2010年4月3日土曜日

NCAA 2010 Game Review vol. 1 Johns Hopkins-North Carolina、Virginia-Maryland

今一試合目のJHU-UNC見たけど、これも非常に面白いし参考になる。
ちょっとバックグラウンドを話すと、JHUはみんなも去年おととしのSemi, Finalを見て知ってると思うけど伝統的Lax Powerhouse(名門)。
UNCは、(Michael Jordanの母校で)バスケは強いけど、ラクロスとアメフトは正直ぱっとしねえなーってのがこれまでの印象。毎年NCAAトーナメントは出られないか、出てもほぼ一回戦負け。近所にある競合Dukeにいっつもボコられ、同じ水色チームカラーのJHUとはよく「強い水色、弱い水色」と茶化される感じ。
強力な個性で勝つSyracuseやVirginia、鍛えられた選手が多いDuke、JHUに比べると、ちょっとおとなしいキャラで常に一段落ちるSecond Tier。

ところが、今年は突然変異で非常に強く、今のところ負けなしの堂々の二位。

何でなんだろうと今まで疑問に思ってたけど、今日のvs JHUの試合を見て納得。
飛びぬけたスター選手はいないけど、一人ひとりの平均的な能力が高く、チームとして非常に統制されてることに加え、何と言ってもラクロスIQが高い印象。プレーが賢い。
今年は大きな怪我さえなければひょっとしたらトーナメントで決勝まで行くかも、下手したら優勝も?という感じ。

4点目(Exからの2 on 2から低いトップにフィードして簡単に得点)とか典型的だと思うけど、点の取り方が非常に賢い。あとDとGはちゃんと見てないけどたぶん結構堅いのかな?
あと、JHUの6点目(switching fake)とか、古典的だけど、ああ、やっぱり未だにこのレベルの試合でもこうやって使えるプレーなんだっていう。その辺の二つのプレーは別にFalconsみたいな強力な身体能力もスキルも必要ないので、東大なんて絶対やった方がいいなと感じた次第。

とにかくNCAAはシュートの正確さ(ホントに枠外に行かない)、そして点を取れるシュートを打てる形の作り方、の二点は本当に参考になるね。

ちゅうわけで、乞うご期待。

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