2010年5月11日火曜日

NCAA 2010 Game Review vol. 20 Princeton@Cornell (シーズン第2戦, Ivy League Tournament Final: 5/9)

Virginiaの事件(男子選手が女子選手への殺害容疑で逮捕)から一週間、まだLacrosse community全体に悲しみと動揺が残る中、今年から始められたIvy league tournament。冷たい雨の降りしきるIthaca(Cornellの本拠地。NY州北部)、体感温度マイナス3度…勝った場合はIvy Championとして自動的に、負けた場合も全体の順位で恐らくNCAAトーナメントには出場出来るものの、第一回のIvy league覇者を目指し、そして何よりも因縁のライバル対決ということで高まるテンション。先週に引き続き激しい試合。先週のリーグ戦の試合ではCornellが1点差で勝利。準決勝ではPrincetonは7-6でYaleから逃げ切り、CornellはBrownを14-8で退けての再戦。

試合は先週と全く同じ展開。前半はCornellが支配し、後半にPrincetonが爆発。(ごめん。DVDの録画の設定ミスったため4Qの15分がごっそり撮れませんでした…申し訳ない。気付いた時にはOTでした。最後のVictory goalは何とか撮れたのは不幸中の幸いってことでご勘弁を…)

先週のInside Lacrosse podcastでのCornellコーチのTambroniへのインタビューが面白かった。GのAJ Fioreは1年生。高校No. 1 Gとして鳴り物入りで入学。当初は大学レベルとのギャップに苦しんだが、異常なほどの成長意欲と学習能力で急成長を遂げる。毎日試合のVideoを見まくり、コーチに対してFeedbackを求め、細かい点に至るまで技術的を研究し、物凄い速度で成長し、正ゴーリーの座を射止める。2年ATの#3 Pannelは昨年準優勝の立役者。国内最高ATと評価する人もいるほど。Dodgeをした後に一息ついてDがホッとしたところで更に re-dodgeして抜いてくる。ネチネチとロールした後にズバッとスピードで抜きに来る。ゴールに向かえるだけじゃなくHead upして常にFeedを狙うなどDにとっては嫌な相手。Xからの1 on 1でのトップスピードで走りながら後方に振り向きながらのシュートの速さと正確さは秀逸。シュートプロジェクト、1 on 1プロジェクトのメンバーは注目。

あとは、CornellのOff ballの動きは本当によく訓練されてるなーという印象。裏から、横からの1 on 1の際のクリース前のエリアのNon-carrier達の動きが本当にLogicalで激しい。で、実際に効果的。1 on 1で抜かなくても賢くやれば簡単に点は取れるのねということを思い知らせてくれる。後は、本当にPossessionを大事にするチーム。Patientにボールを共有。チームとして学べる点が多い。

ハイライト

いたる@13期

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