2012年4月25日水曜日

NCAA 2012 Game Review vol.24 Virginia vs North Carolina


うおおおおお!!!!UNCがVirginiaに勝利!!!2004年以来。レギュラーシーズンでの15-10での完敗を引っくり返しての雪辱!ACC Tournament準決勝第二試合。これでUNC対Dukeの決勝に。

良くやった!UNC。感動した。鳥肌立って泣きそうになった。11-9。堂々の勝利。ホームコートVirginia州CharlottesvilleのKlockner StadiumのVirginiaファンを沈黙させた。

凄かったのは、
  • UNCのAT 3枚。#1 Marcus Holman (Captain, Jr), #4 Jimmy Bitter (Fr), #11 Joey Sankey (Fr)の3人、そしてまたしても一年生Canadian, U-19 Canada代表#12 MF Chad Tutton (Fr)。この辺のオフェンス陣が活躍。Sankeyはまたハイライトリールもののダイブショットを決めてくれた。とにかくAT陣が速い。確実に3人が3人ともトップクラスのDFをBeat出来る(一対一で抜ける)のが強い。
  • 出た。鬼のAT 6枚使い。上記3人に加え、OF MFとして#5 Emala (元Georgetown 得点王AT)、#16 McBride (元Princeton得点王AT)の転校生AT 2枚、更に#2 Thomas Woodか#41 Pat Fosterという、ナチュラル(本来は)AT 3枚を出すという技を頻繁に使い、Shorty DF相手にやらしくぶち抜くという技を使いまくり。更に時々膝の怪我から復帰しつつある#42 Nicky Galasso (So)も使うという。NCAAトップクラスのATを8枚抱えると言うUNCならではの攻め。(一方でTurn Overして誰かがDFに戻らざるを得なくなった時のヒヤヒヤ感と言ったら無い...)
  • UNCのDFが大幅に前回の反省を生かして修正して来た。一言で言えば「傾向と対策」勝ち。徹底して相手の利き手切り。特にVirginia MFの#24 MF Emery(右)、#34 MF Briggs(右)、#3 MF Tucker(右)のOF MF 3枚の利き手を切りきった事により、EMO以外でのSet OFで抜かれての失点が一気に減った。加えて、ZoneとMan-toを頻繁に使い分け。
  • UNC Gの#3 Rastivo (Jr)がまたしても気合いで止めまくった。脚も体も頭も使って止める。最後はもう涙出て来た。
  • あと、このチームが勝つ時に必ず出て来る勝利の方程式、FOGO #25 TG Keenan (So)がきちんと仕事をして大事な場面でポゼッションを渡さなかった。
  • あと、一つのチームをずっと追い続けていると非常に良く解って来るが、必ずしも一番点を取ってる訳ではないため、スコアシートやハイライトで頻繁に登場していないが、実はチームの影の大黒柱/原動力として土台を支えているのは、Shorty DFの#33 Creighton (So)。気合いで守る。GB犬寄りして拾いきる。爆風の中を駆け抜けてクリアしきる。更にクリースにカットして点も取る。縦横無尽。獅子奮迅。HC Joe Breschiをして「彼こそがMVPであり、ウォリアー(戦士)だ。」と言わしめる。カッコイイぜ。DF MF/Utility MF。
  • いや、ホント素晴らしい。こんなに1-2年生中心で、3-4年生の多いVirginiaに勝った...このまま明後日のDuke戦も雪辱してACC優勝しちゃって欲しい。が、まあ、現時点での力は明らかにDukeが上だな...まあ、NCAA Tournamentに向けて確実に進化出来ているのは素晴らしい事。
  • 一方のVirginiaに関していくつか。まず、Steele Stanwickは、先週のMaryland戦敗戦の際の精彩の無さからすると、相当復活した印象。いつも通りOFをクリエイトしまくり。ただ、OF全体を通して、シュートが枠に行かな過ぎた。あと、MFの1stの3人が上記の通り右を切られた時に攻撃力が8割減。加えて、ATから抜けない。GのFortunatoは前半素晴らしいセーブを見せたが、全体的にTurn Overが多過ぎなのと、そこから生まれたFast Break DFが明らかに弱い。Duke戦での敗戦でも課題になったが、Broken Situationでのチェックアップやカバーがイマイチな印象を受ける。ちょっとネジを締め直さないとまずい。とは言え、まあ、2点差だし、気持ちを締め直せば、次はUNCには勝てる気がする。まあ、去年もこの時期ぎくしゃくして、Tournamentを通じて優勝チームへと変貌して行ったので、ファンとしてはそんなに焦らなくてもオッケーという感じじゃないだろうか。ここからグイッと立て直して5月の末に優勝しても全くおかしくないチームである事には変わりない。
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