2010年4月22日木曜日

NCAA 2010 Game Review vol. 10 Duke-Virginia

ここまで無敗のVirginiaが遂に敗戦!!!こんなにFrustratedなVirginiaの選手たちを見たのは初めて。Dukeは毎年Virginiaには何故か確実に強いってのもあるけど(相性?)、今年初めて見たけど非常に強く、Virginia、Syracuse、UNCと同じレベルで優勝争いに絡んで来ると思う。特に一昨年の最強AT軍団の最後の生き残り、4年#8のAT、Max Quinzaniはやっぱり最強ATの一人だと思った。DukeのATのオフェンスは非常に参考になるシーンが多い。VirginiaのAll American DF、#27の鬼のようなClausenを見てこれまで「こんな身体能力高くて機動力あってAggressiveな奴どうやって攻めりゃいいんだ?」と思ってたけど、Duke ATのCrottyの攻め方を見て、なるほど、こうやりゃいいのか!と手をたたいた次第。ATリーダーは必見。

あと、Virginiaの黒人双子、Bratton兄弟は相変わらず異次元。6番のエースAT、2年のSteele Stanwickは相変わらず極めてラクロスIQ高いなと思わされる。はっきり言って身体能力は突出して高いわけじゃなく、足もぶっちゃけ遅い。でもラクロスというゲームの法則を理解し、DFをよーく判った上で柔よく剛を制すでスルリと点を取るのは、本当に東大のATにこそ是非真似して欲しいと思った。でもVirginiaは実は結構脆さがあるから無敵で不動ではないな、Tournamentでは意外と試合巧者に足下掬われるかもと思った。
あと、DukeのコーチのJohn Danowskiが、ミスした選手を交代直後に捕まえて、「いいか?今のはこう投げるんじゃなくて、こう投げるんだよ」と直後に個別の技術をFeedbackしてる姿が指導者として非常に印象的だった。このレベルのチームのこのレベルのコーチが、こんな基本的な個別の技術の指導を大事な試合中にも関わらずきちんとフォローしてあげるというこの細やかさ。そういうことの積み重ねなんだなーと。

ハイライト

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