2010年5月3日月曜日

NCAA 2010 Game Review vol. 18 Syracuse at Notre Dame

ほい。Tips板用のRecap。長すぎたり内容が選手が求めるものじゃなかったりしたら教えてね…最近少しずつ意識的にOだけじゃなくてDやGも興味を持つように、そしてただプレーだけじゃなくてその裏側の背景/top playerの意識の高さ/ラクロス文化等も注入出来るようにFine tuneしてみてます。

Syracuse at Notre Dame

3連覇を目指す北のラクロス王国Syracuse。毎年主力が抜けながらもNY州やCanadaから毎年強力な助っ人新人/転校生を補充することで確実に優勝争いに絡んでくる。2000年以降9年で5度の優勝は他を寄せ付けぬ実績。Quint KessenichのDream Teamでも3人が名を連ねる。

OhioにあるNotre Dame Fighting Irish。長らくLacrosse不毛地帯だった中西部もここ20年で次第に変化が(Michiganもその波の一つ)。シーズン初期にDukeとLoyolaから金星を挙げ、大物食いの名を欲しいままに。

昨年Save王でMLLドラフト候補と言われるND 4年G、Scott Rodgers(193cm, 120kg且つQuick…)と、MVP候補3年G、GallowayのG頂上対決。Goalie陣必見の一戦。Gallowayの直接得点に繋がるパスの鋭さと視野と度胸の良さがむあじでinsane。ガチでSave直後に相手Goal前のATに鬼のレーザービームフィードを突き刺してくる。NDのHCに「Syracuseは110ヤード全てでゴール前と同じ気持ちでDをしなくちゃいけない」と言わしめたのも頷ける。Rodgersも「それ止めるんかい!?」というセーブでCuseを苦しめる。Gが強いと番狂わせの可能性が一気に上がる。

Cuseの1, 4点目のLSM #11 Joel WhiteのOffense貢献っぷりが引くぐらい凄い。その辺のShortyより全然怖い。1点目の爆走っぷりに注目。2点目の#34Pete Colemanのボールの要求っぷり、貰う前の視野とスペース理解、状況判断が正に教科書。Jamieson、KeoghのCanuck(Canadian)ATコンビが引き続きCraftyでCrazyで楽しすぎ。12点目のリバウンドからBehindとか笑うしかない。Jamiesonは既にBoxでプロを経験しており、卒業後もIndoor (NLL)/Outdoor (MLL) hybrid方式のTorontoに指名されると言われる。地元のCanada Ontario州Six NationsではLacrosseが生活そのもの、町の皆、家族皆が3歳からStickを持ち、四六時中Stickとボールで遊ぶ文化だと言っていた。Amidonの3Q 6点目がsick。Leftyの選手は何回も見て脳裏に焼き付けるといいかも。

攻撃が注目されがちなSyracuseだが、国内最強の呼び声が高いDがつくづく凄い。個々人の能力の高さも去ることながらクリース前にカチッとPackし(固め)つつ広い範囲でプレッシャーを掛ける集散っぷり、首振りとコミュニケーションに裏打ちされたチームとしての統制、slide/coverの速さと巧さ、崩された後のsettle down、Stick upによるパスコースへのプレッシャー。NDは本当に攻めにくそう。毎年「今年は??」と言われながらも結局優勝に絡むのにはその辺も大きいのかも。D陣は是非分析してみて。

ゲームハイライト

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