MillonのThe Ultimate Guide to Youth Lacrosseからの抜粋動画。Goalieの基礎編。(リンク)
自分自身がAT出身だからだろうか、何故か卒業して時間が経ってラクロスに触れる中で、異様にGやDFの技術に知的好奇心を感じてしまう。知らなかった事がいろいろ解って相当面白い。「なるほどー!こういうこと考えてやるんだ!」と目から鱗な話が満載。
G/DFの選手からすると「んなこた基本っすよ」って感じかも知れないけど...まあ、仮に基礎だとしても、こうやって元トッププレーヤーのコーチ達の口から彼らの言い回しで、HowやWhyの部分まで含めて聴くのは間違い無く無駄にはならないだろってことで。また、OFの選手からすると、この辺の相手がやろうとしてる意図やメカニズムの部分を理解する事は、相手を攻略する上で間違い無くプラスになる。NCAA/MLLの選手たちのこの手のインストラクションを見て毎回感じるのは、相手ポジションのセオリーや技術をよーく解った上で駆け引きしてるなということ。「DFは教科書としてこうすることを教えられてるので、敢えてその裏を突け」的なコメントをよく聴く。
元MLL Long Island LizardsでMillonとチームメートだった、Mark Millon Campのゴーリーコーチ担当のGeorge Breres(ブリアズ、かな?音的には)。今回のは基本姿勢。
スタンス
- まずは、肩幅のスタンスを取る事。狭過ぎるとボールに対して動けなくなる。所謂"Athletic Position"で、常にどちらの方向にも瞬間的に踏み出せるようにしておく。(動画で見ると実際には多少肩幅より広く構えてる感じだろうか。もちろん骨格的に実際に肩幅が広いというのもあるが、全体的に軽く肩幅を盛る傾向を感じる。)
- そして大事なのは、膝がつま先の真上に来るように意識する事。それにより、膝に程よいたわみが生まれ、柔らかい下半身(bouncy legs:弾けるような下半身、みたいな)を維持出来、いつでも瞬間的に左右どちらにも、前にも動ける。(→テニスやバレーや卓球のレシーブでサーブに備える際の身体を連想させる。)
- Sitting down、つまり、座るようなイメージ。
- ちょっとお尻を落として、つま先、膝、肩を結ぶ線が垂直の一直線上に結ばれるよう意識する。それにより膝が程よく曲げられ動き易くし、臀部が沈み込むことで安定し、上半身が少しだけ前傾されることで拇指球体重が維持出来、一方で背筋をある程度保って胸を張らせることで十分な視野を確保出来る。
- 一度腕を全部伸ばし、そこからスティックを身体に近づけて行き、丁度真ん中まで近づけた位置。この位置にスティックを置く理由は、とにかくリバウンドを防ぐため。リバウンドを出来るだけ防ぐ事がゴーリーにとって肝となる。
- スティックを身体に近づけ過ぎてしまうと、off stick side highのシュートをセーブした際にバツン!とパンチしてしまい、ボールが跳ね返ってしまい、リバウンドでやられるリスクが生じる。
- 腕を曲げておけば、キャッチし易くなり、リバウンドを防げる。
- つねに腕を曲げ、seated position(座ったポジション)を維持する事。
- ゴールの枠のどの位置にも素早く簡単にスティックを持って行けるようにすること。
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