2012年2月6日月曜日

NCAA 2012 Season Preview #7 Syracuse

去年優勝候補筆頭でありながら、準々決勝でMarylandと死闘の末Over Timeで破れたSyracuse Orange。

主力の4年生7人(G Gallaway, LSM White, MF Miller/Thompson/Amidon, DF Lade, AT Keogh)が全員MLLに旅立ち、大きくメンバーを入れ替え。


  • 伝統的にはrun & gunの攻撃的なラクロスで知られて来たが、ここ数年はG Gallawayを始めとした固いDFをベースに勝って来た。そのGallawayとDFの核が抜け、かなりの入れ替えが生じ
  • MFもJovan MillerとJosh Amidonの穴を誰が生めるか。
  • DFの柱は#11 Brian Megill (Sr)か。
  • MFは、#30 Bobby Eilers (Sr)、#24 Steve Ianzito (RJr)辺りが軸になりそう(→去年の記憶をたどっても名前がピンと来ない...如何に去年の代が4年生頼みだったかが解る。)
  • ATは去年からエースナンバー#22を背負っているJoJo Marasco (Jr)、Hopkinsから去年転校してきた#14 Tommy Palasek (Sr)が如何に頑張れるか。特にPalasekのスピードは鍵になって来るはず。
薄い...ように見える。少なくとも紙の上では。

が、ここで注意しなくちゃいけないのは、そうは言ってもSyracuseだという点。サイズと身体能力に物を言わせて力で圧倒するAmerican strong styleのACCのチームと違い、NY州北部、及びCanadaのラクロススタイルに強く影響された「技」を軸にしたチーム。集まっている選手も間違い無く最高レベルのスキルの持ち主達。

去年試合余り出てないメンバーも、リードした試合で後半の最後に育成モードでちょこっと出てプレーしているのを見た限り、普通にかなり上手い。他校だったら普通にスターターで試合に出てるな、というレベルの選手たちばかりだったように見えた。恐らく格下には負けないし、下手したら上位校とも普通にいい試合をするし、もしかするとトーナメントでもハマってグイグイ勝ち抜いて行くかも知れない。

意外とスター軍団の去年よりも成功しちゃったり、なんてシナリオも全然有り得る気がする。やっぱりSyracuseが強くないとNCAAは盛り上がらない。どの会場に行っても最も人気があるチーム。早期復活に期待。

HC John Deskoのコメント。
  • 去年のスタメンの9人が卒業した。その分秋学期はポジション争いで高いエネルギー値で競争出来ていた。



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