2012年5月18日金曜日

NCAA Tournament 2012 1st Rd Princeton @Virginia

一回戦からそこそこ厳しい相手と当たる事になったVirginia。

Princetonも苦しみながらも、最後にIvy Leagueの数試合を通じて実力を発揮しつつあった。侮れない相手。

結果は、接戦の末6-5でVirginiaが一点差の勝利。(スコアボード

  • Virginiaはいつものパターン。プレッシャーのMan-toとZoneの切り替えでDF。トランジッションで確実に得点。セットでは#6 AT Steele Stanwick (Sr), #10 AT Chris Bocklet (Sr), #34 MF Colin Briggs (Sr)らがゴリゴリ点取る。
  • Princetonも素晴らしかった。
  • 特に、NCAA最高ゴーリーの#6 Tyler Fiorito (Sr)が神セーブ連発。この後MLLでも間違い無く一時代を築くだろう。
  • #22 MF Tom Schreiber (So)が今回もこれまた鬼ダッジ&シュートでVirginiaを苦しめる。非利き手の左でゴツいシュートを叩き込んで来る。解説者の二人が「物凄いシュートを叩き込みました。てか、今のOff handっすよね…」「えーっと…そうっすね…」と呆れていたのも頷ける。
去年も一回戦で延長戦の末Bucknellを破り、首の皮一枚で二回戦進出を果たし、その後勢いに乗って優勝まで突っ走ったVirginia。今年もそのパターンか。

Princetonはこれでシーズン終了。4年間コンビでゴールを守り続けた#9 DF Chad Weidmeierと#6 G Tyler Fioritoの二人はMLLへ。4年前当時HCだった、現Denver HCのBill Tierney氏にリクルートされ、全米No. 1新入生クラスとして鳴り物入りで入学し、90年代以降6回優勝したPrinceton帝国の再来か、とも言われた。が、結局SyracuseやACCの学校には敵わず、4年間で一度もFinal 4にすら出場出来なかった。Tierney氏もDenverに行ってしまった。彼らがいなくなる事で一気に名門のDFも厳しくなる。今後Princetonがラクロス界のトップとして復活する事は無いだろう。一つの時代の終わりを感じる。

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