2012年3月6日火曜日

ESPNU Lacrosse Podcast 2/29/2012

毎年恒例のweeklyのESPN Lacrosse Podcast by Quint。ロジカルに、熱く、約40分でその週のNCAAの話題をガッと分析して話してくれる。話題の選手やコーチを呼び、突っ込んでインタビューをしてくれる。

今週のリンク

英語の勉強としてももってこいの教材なので、興味のある方は是非iPodなりPCなりに落として毎週3-4回聴いてみてもいいかも。結局リスニングの勉強の最大のボトルネックは教材への興味の持てなさだったりするので...「旧ソ連の経済がその後どうなったか」とか「深海魚の生活」とか、TOEFL然としたイマイチピンと来ないリスニング教材を聴くぐらいなら、SyracuseのMFがやべえ勢いで成長してるとか、VirginiaのSteele Stanwickがどういう事を意識してプレーしてるかとか、来週の試合の見所はどこかとか、そういう盛り上げれる内容を英語で聴く方が圧倒的にsustainableだし現実的。

日本の変な教科書の興味の持てない話題によって、英語に対して全く不要な拒絶感/苦手感/つまらない感を持ってる方は、こうやって自分の好きなスポーツ/映画/ドラマ/音楽を切り口にしてガンガン楽しみながら英語をツールとして使って行く、それらをもっと楽しみたいから英語を進んで楽しみながら勉強したくなっちゃう、というサイクルでアプローチするのが一番手っ取り早い。無駄に苦行というか一人SMばっかやってても長続きしないしストレス貯まるので。

と、余談はさておき、今回の放送で印象に残った点は、

  • Syracuse、去年7人のAll American 4年生を卒業で失い苦戦するかと思われていたが、そして少なくとも現時点ではやはり経験の無さが垣間見えるが、一方で、去年まで目立たない脇役だったMFたちが結構でかくて身体能力高くて強いらしく、徐々に経験を積んで強くなって来ているらしい。Quint曰く、恐らく5月のプレーオフには結構なチームになっている可能性があるとの事。
  • NDにUpsetされたDuke。が、曰く、毎年Dukeは2-3月は結構転けるが、5月に明確にパフォーマンスのピークを持って来るチーム。今負けたからと言ってガッカリする必要は全く無い。Coach Danowskiは前半は敢えて多くのメンバーに経験を積ませ、競争させ、試行錯誤する事で成長効率を高め、シーズン後半にぐっと作り込んで来る、明確に如何に5月の最高到達点を高くするか、を軸にチームを作っているという話。
  • Virginia #10 AT Chris Bockletのインタビュー。#6 AT Steele Stanwickの入学時以来の相方。二人でガンガン2 on 2をやり、また、クリースで頻繁にフリーを作り、Steeleのフィードを受けバッシバシに点取りまくり。ザ・クリース職人。超省エネ高効率で得点荒稼ぎ。「何を意識してるの?」という質問に対し、「クリースではとにかく絶えず脚を動かし続ける事。」そして、「何で必ずシュートはoverhandで上から振るの?」に対しては「結局それが一番成功確率が高いから。自分は高校時代に既に相当シュートは完成したと自負していたが、大学のハイレベルなGoalieを相手にした時、途端にside armは入らなくなってしまった。コースを読み易いから。もちろん、一般論ではside armの方が、単純な弾の速度自体は速くなる。そして、中には時速160kmでシュートを突き刺せるため、ロングシュートはサイドで打った方が入るという恵まれた一握りの選手がいる事も事実。ただ、自分の場合、というか多くの選手の場合それは出来ない。結局目的はゴールを決める事であり、速いシュートを打つ事ではない。スティックが隠れる上、高低差が出る事でゴーリーが球筋を読みにくく、軌道がより正確になり、狙ったスポットを確実に捉えられる上降り/overhandか3 quarter(45度)が最も得点に繋がり易いと経験から/統計的に学んだ」との事。元HopkinsのAll American GoalieのQuintは「俺も現役時代、君みたいなシューターが一番やりにくかったよ。縦振りでポストの内側に当ててくるようなシューターが。」とのこと。これは非常に示唆深い。

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