2012年2月5日日曜日

NCAA 2012 Season Preview #8 Maryland

昨年準優勝のMaryland。AT の柱(Grant Catalino, Ryan Young)、MFの核、LSMのBrian Farrell、Close DF 3枚を始め、15人以上の4年生をごっそり卒業で失った。

入学時から優勝を狙えると言われた代だっただけに勿体なかった。一方で、HCがDave Cottle(今年からMLL Chesapeake BayhawksのHC)から元HarvardのJohn Tillmanに替わった一年目で準優勝は上出来とも言える。

今年は完全に代替わりの準備期間の年。にも関わらずプレシーズンで8位に着けている。

新入生は国内1位の評価。

やはり注目は#18 AT (去年までOFMFだが本職ATにコンバート)のJoe Cummings (4年)クリースでの相手の裏を欠く鋭い動きからのフリーの作り方、細かいスペースで鋭く振り抜く正確なシュート。

そして何と言っても、昨年一年生で鮮烈デビューを飾った#31 G Niko Amato (2年)。身長170cmだが、ポジション取り、スティックワーク、クリア力、メンタル(落ち着き、集中力、心のスタミナ)、全てに於いてNCAAでも上位でやれる事を証明した。Philadelphia出身で、95年にMarylandでTournament MVP、元MLL Barrage、US代表で長きに渡って守護神だったBrian Dougherty(通称Doctor/Doc)の愛弟子。経験から紡がれた匠の技を継承している。下級生であるにも関わらず、見ていて非常に老練で考えられてるなーと感じる。現役のゴーリーの選手が見て学ぶ点は非常に多いと感じる

今年からスターターになるメンバー、1-2年生が奮起して爆発すれば、5位以上も有り得る(去年のDukeパターン)。一方で、経験の無さからそこが噛み合なければ15位以下も有り得る(一昨年のHopkinsパターン)。

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