2011年5月18日水曜日

NCAA 2011 vol.38 Tournament 1st Rd Hartford @Cornell

言うまでもなく手堅くCornell。12-5。出だしに3-1でリードされ、一瞬およっと思わせたが、やはり力の差が如実に出た。
  • Tewaaraton(MVP)最有力候補#3 AT Rob Pannell (Jr.)が相変わらず神。自由自在。Come-aroundからの振り返り際のjump-shotはまるでクラシックバレエかフィギアスケートのように滑らか。全くつなぎ目無くそのままの流れでスッと強力なシュートを打っている。また、Throw-back気味にバックステップしながら、DF 2-3枚引きつけてのフィードもDFやGからすると恐ろし過ぎる。ATの選手は穴があく程繰り返し見て動きをコピりたい。
  • あとは#7 AT David Lau (Sr.)と#6 AT Steve Mock (So.)のPannellコピー2人が更に成長を...彼ら二人他のチーム行ったら普通にエースAT張れるレベルになってきている...こんなの3枚いたら相当厄介。AT陣は3人合わせてのセットとしてこのレベルの完成度を目指したい。まじこの日のLauとか有り得ねえぐらい上手い。
  • あと、Cornellは全体的に、チームとして努力/工夫して底上げ出来る部分が本当によくやれている。特に印象的なのが、全ての局面での切り替えの早さ。笛が鳴った瞬間、セーブされた/した瞬間、フィールド全体から「バチッ!!」と音が聞こえるかのような鋭く、早い切り替えを見せ続けている。あとはグラウンドボールの寄りと気合い。その辺が、試合の前半はお互い気持ちが入ってるのでさほど感じないが、結局試合の後半から終盤に掛けて、じわりじわりと相手との明確な差として出て来ている。改めて、本当に大事なんだなと。
相っ変わらずPannellとLauのフィード力が異様に高えな、と思い、よーく見てみて感じたのは、
  • 常に両手。ダッジで一瞬片手になってもすぐに両手。常に投げられる状態を維持
  • 頭の横や肩の横のレディーポジションに常にスティックを維持。いつでもすぐに投げられる
  • 常に半身で片方の肩を入れてターゲットに向けている状態を維持。あまり正対していない。要は、すぐ抜けるし、スティックを身体で守りながらフィールド全体を見渡せ、且つすぐに投げられるスタンスと体勢
  • 常にhead-upして、視野を確保。決して相手だけを見ていない。下を見てる時間がほとんど無い。視野の隅で3-4割のCPUを使って相手Dを見て、残り6-7割はフィールドを見ることに使ってる、みたいな。
  • あと、常に脚を動かしている。細かくちょこまかと。メリハリ付けて。ぐっと抜くプレッシャー掛けて、引く。ジグザグにプレッシャーを掛けながらパスを狙っている
  • シュートに行ける時はシュートまで必ず行く。結果、DFがある程度プレッシャーをあきらめて引いて守らざるを得ないし、スライドはやめに飛ばさざるを得なくなっている
  • で、振り向きざまのシュートは激しく危険。要2万本の反復練習。
  • また、かなり頻繁にパスフェイクを入れている。別に動き自体は大きくないが、頭、肩、スティックを使って、スッと入れるので、おそらく対面のDFだけじゃなく、オフボールを守ってるDFも引っかかってオフボールマンが裏を取る動きがやり易くなっている。
  • とか、この辺全てを考えて意識的にやってるな、この人たち…

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