーする事を求めるCoach Korriganらしいエピソード。チームのメンタリティとして、生き方として、見習いたいなと。












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